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小松ゆり子

 - ,,,  07:00 PM

知っておいてほしい「精油」のリスク ~アロマセラピーの基礎知識

知っておいてほしい「精油」のリスク ~アロマセラピーの基礎知識

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女性だけでなくいまや男性にも人気のアロマセラピー。その一方、精油の正しい扱い方を知らないまま手にとり、少し危なっかしい使い方をしている人が増えているのもまた事実。

ここ最近よく聞くのが「食べてもいい精油で安全なので飲んでいます!」「この精油は品質がいいから原液でつけても大丈夫なんです」などの声。中には「エネルギーがほかとは段違いに良い精油なので、直接皮膚につけても大丈夫と言われました」なんていうものも。

これには「ちょーっと待ったー!!」と、大声でストップをかけなくてはなりません。

アロマセラピーが流行っていて、気軽に手にとれるようになった...。そうして自然療法やセルフケアに目が向くのは本当に素晴らしいことですが、そのリスクを知らない人が多すぎます。ストレスケアの最強ツールと言っても良いアロマセラピー。せっかくならば安全に使ってほしいのです!

アロマセラピー初心者の方は、基礎知識についてお伝えした前回の記事と合わせてお読みくださいね。


「天然=安全」ではない! 精油のリスクを知っておく


「アロマセラピー=芳香療法」を実践する時に使われるのは、合成香料ではなく植物から抽出された100%ピュアな「精油」です。では、「天然の精油なら絶対安全!」なのでしょうか?

実は「天然や自然=安全」ではありません。植物の種類もいろいろ。市場に出回ることはありませんが、中には人を殺せるような植物も存在するのです。もちろん私たちが入手できる精油は、正しく使用すればたいていの場合安全なものですが、それでもいくつかの注意が必要です。

精油は植物由来の物質ではありますが、たとえるならばカルピスの原液のように、超高濃度の状態のもの。そのまま使用すると皮膚や粘膜を刺激してしまうことがあります。フランスでは医師の管理の元で、高濃度な精油さまざま々な形で処方されることもありますが、イギリスや日本での民間療法としてのアロマセラピーにおいては、皮膚につける際は植物油などで希釈する(薄める)ことが推奨されており、飲用は避けるべきと考えられています。

「アロマトロジー」など、精油を意図的に原液や高濃度で使用する分野もありますが、それは薬のように「期間限定」での使用を前提としています。一般の人が日々の健康習慣的に高濃度で摂取することを推奨しているわけではありません。

最近では精油を水に垂らして飲用する方もいるようですが、精油は水に溶けませんので、飲用すると直接粘膜に触れてしまいます。また、原液を皮膚につける使用法による肌荒れやアレルギーなどのトラブル報告も増えています。精油の使い方に関しては自己責任といえども、注意が必要なのです。

原液使用を体験した方の中には「これはすごい!」と精油の効果を実体験した方も少なくないかもしれません。薬の元祖とも言える植物の薬理作用と、精油の濃度を考えればそれは当然ありうる話。ただし、効果を体感したことと「継続使用して安全」というイコールは成り立ちません。

高濃度あるいは原液での連続使用は、身体の代謝機能に負担をかけたり、つもりつもって感作(アレルギー)の原因となることもあるのです。

健康のためのビタミン類でも脂溶性成分のものは過剰摂取を避ける必要がありますし、お酒を取りすぎたら肝臓に負担がかかるのはよく知られていることです。精油もまた、高濃度で長期間使用することは、肝臓や腎臓の代謝に負担をかけることになります。臓器の代謝能力は個人ごとに差がありますし、残念ながらプロフェッショナルのアロマセラピストの中にも、精油を日々仕事で使用していく中でアレルギーを発症してしまった人は少なくありません。花粉症同様に、知らず知らずに蓄積されたものが身体にジワジワと負担をかけてしまうのです。


「飲める」「直接皮膚につけられる」精油のカラクリ


しかし、最近よく聞くのが「飲める」「皮膚に直接つけられる」という謳い文句の精油。ここには実にシンプルなカラクリがあります。

基本的に精油は現在の日本では「雑貨」として取り扱われています。ここで時間とお金を一手間かけて「食品添加物」の認可をとれば「飲める」と謳えますし、別の一手間で「化粧品」の認可をとれば「皮膚に直接つけられる」と記載できてしまうわけです。

