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和田美樹和田美樹  - ,,,,  11:00 PM

お金のことだけではない、本当のパーソナルファイナンスとは

お金のことだけではない、本当のパーソナルファイナンスとは

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パーソナルファイナンス(個人資産管理)といえば、表面的には、主にお金の話に聞こえます。資産を築き、投資を最大活用し、といったことを指すからです。確かにそういうことではあるのですが、より大局的で重要な観点に立つと、実はお金にはまったく関係がなく、むしろ、自分の価値観や大事なことを最適化するための手段だと言えるのです。


お金に操られないよう、お金の操り方を学ぶ


私の父がよくこう言っていました。「お金が問題なのではない。お金がないのが問題なのだ」。私もその通りだと思います。お金で幸せを買うことはできませんが、お金が足りないのもつらいことです。その度合いは、状況によっていろいろあります。

私は、少なくとも数年間にわたって、生活のやりくりに苦労していた両親を見て育ちました。両親は、もっと良い学校のある、良い地域に移り住みたいと願っていたものの、無理だったようです。もちろん、もっと苦労していた家庭もありました。『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』では、著者で研究者のSendhil Mullainathan氏とEldar Shafir氏が、多くの研究報告を示しながら、金銭の欠乏は、人の判断能力や、健全さだけでなく、礼儀正しさにまで影響を及ぼすと説いています。こんなふうに書いています。

欠乏がもたらすのは、物理的な制約だけではありません。ある種の心的傾向をももたらすのです。欠乏に注意がとらわれると、考え方が変わってしまいます。それが常に意識の最上位にあるので、何に気づき、何を基準に選択し、どのように検討し、何を決断し、いかに行動するかに影響を及ぼすのです。

好むと好まざるとにかかわらず、お金の力は偉大で、私たちの大半はそれに支配されています。そこで力を発揮するのが、パーソナルファイナンスです。パーソナルファイナンスとは、自分に有利なようにお金を管理する方法を学ぶことです。皮肉ですが、パーソナルファイナンスのゴールは、お金のことを心配しなくて済むような状態にたどり着くことです。


お金そのものがゴールではない


パーソナルファイナンスは、お金を追い求めることだと考えられがちです。確かに、お金があるに越したことはありませんが、あなたの最終ゴールがお金だとしたら、それは間違っています。実はこの私も、長いあいだ、その間違いを犯していました。

卒業後に旅行がしたいと思っていた私は、ヨーロッパに行くために負債から抜け出すことを目指しました。この明確で具体的な目標が、学費ローンを完済するモチベーションとなったのです。しかし旅行後は、以前よりお金が稼げるようになったにもかかわらず、次のお金の目標をもっていませんでした。あてもなくさまよったと言えます。単にお金を貯めることだけが目標となったのです。なにせ紙切れをため込むだけですから、あいまいでつまらないゴールです。目的がなかったら、お金を貯めても意味がありません。あまりにも無意味だったので、私の場合、やがて貯金する額が減り、無分別にお金を使うようになってしまいました。別にそれはそれでよかったのですが、もう少し深く考えていれば、自分にとって本当に大切なもののために貯金することができたと思います。

私が、お金は努力目標ではなく、道具にすぎないということに気づいたのは、しばらくあとのことです。パーソナルファイナンスは、道具をため込むためのものではありません。その道具を使って、自分の思うような人生を生きるためのものです。お金に関する情報サイト「Consumerism Commentary」のLuke Landes氏はこう言っています。

お金には、それを使ってできることや買えるものの価値しかありません。ですから、将来のために1000万ドル貯めたいと言う人の話を聞くと、空虚な目標だと思います。そのようなゴールは、あなたの個人情報に関連付けられたデータベースの特定サーバに、残高情報をもつことにすぎません。それがなかなか難しいものだということは認めます。でも、その先に目を向けてみてください。あなたはそのお金で何がしたいのですか? お金そのものではなく、あなたの目標を、貯金の理由にしましょう。

この最後の一文が、多くの人の考えるパーソナルファイナンスの意味と、本当のパーソナルファイナンスのギャップを要約しています。また、ライターのColin Wright 氏が「Big Picturing」で言っていることも好きです。

お金は絶対に悪いものではありませんし、より多くのお金を求めることも絶対に悪いことではありません。そうすることであなたが本来の自分に近づけて、自分が生き生きとするのなら、なにも問題はありません。また、雨露をしのぎ、食べるに足りるお金をもつことも大切です。お金が欲しいという願望が時間の無駄だと言うつもりもありません。それが、社会で生きていくための基本的な機能を維持するためならば、なおのことです。

ただし、なんのためにお金を求めているのかだけは、明確にしてください。全体像を見るようにして、それを目標の指針として役立てましょう。

要は、お金そのものを焦点にしてはいけないということです。紙切れを稼ぐために身を粉にして大嫌いな仕事をし、ようやく退職してからついにリラックスするというのではなく、あなたが人生で求めているモノをもっと手にするためにお金を使うのです。そうすると、もしかして大嫌いな仕事を辞められるだけの資金が貯まり、本当に楽しめることが始められるかもしれません。


数学よりも心の問題


もちろん、パーソナルファイナンスには、お決まりのお金の基本的原則というものがあります。たとえばこんなルールです。

  • 稼いだ金額以上に使わない
  • 負債を完済する
  • 資産を増やすために投資する

これらは大切ではありますが、パーソナルファイナンスの核心ではありません。パーソナルファイナンスの大部分は、なにぶんにもパーソナル、つまり私的問題です。ということは、時にはこれらの原則を破り、あなた個人の都合に合ったことをするというのもありなのです。パーソナルファイナンスは、数学や原則よりもむしろ、生活態度――すなわち、習慣、考え方、行動に関係することです。

私の意見では、原則よりも、態度により重点的に取り組むべきだと思うのです。負債を完済する方法の本を1日かけて読んだところで、正しい考え方ができていなければ、おそらく実行できないでしょう。負債を完済するには、「スタッキング方式(高額の負債から順番に返していく方法)」のほうが数学的には正しくても、「スノーボール方式(少額の負債から順番に返していく方法)」がもっとも効果的なのは、まさにそのためなのです。

人は「お金には無頓着だから」と、金銭管理をなおざりにしがちです。でも皮肉ながら、それならなおのこと、管理に気を配るべきなのです。お金のことを考えるのがいやなら、そうしなくて済むように、適切に管理するためのシステムを設定するのが一番の方法です。確かに、パーソナルファイナンスはお金の話です。でも実は、旅行、好みのライフスタイル、余裕のある生活など、人生を楽しむためにお金を管理していく方法を学ぶことなのです。


Kristin Wong(原文/訳:和田美樹)
Photo by PIXTA.

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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