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matonomatono  - ,,,  09:00 PM

フリーランスがお金のために長期契約をしてはいけない理由

フリーランスがお金のために長期契約をしてはいけない理由

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Crew Blog:フリーランスが心躍る言葉が2つあります。

それは「保証」と「報酬」です。

少しドキドキした人もいるのではないでしょうか? かく言う私もその1人です。

しかし、フリーランスにとって、この2つの甘美な言葉を現実のものにする確かな方法は2つしかありません。それは、クライアントの長期のプロジェクト、もしくは雇用契約にサインをすることです。

簡単そうに聞こえるかもしれませんが、実際はそのような長期のプロジェクトに関わることは難しいです。フリーランスはキャッシュフローがなかったり、常に4〜5つの契約を並行して働かなければならなかったりするので、一生懸命働いているフリーランスのほとんどは、長期契約のチャンスが訪れたときに、見送ることになります。

また、長期契約にも問題があります。

大規模なプロジェクトには、同じだけ大きな課題もついてくる。

"生産性オタク"のJustin Jacksonの言葉で、私が気に入っているのは「プロジェクトの一番大変な部分は最初と最後の10%だ」というものです。しかし、その途中にもやらなければならない仕事はたくさんあります。

プロジェクトが開始した3カ月・6カ月・1年後まで、勢いを保ちつづけるにはどうすればいいのでしょう? 来る日も来る日も、同じ仕事に没頭している日々で、新鮮なアイデアを継続して思いつくにはどうすればいいのでしょう?

昨年、私はあるクライアントと専属の長期契約を結んで仕事をしてきました。この長期の仕事に着手したときは後悔していませんでしたが、このような甘い甘い"報酬"が"保証"されている仕事は、本当は苦い苦いものだということに、すぐに気付かされました。

クライアントと長期契約を結ぶのは、長期間恋愛を続けるようなものです。成功の秘訣は、相手を慎重に選び、うまくコミュニケーションを取り、新鮮さを保ち、必要なときに献身さを見せることです。


長期の契約をするときは慎重に


ベテランのクリエイターは何度も繰り返し「お金を追いかけるな」と言います。これは堅実なアドバイスです。しかし、実際クライアントに月50万円でプロジェクトに参加してくれないかと言われたら、どうやって断れと言うのでしょう?

一言で言うと、ただ「断りましょう」です。

もう少しきちんと説明すると、お金で動く前に、自分の健全な仕事にどれくらいの価値があるか、自分で決めなければなりません。

たとえば、私が初めて長期契約した仕事は悪夢のようなものでした。そのクライアントは、心から喜んで人を助けたいと思っていましたが、自分たちのやっていることがわかっていませんでした。

最初の打ち合わせは、とても素敵なレストランだったのですが、クライアントはほぼパジャマのような格好で現れました。基本のコンテンツ戦略について明らかに何も知らず、身の丈以上の経験が求められる分野に対して、あまりにも未熟でした。しかも、私にとっては死ぬほどつまらない仕事でした。

しかし、先方が私にいくら支払うつもりなのかわかると、私はためらうことなく「やります」と言っていました。その時、私は本当にお金が必要だったのです。

ご想像通り、3カ月間、私の生活はめちゃくちゃでした。たたき台をつくるところから、あらゆる工程で苦戦しました。契約を満了するまで我慢して続けましたが、その後そのクライアントから別の仕事を受けることはありませんでした。

最近、長期契約を受けるときの具体的な基準を決めました。

  • その分野や業界できちんと認められたクライアントで、長期契約を受ける前に短期の仕事を一緒にやったことがある。
  • 成熟したチームや会社で、プロジェクトマネージャーもいる。
  • 自分にとって本当に意義のあるコンセプトや仕事やメッセージがある。

また、クライアントのやって欲しいことと、自分のやりたいことが同じかどうかも大事にしています。自分が情熱を傾けられるピンポイントな仕事であれば、自分の得意分野を大きく伸ばすことができます。

