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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,  09:00 PM

飛騨のクマはまた踊ってくれるか?飛騨発デジタルファブリケーションの可能性

飛騨のクマはまた踊ってくれるか?飛騨発デジタルファブリケーションの可能性

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2万5000人が登録するクリエイターポートフォリオサイト「loftwork.com」を核として、さまざまなクリエイティブサービスを提供する株式会社ロフトワーク。その創業者である林千晶さんは、2015年5月、岐阜県飛騨市との第三セクターとして「株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称・ヒダクマ)」なる会社を始動させました。

ヒダクマは、飛騨市、林業のトータルマネジメント会社である株式会社トビムシ、そしてロフトワークの行政と民間2社による第三セクター。現在、4つの事業を柱に「世界のクリエイティビティと飛騨のものづくり技術の融合で新しい形の林業」を目指しています。

国内有数のクリエイターエージェンシーと、デジタルなモノづくりの場を手がけてきた林さんが、なぜ林業に参入したのか。東京・渋谷の「FabCafe MTRL」でお話をうかがいました。

ウェブメディア「Mugendai(無限大)」の記事より抜粋してご紹介します。

林千晶(はやし・ちあき)
株式会社飛騨の森でクマは踊る 代表取締役社長
花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間530件を超える。書籍『シェアをデザインする』『Webプロジェクトマネジメント標準』『グローバル・プロジェクトマネジメント』などを執筆。2万人のクリエイターが登録するオンラインコミュニティ「ロフトワークドットコム」、グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、クリエイティブな学びを加速するプラットフォーム「OpenCU」を運営。 MITメディアラボ 所長補佐(2012年〜)、グッドデザイン審査委員(2013年〜)、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員(2014年〜)も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称ヒダクマ)」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任(2015年4月〜)。


熊が喜んで踊り出すくらい豊かな森を取り戻したい


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飛騨にはトビムシの竹本吉輝さんに誘われて、一度試しにと訪れたのが最初だったという林さん。電車でも車でも片道4時間はかかる場所で、正直気乗りがしなかったそうですが、いざ行ってみれば組木(くみき)をはじめとした伝統的な木工技術の可能性や、飛騨独自の魅力を発見できたそうです。

ところで、まず気になるのが「飛騨の森でクマは踊る」という社名のユニークさ。一体どんな思いが込められているのでしょうか?

:ヒダクマの事業を通じて森林を活用することで、飛騨の森、ひいては日本の森林を健やかにしたい。生態系のバランスを取り戻すと同時に、地域の人の暮らしもよりよいものにしていきたい。そうして「熊が喜んで踊り出すくらい豊かな森」になれば、ということからこの社名を付けました。

飛騨市では、ツキノワグマが人里に降りてきて問題になっています。適度に木を間引きしないと自然光が入らないため木の実が育たず、治水力も落ちてしまいます。森が荒れ、動物たちの餌が減ったことがこの問題の原因です。戦後の日本は経済性を重視しすぎて、森を「木材」という視点でしか捉えずに二次的な被害を生んできたと林さんは語ります。

:森は「木材」じゃなく、森は「森」なんです。生物多様性の宝庫で、人は森に行けば空気の気持ちよさを感じられ、食材の宝庫でもあります。ヒダクマの活動を通して、木を切ってもらってもいいし、ツリーハウスを作ってくれてもいい。森本来の楽しみ方を取り戻したいというのが、この活動の原点にあります。


デジタルファブリケーションと伝統木工技術のコラボレーションは何を生み出すのか?


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林さんが林業に参入したのは、「地域の価値をリデザインする」という視点を持っているから。ロフトワークでは、新潟県越後妻有の「大地の芸術祭」や「瀬戸内国際芸術祭2010」とコラボレーションした「Roooots 名産品リデザインプロジェクト」で大きな成果を得られたと言います。

ヒダクマの場合は、古民家をリノベーションしたデジタルものづくりカフェ「FabCafe事業」などでこれを実現しようとしています。

FabCafeはレーザーカッターやカッティングマシン、3DプリンターやUVプリンターなどを使って、誰でもひらめきをすぐ形にできるのが特徴のカフェ。東京・台北など世界5都市に展開しており、岐阜県飛騨市には「FabCafe HIDA」もプレオープン済みで(正式オープンは2016年4月)、2015年には「ヒダクマ秋祭り2015」のようなイベントも開催されています。そうした取り組みの中で林さんは、新しいイノベーションが芽吹く気配を感じたと言います。

:FabCafeを中心に面白い仕組みが生まれてきています。たとえば、伝統的な木造建築をつくってきた大工さんの肌感覚と、東京藝大出身の建築家のような異物同士が混ざり合うわけです。その2人の会話がすでに面白い。

ちなみに、私は「気持ちのいい多様性は、多様性にあらず」と思っています。なんでも合うなんてあり得ない。自分のルールと違うものに出会ったら、どこか違和感や気持ち悪さを覚えるはず。そのときに受け入れたふりをして自分のテリトリーから外すのは多様性を受け入れたことにはならない。

「最初、違和感があったけれど、よく知るとまんざら悪くないな」という発見がいいもので、そこから小さなイノベーションが生まれるのではないでしょうか。そんな素敵な違和感を、職人や建築家、デザイナーの間にどんどん生み出し、新しい感覚を丁寧に育てて、ビジネスにまで拡げていくのが私たちの役割です。

これから新しいアイデアが生まれてくるとすれば、地域の価値をリデザインしていく中でなのかもしれません。

ところで、林業とデジタルファブリケーションを融合させたヒダクマ。こうした産業とデジタルファブリケーションの融合は社会にどのような影響を与えるのでしょうか? 以下のリンク先で林さんは、2つの変化が訪れる可能性について語っています。それによって私たちの生活はより豊になるのでしょうか? ぜひ詳細をご覧ください。


ヒダクマ林千晶さん―生活者視点から見えてくる、デジタルファブリケーションの可能性 | Mugendai(無限大)


(ライフハッカー[日本版]編集部)

  • ,, - By ライフハッカー編集部LIKE

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