しかし、法律的にはOKな化粧品でもアレルギーを起こすことはありますし、一般的な食品でも過剰に摂取することで体調に異変を起こすことはありますよね。何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。「品質が良いから、食べられるから...だから絶対安全!」というイコールは成り立ちません。ましてやエネルギーが良いから、というのも安全を保障する理由にはなりえないのです。

いくら天然のものでも、品質も良いマスタードや唐辛子を顔に塗りたくったり、一気飲みする人はいません。精油も同様に、安全にアロマセラピーの効果を享受するには、その人にとって適切な量を適切な形で使用する必要があります。

「精油を飲むこと、皮膚に塗ること」を推奨するブランドには、いわゆるネットワーク販売の手法を取っているところもあります。そのように使用することを推奨すれば、消費量は増えます。企業としてはその方が売り上げになる...という側面も頭に入れておいた方が良いでしょう。

どんな認可をとろうと、品質が良かろうと、精油は精油。同じ植物から採られた、さまざまな薬理効果がある高濃度のエッセンスです。

伝統的な使用方法や効果はあれども、科学的な検証はまだまだエビデンスを積み上げている段階。天然の物質であるがゆえに、産地やロット、蒸留する温度によっても成分に変動がありますし、ブレンドによる組み合わせや使用する人の体質などによって反応も変わりますから「これが絶対」という結論を導き出すことは不可能です。

精油自体は本当にありがたい植物からの恵み。大事なのは、精油を使う側の情報識別能力です。精油のリスクも含めた基礎知識を頭に入れ、安全な方法で使用していくようにしましょう。


安心! 簡単! アロマセラピーの実践方法


ちょっと怖がらせるようなことを書いてしまいましたが、安全に行うアロマセラピーは、私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしいものです。自分が心地よいと感じる良い香りは、確かにストレスをケアし、心身のバランスをとって、健康へと導いてくれます。

もし、アロマセラピーを実践してみたいけれど知識に自信がない...という場合。アロマセラピーの醍醐味である「嗅覚から脳への刺激」というシンプルな取り入れ方から初めてみるのが良いでしょう。精油の使用がハードルが高いようなら、はじめの一歩としてすでにブレンド&希釈された状態の商品を使ってみるところから始めてはいかがでしょうか。大事なのは、ご自身が「好き!」と感じる香りを選ぶこと。また、1つの香りを「お守り」のように使い続けるのではなく、いくつかのお気に入りをローテーションして使うのがおすすめです。

使いやすさ抜群でオススメなのは、スプレー状にアルコールや水分に精油が希釈された「アロマミスト」。デスクワークの際に卓上に置いておき、気分を切り替えたい時にシュッと空中に一吹き。その香りを楽しむことで香りが本能に働きかけ、瞬時にリフレッシュします。精油には植物が自分の身を守るために生み出した抗菌作用や抗ウィルスがありますので、周囲を香りで満たしておくことは、風邪やインフルエンザの予防にも役立ちます。


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「デジタルデトックス アロマ」のアロマミストは、頭脳明晰作用があると言われるローズマリーと、心身に活力をあたえてくれるみずみずしいバジルの香り。香りでホッと一息ついた後に仕事がはかどるような、シャキッと背筋がのびるようなブレンドです。デスクワークだけでなく海外出張のお供にも最適で、旅先のホテルの匂いが気になる時には、ルームスプレーとしても大活躍。日中眠い時に香りを嗅ぐようにしていたら、時差ボケが軽減したという体験談も!ぜひトランクの中に忍ばせてみてください。



小松ゆり子/パーソナル・セラピスト

komatsu_profile2014.jpg音楽、カルチャー、リラクゼーションを融合する「relacle」「CHILL SPACE」スーパーバイジング・ディレクター。南青山のプライベート・アトリエ「corpo e alma」を中心にセラピー・セッションやセミナー活動を行う。東洋的な押圧とロングストロークやストレッチングを多用し、植物や鉱物の力をフュージョンさせたオリジナルメソッド「VITAL touch therapy」を提唱し、密度の濃い「パーソナル」なスタンスでオーダーメイドの施術を行っている。約12万人以上を動員する音楽フェスティバルSUMMER SONICで10年連続セラピーブースを展開するほか、新宿のシェアオフィス「HAPON」でのオフィスリラクゼーション、アパレルブランド「かぐれ」でのセラピーや講座など他業種とのコラボレーションも多数。現代人が都会でバランスを保ちながら生き抜く知恵やプリミティブな五感を取り戻す方法をさまざまな角度からナビゲートする。


Photo by PIXTA.

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    友清哲

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