• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

春野ユリ  - ,,,  09:00 AM

栄養価的にはオーガニックと非オーガニックは大差ない

栄養価的にはオーガニックと非オーガニックは大差ない

160416organic_notenou.jpg


オーガニックのミルクやビーフの消費者にまずは朗報です。オーガニック製品にはそうでないものに比べると、良質のオメガ3脂肪酸(悪玉コレステロールを分解し、血液を浄化する)が多く含まれているかもしれません。次にあまり嬉しくないお知らせです。オーガニック製品はいまだに値段が高い割に、栄養価的には食生活に大した影響を与えないようなのです。


オーガニックのミルクやビーフは、魚やナッツに豊富に含まれているオメガ3のような健康に良い化合物の含有量が多いことから、オーガニックでないものより優れているかのように言われています。オメガ3は多価不飽和脂肪酸の1つで、人間が体内で合成できないため貴重なものです。記憶力や脳の働きを良くし、血管の機能を向上させ、炎症を鎮静化させる効果があります。健康な成人に推奨される1日の摂取量は300~1000ミリグラムです。

もちろん、オーガニックが本当に優れているかどうかは諸説あるので、なかなか断言はできません。しかし乳製品に関する196本の論文と、オーガニックと非オーガニックの肉に関する67本の論文という、膨大な数の論文を詳しく精査した結果報告が、『British Journal of Nutrition』誌に発表されて(こちらこちらの2カ所)、謎が解明されました。それによれば、オーガニックの肉と乳製品は非オーガニックの当該製品と比較すると、オメガ3の含有量はそれぞれ平均47%と56%上回っているとのことです。

しかしこれは幻想でしかないことに気づかなければなりません。非オーガニックの牛肉に含まれるオメガ3の量はもともとかなり少ないので、それが50%ぐらい増えたからといって大したことはありません。この点を指摘するにあたり、『Washington Post』紙は、普通の牛肉に含まれるオメガ3のレベルを牛肉100グラム中43ミリグラムとして、それを43%上回るオーガニックビーフには63ミリグラム含まれることになるとしています。これは、魚で比べた場合、ティラピアのオメガ3含有量が134ミリグラムなのに対してキングサーモンは1270ミリグラム含有しているという事実と比較すると、数値の差としてはかなり見劣りがします。オメガ3の含有量をコストの点から考えてみると、オーガニックビーフは極めて高くつくことになります。さらに、イギリス、レディング大学のIan Givens教授は『Science Media Centre』で次のように述べています

オーガニックミルクのn-3系脂肪酸含有量は普通のミルクに比べて56%多いことがずいぶんと強調されていますが、それは乳脂肪に含有されている量が多いのであって、その乳脂肪がたった4%しか含まれていない全乳のことを言っているわけではありません。

さらに、その効果は食生活全般にわたって査定される必要があります。普通の牛乳をオーガニックミルクに変えると1日の平均的なn-3系脂肪酸の消費量は33ミリグラム増加しますが、食生活全体でみるとたった1.5%しか増加していません。これほど小さな差では、栄養価的にも健康促進の観点からもほとんど影響があるとは言えないでしょう。

さらに、『European Journal of Nutrition』誌に発表された研究が指摘するところによれば、オーガニック乳製品のヨード(ヨウ素)含有量は普通の乳製品より74%も低いことがわかりました。これは、多くの人が普通の牛乳や乳製品から摂取するヨードのざっと30~60%にあたるため、見逃せない問題です。オーガニックミルクを飲むということは成人が1日に必要とするヨード量より14%少なくなるのです。Givens教授はさらに次のことを付け加えています。

これは大変詳しく貴重な研究ですが、オーガニックと普通の製品の差は、それだけを取り出して注目するのではなくて、人間の食生活全体の一部として価値を計るべきです。その観点から見ると、研究でわかったほとんどの差は、大変小さいものです。

当たり前のことですが、人がオーガニック製品を買う理由はさまざまです(健康のためだけでなく、味や風味が気に入っているとか、環境的理由から、あるいは動物愛護の精神からかもしれません)。オメガ3含有量が多いことが、オーガニックを買う理由ではない人もいるでしょう。しかし、栄養価の違いは、オーガニックか否かでなく何を食べるかによって生じるということは覚えておきましょう。だから、これは栄養価的にすごく良いに違いないという期待だけで、必死で高価なオーガニックビーフやオーガニックミルクを買いに走ることはやめましょう。(オメガ3は別のものからも摂取できますよ)。なにごともなるべくシンプルにしましょう。


Expert reaction to differences between organic and conventional milk and meat | Science Media Centre (via Science Alert)

Stephanie Lee(原文/訳:春野ユリ)
Image by Tim Green aka atoach.

  • ,,,, - By

    友清哲

    LIKE

    今度のFIREは「炭になる」直前まで豆を焼いているらしい。コーヒーは「焙煎」でどう変わるのか、詳しく聞いてみた

    Sponsored

    今度のFIREは「炭になる」直前まで豆を焼いているらしい。コーヒーは「焙煎」でどう変わるのか、詳しく聞いてみた

    今度のFIREは「炭になる」直前まで豆を焼いているらしい。コーヒーは「焙煎」でどう変わるのか、詳しく聞いてみた

    商品名を明かさずに100万本を無料配布するという、あまりにも大胆なキャンペーンが話題を集めた新しい「KIRIN FIRE」。 キャンペーン期間中、 中身を知らずに飲んだ人々の感想が、「#ジャッジしてみた」というハッシュタグとともにネット上に拡散していたことを、覚えている人も多いのではないでしょうか。 9月14日より、全国7都市で「100万本シークレットサンプリング」が行われました。 培ってきたブ  11:00 AM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.