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春野ユリ春野ユリ  - ,,,,,  11:00 PM

都市伝説「マックのハンバーガーとトゥインキ―は腐らない」は本当か

都市伝説「マックのハンバーガーとトゥインキ―は腐らない」は本当か

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この世のあらゆる生物は、例外なく最後は細菌の餌食となる定めです。それが生命循環の法則です。しかしそれなら、マクドナルドのハンバーガーや究極のジャンクフード、トゥインキーの「永久に腐らない」という都市伝説はどう説明すべきでしょうか。なぜ腐らないのでしょうか。これらの噂はFacebookで爆発的に拡散された情報のせいであり、実は、思っているほど「永久に腐らない」わけではないことが判明しました。


ここではっきりさせておきましょう。マックのハンバーガーやトゥインキーは確かに日持ちはしますが、その理由は「食物ではない」からでも「有害な化学物質」がたっぷり含まれているからでもありません。事実は、そんな外聞の悪い噂からはかけ離れています。しかし、お馴染みのハッピーミールがバカ売れするたびに、そんな噂が世間に出回ります。最近も次のような投稿がありました。

6年前に私がマクドナルドで買った「ハッピーミール」をずっとオフィスに置いてありますが、腐りもせずカビも生えず、まったく変質しませんでした。匂いを嗅いでみるとボール紙の匂いがするだけです。私たちはこの「食品」がどれほど体に悪いものかを患者に示すためにこの実験を行いました。とりわけ成長期の子どもには害があります。どんなにたくさんの化学物質がこの食品に含まれていることでしょう。ぜひ本物の食物を食べてください。リンゴ、バナナ、ニンジン、セロリ...そういうものこそ本当のファストフードです。

さらに、さまざまな時代のハンバーガーを蒐集した「博物館」を運営しているLen Foley氏から次のようなメッセージが出ています

質問:ここに集めたハンバーガーをこれだけ長い間保存するにはどうしているのですか。

私の回答:何もしていません。ここにあるハンバーガーは普段私たちが食べ物だと思っているような食材でできていないからです。食べ物のような外見、味、匂いを持つ化学混合物なのです。だから騙されないでください。ここで食材として使用されている物質に関しては「食べ物らしきもの」は一切ありません。

いえ、いえ。それは違います。とんでもない。マックのハンバーガーはほかのどのハンバーガーとも同じものでできています。パテは塩コショウした牛肉のみ。バンズは私たちがスーパーで買う袋詰めのパンやハンバーガー用バンズと似たようなものです。

もちろん、それは食物です。そして、それに化学物質がたっぷり入っているのも確かです。念のために学校で最初の化学の授業に出席しそこなった人のために説明しますが、この世のあらゆる物は化学物質でできています。水も1つの化学物質です。タンパク質も化学物質です。プロピオン酸カルシウムも(バーガーでなくバンズの中に保存料として入っていました)やはり化学物質です。しかし健康を脅かすものではありません。

ちょっとこの理屈で考えてみましょう。もし腐らないものが体に悪いとか食物として認められないと言うなら、以下の物も食べられないことになります。

  • ジャーキー
  • 干しブドウ
  • 蜂蜜
  • 乾燥米
  • ウィスキー

私ならそんな世界で生きるのはお断りです! それから、カビが生えるものを食物とみなすなら、浴室のタイルも食べられるということでしょうか。

考えてもみてください。人間は何世紀にもわたり、食物を保存してきました。だから腐らないもので食べられるものはたくさんあるのです。もしかしたらジャーキーは肉でできているのに、ほぼ半永久的に腐ることがない条件で保存されているという点で、マックのハンバーガーのパテに一番近い存在かもしれません。


マックのハンバーガーは乾燥しやすいので腐りにくい


食物を腐らせる細菌が生息するには水分が必要です。どんなものでも、水分をほとんど取り除いて乾燥した場所に保存すれば腐りません。マックのハンバーガーにはまさにその現象が起こっています。

でも、私の言うことを鵜呑みにしろとは言いません。料理サイト「Serious Eats」の名物シェフJ. Kenji López-Alt氏がこれに関してある実験を行いました

驚いたことに、腐らなかったのは定番のマックのハンバーガーだけではありません。自家製ハンバーガーも腐りませんでした。5個のサンプルのうち1個はビーフパテが少し縮みましたが、腐る気配はまったくありませんでした。これはどういうことでしょうか。

