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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  08:00 PM

レーザー推進技術を使えば火星到達時間の大幅短縮が可能に

レーザー推進技術を使えば火星到達時間の大幅短縮が可能に

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Inc.:宇宙旅行を根底から変える革新的なレーザー技術が、NASAが資金提供しているプロジェクトとして研究されています。

ロケット科学ではなくレーザー科学が、火星に3日間でたどり着くことを可能にするかもしれません。


サンタ・バーバラ大学のPhilip Lubin教授が最近発表した論文で、現在世界最速のロケットを圧倒するスピードで宇宙船を駆動させるレーザー推進技術の概略が紹介されました。

NASAはこの技術に大きな関心を抱き、2015年の「Innovative Advanced Concepts(革新的先進概念)プログラム」で「先見性のあるプロジェクト」に与えた、15件の補助金のうち、1つをLubin氏に支給したと、アメリカのオンライン新聞「The Christian Science Monitor」は報じています。

もし、この技術が実現可能だとわかれば、リチャード・ブランソン氏のVirgin Galacticや、ジェフ・ベゾス氏のBlue Origin、イーロン・マスク氏の米スペースX(SpaceX)社のような民間航空宇宙企業が、レーザー推進の商業化に乗り出すかもしれません。

レーザー推進の仕組みを(分かりやすく)紹介しましょう。まずは、従来型のロケットで宇宙船を打ち上げます。この宇宙船は、軌道に到達すると大きな反射帆を開きます。この帆に向かって地球からレーザーを照射すると、宇宙船はレーザーに「押されて」光速の3分の1に近い速度で摩擦のない宇宙空間を移動できるのです。

Lubin氏の研究によると、重さ220ポンド(約100kg)の宇宙探査機なら約72時間で火星に到達できるそうです。それより重い、宇宙飛行士を運ぶ宇宙船なら約1カ月で到達するとのこと。これに対し、現在の技術では、小さな宇宙船が火星に到達するには約5カ月かかります。

ロケット推進に代わる、新しい宇宙旅行の手段が提案されている主な理由は、現存の推進技術では、もっとも近い恒星でも、到達するのに1万年もかかるからだとLubin氏は述べています。同氏は論文に、「われわれは戦略を根本から考え直すか、恒星に到達する夢をあきらめるか、さもなければ、今はまだ存在しない技術の発達を待つ以外に方法はない」と記しています。

「Directed Propulsion for Interstellar Exploration(DEEP IN)」と呼ばれるLubin氏のプロジェクトは、実際の宇宙旅行ができるようになるまで「数十年」を要するだろうと、『Popular Mechanics』誌は報じています。レーザー推進による宇宙旅行技術が直面している課題は、スペースデブリ(宇宙のゴミ)との衝突を避けること、宇宙船が時速約200万マイル(約320万km)という超高速に到達したあとで、目的地に近づいたときにどう減速するのか、などです。

課題はたくさんありますが、Lubin氏は、「この技術が不可能である理由」を科学者は見出していないと述べています。

レーザー推進の仕組みに関してもっと知りたい方は、下に挙げたNASAのビデオを見てください。



Laser Propulsion Could Send Humans to Mars Much Faster|Inc.

GRAHAM WINFREY(訳:松田貴美子/ガリレオ)
Photo by Shutterstock.

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