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春野ユリ春野ユリ  - ,,,,,  08:00 PM

ポジティブ思考が害になる理由とその対処法

ポジティブ思考が害になる理由とその対処法

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Pick The Brain:『マーフィーの法則』を聞いたことはありますか? 簡単に言うと「物事がうまく行かないのではないかと考えるとうまくいかなくなる」という法則です。

こんな法則は悲観的でネガティブだ、幸福に生きるためには、ポジティブになってポジティブに考えるべきだと主張する人もいるかもしれません。要は、ポジティブ思考には多くの利点があることが証明されている、と主張する人たちがいるのです。

しかし、ここでちょっとお知らせしたいことがあります。人は、時にポジティブ思考をやめて、マーフィーの法則を取り入れる必要があるようです。気をつけていないと、自分を向上させる過程でポジティブ思考を使った場合、最悪な結末を招く可能性があるのです。まあ、結論を急ぐ前に、私に説明させてください。


ところで、私が初めてマーフィーの法則のことを聞いたのは、世界最高の講演をする1人に数えられるジム・ローン(Jim Rohn)からでした。そして彼はポジティブ思考をそれほど好んでいないことがわかりました。

彼はポジティブ思考を「庭に行って『雑草なんか全然ない!』と言うようなものだ」と言っていました。実際には雑草はありますし、常に雑草は生えてきますから、それに対処しなければなりません。

そして、ジム・ローンは、やはり講演家であるトニー・ロビンズ(Tony Robbins)のメンターでした。トニーはポジティブ思考はゴミのように価値がないものだとはっきり言っていました。

正直言って、この2人は正しいと思います。ポジティブ思考は悪い結果を招くこともありますし、とても危険なものになる可能性さえあります。

さて、ここで私の個人的意見やジム・ローンやトニー・ロビンズの言葉から一旦離れて、ポジティブ思考がどのように害を及ぼす可能性があるか、現実を見ながら確認してみましょう。

それは、後述する「3つのこと」だけでなく、むしろポジティブ思考の裏にあるメンタリティと、そのせいでなぜ幸福やポジティブになるどころか、ひどく悲惨なことになり得るかということについてです。

さあ、それでは見ていきましょう。


ポジティブ思考が害になり得る3つの理由


1. 痛みは最強の原動力になり得る

時にはネガティブなことにも向き合う必要があります。頭にきて自分を変えようと思うには痛みを感じる必要があります。

できる限り良いシナリオを仕立て結果をポジティブに考えるのでなく、最悪のシナリオを考えてその結果を本気で思うべきです。そうすれば、不安になり、本気で何とかしようとするはずです。

失業中だという事実があれば、それをポジティブに考えるだけではいけません。それでは心の痛みから逃げてしまうことになります。置かれた状況を変えるために行動を起こすには、その痛みを感じることが必要なのです。

目をそむけたい真実に向き合うことが鍵になります。なぜならば、恐れ(痛み)は何よりも強力なモチベーションを生むからです。

強盗があなたの家に押し入ろうとしているとき、警察が対処するはずだとポジティブに考えて何もしないでおくでしょうか? そうだとしたら賢明ではありません。自分で自宅を防御して悪い事態に備えたほうが良いに決まっています。


2. どうしてもポジティブに考えられないときもある

無一文になったという事実や、今は幸福でないという事実でさえポジティブに考えることは可能ですが、ポジティブ思考にも限界があります。

人生の難題に直面するとき、別の言葉で言うなら痛みが大きすぎてポジティブな面を見ることさえできないときは、無理にポジティブに考えようとしてもうまくいきません。それどころか、後述するような反動が来てしまいます。なぜでしょうか。

それは、心を偽ろうとしているようなものだからです。心は、あらゆる悲惨な失敗を消して、そこにポジティブな面があると信じようとするかもしれません。でも、それは無理な話なのです。

「人生の難題」とは、たとえば「愛する人の死」のような悲劇を意味します。そんなときにポジティブに考えるなんて不可能に近いことです。


3. 「自分自身」と「自分の脳」の関係を損なっている

人間は自分自身を常に観察し、自分の行動をモニターしています。ここで最悪なのは、自分自身に正直でない場合です。

上述した通り、痛みなどないふりをしようとすると、実際には痛みは存在しているのに受け入れられず、精神に異常をきたすことになります。

人間の心には、痛みを認識して対策を講じようと考える役目があります。それは、あなた自身に頼れば楽になれると思っている子どものようなものです。だから、認識しなければならない醜いネガティブな面を、ポジティブ思考を使って見ようとしないのは良くありません。

これは自分自身と自分の心に軋轢を生み、結果として自分の決断や行動を、心から信頼できなくなってしまいます。

ありますよね。こういうことって。ちょうど誰かにウソをつかれると(あなたの面倒を見ると約束したのに、実際には面倒を見てくれないと)もうその人を信用しなくなるような感じです。それと同じようなことですが、この場合、問題は自分の内側から発生しています。


ではどうすれば良いのか


ポジティブ思考より良い戦略として次のことを推奨します。

  • 自分に正直になる(物事をありのままに見て、それに対して責任を取る)
  • 懸命に働く
  • 粘り強くなる
  • 柔軟になる
  • 誠実になる

これはポジティブ思考より良い戦略であり、むしろ性格形成や職業倫理の向上といった領域に踏み込むことになります。

自分の置かれた状況に関して、基本的には自分に正直であるべきです。ポジティブ思考で現実を改善しようとするのではなくて、痛みを感じて対策を講じましょう。

さらに知りたい場合は以下の記事を読んでみてください。

自分自身にウソをついているのを見抜く方法

次にすべきことは、自分の希望することが現実になるように懸命に努力することです。

それから、がんばるのをやめて、少し立ち止まってみましょう。粘り強さは物事を達成する鍵です。

粘り強さは、行き詰まったときに新しいことを試せる柔軟な姿勢があってこそです。愚かな粘り強さは無知でしかありません。

大事なことを忘れていました。誠実さも必要です。厳しい状況に陥ったときに最初の一歩を踏み出して前進し続けるには、宗教的信条とは関係なく、自分より大きな存在に対する誠実さが求められます。

3 Ways Positive Thinking Can Go Wrong (and what to do about it) |Pick The Brain

Mosab Alkhteb (訳:春野ユリ)
Photo by PIXTA.

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