マックのハンバーガーが腐らなくても不思議はないということです。同じ形のバーガーならどれでも同じで、腐らないのです。

ハンバーガーに含まれる塩分のせいだろうと言われそうなので、機先を制して彼は塩分抜きのハンバーガーでも実験しましたが、結果は同じでした。実際には、サイズの異なるマックのハンバーガーと比べると、大きいほうに少しカビが生えましたが、小さいほうには生えませんでした。それもそのはずで、大きいほうにはもともと水分が多く含まれていたからです。

まだ信じられませんか? フード専門ブログ「Noms and Sciunce」はこれとは逆の実験をしました。マックのハンバーガーを空気にさらして置いた場合と、ハンバーガーの水分が逃げないように密閉容器に入れた場合を比較したのです。空気に触れて乾燥したハンバーガーは腐ったりカビたりしませんでしたが、容器に入れたほうはカビが生えました。

よって、マックのハンバーガーは食物ではないという主張も化学物質がたくさん入っているという中傷説も、排除して良いことになります。マックのハンバーガーは他店のハンバーガーと同様に、物理学と自然の法則に従っていることがわかりました。


トゥインキーはそこまで日持ちしない


トゥインキーの話はちょっとこれとは異なります。「トゥインキーは腐らない」というのはアメリカの漫画『Family Guy』 に出てきたジョークですが、化石化したトゥインキ―の写真がネットで拡散されたことはありません。実のところ、このケーキに似たお菓子が45日間も日持ちするのは、パッケージに注入された低酸素ガスのせいであることをトゥインキ―の技術者が公にしたのはごく最近のことです。これはワインの鮮度を保つために使われている窒素ガスの技術と類似していますが、ワイン通に「君たちの愛するワインは実は飲用できないものなのだよ」と言う人は誰もいません。

トゥインキーが高度な技術で生産されているのは本当で、マックのハンバーガーのビーフパテとは違い、自然素材度が著しく低い製品ですが、それでも食物に変わりはありません。トゥインキーを独自に研究しているSteve Ettlinger氏はNPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)のサイトで次のように述べています。

食に関心の強いフーディの皆さんには期待外れかもしれませんが、トゥインキーはほとんど小麦粉と砂糖でできています。

トゥインキーの原料には保存料とさまざまな化学物質が含まれていて(化学物質イコール危険というわけではないのは前述の通りです)、乳製品と卵に似た風味と口当たりを作り出しています。本物の乳製品と卵を使っているならトゥインキーは痛むのがもっと早いはずです。

NPRの記事ではさらに詳しいことが語られており、Ettlinger氏の著作には同氏が入手したトゥインキーの秘密がすべて書かれています。

まだ疑いは晴れませんか? トゥインキーは腐ります。メイン州ブルーヒルにある高等学校George Stevens Academyには、ガラスのケースに入ったトゥインキーがあります。37年間保存されたそのトゥインキーは写真で見ると灰色でボロボロと砕けやすい状態に見えます。食べられる代物でないのは明らかです。

だからトゥインキーも腐りますし、マックのハンバーガーは自家製ハンバーガーになんら劣らず食べても大丈夫です。細菌は隙あらばトゥインキーもハンバーガーも餌食にするでしょう。「マクドナルドのハンバーガーを食べ物だと思っている愚かな生物は地球上にたった1種しか存在しない。(それは人間だけだ)」と言った人には、「あなたは、きっと犬を飼っていないのね」と私は言いたいです。

ネット上で「腐らないハンバーガー」の最新情報をシェアしたい誘惑にかられたら、思い出してください。あなたがファストフードを遠ざけたいなら、それはそれでそうしたほうが良い理由はたくさんあります。ハンバーガーは、乾燥していようがいまいが、飽和脂肪を豊富に含んでおり(間違いなく体に悪いです)、甘い炭酸飲料(誰でも体に悪いと思うでしょう)がなみなみと入った紙コップと一緒に出てくることが多いです。味が嫌いだとか工場式農場は良いと思えないと言っても構いません。お好きにどうぞ。好きなように糾弾するタネはいくらでもあります。だから、わざわざ作り話を自分の意見のよりどころにする必要などありません。


Beth Skwarecki(原文/訳:春野ユリ)

  • ,, - By ライフハッカー編集部LIKE

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