結局のところ、先延ばしやモチベーションは、自分がその仕事をやりたいかどうか、価値があると感じているかどうかに大きく関わります。(お金以上に!)したがって、自分が楽しんで働ける得意分野を伸ばせば、初めての仕事でも間違いなく行き詰まることはありません。

クライアントに求める基準リストは人によって違うと思いますが、自分なりのリストを考え、それに従うことを強くおすすめします。どんなにお金を積まれようが、あなたの健全な精神状態と幸せ以上に大事なものなどありません。

(もちろん自分で確かめることもできますが、ほぼ同じ結論に至ることは間違いありません)


長期の仕事に悩まされないためには、コミュニケーションがカギ


長期契約の仕事で前向きな気持ちを保ち、互いに有益なものとするには、初日からどのように事を起こすか明らかにしておかなければなりません。役割分担や境界線を決め、プロジェクトのスケジュールを引き、プロジェクト全体におけるあなたのプロセスを、クライアントにはっきりと確認を取りましょう。

恋愛初期と同じように、あなたとクライアントは"お互いの言葉を理解する"必要があります。コミュニケーションに一番いい方法を見つけましょう。そして、プロジェクトの間クライアントが、アイデアを提供したり、意見を伝えてくれたり、あなたに協力してくれるように教育しましょう。

たとえば、週の頭にプロジェクト全体の概要をつかみ、金曜に自分の仕事を渡すのが好きだとか、質問に対する返信は最低でもこれくらいまでに欲しいとか、批判や意見は締め切りよりもかなり前に欲しいというようなことです。

私の場合は、全体的にコミュニケーションを密に取っていたいので、毎週、2週に一度など、頻度は相手によりますが、クライアントとはできるだけ頻繁に電話で話すようにしています。相手の声と聞きながら話さない時間が長くなると、その仕事から心が離れてしまうような気がするからです。

事前に色々と試して、自分に合うやり方を見つけましょう。


仕事が退屈にならないよう、適度に刺激を与える


適切なクライアントと、適切な仕事の流れをつくっただけでは十分ではありません。仕事に入ってから、何かひらめきを与えてくれるようなものはありますか?

やる気が続かなくなったときは、仕事を始めたときのような熱意を早く取り戻さなければなりません。

そのために、2つの方法をおすすめします。

  • クライアントと個人的な人間関係を築くようにします。必要であれば、仕事に関するざっくばらんな話をするために電話をしてもいいでしょう。(アイデアがリフレッシュできたり、別の角度から見られるようになることも)
  • クライアントから新鮮な情報や忌憚ない意見を聞けるように、自分の使いやすいツールを使いましょう。
自分の出した提案が戻ってきたとしたら、クライアントとのギャップがどこかにあるということです。そのギャップを見つけ出すために、私はプロジェクトに対して新たな質問をするようにしています。

たとえば、会社の現状に関する質問を四半期毎に送ったり、どのように仕事を進めているのか、将来的にどのようなことを変えていきたいのか、自分が提案しているソリューションについてどのように感じているのか、今後どのようなことが起こりそうなのかなどを聞きます。

やり方には特に決まりはありません。デザイナーであれば、クライアントのためにビジュアルボードのようなものを作ってもいいですし、クライアントの今の気分を知るために、気に入っている曲を集めたプレイリストを送ってもらってもいいです。

基本的に、私は長期で一緒に仕事をする人には、何か好きなもの、影響を受けた写真や絵、意識の流れなどを、好きなときに送ってもらうようにしています。そうすると、クライアントと意識の共有ができたり、興味が湧いたり、適切な質問ができます。


最後の10%になってからゴールテープを切るには?


すばらしいクリエイティブな仕事の裏には、常に献身的な情熱があります。締め切りに、アイデアに、そのプロジェクトでの自分の担当に献身的に情熱を注ぎます。

常に心に留めておいた方がいいこと:一に誠実、二に仕事、最後にお金

しかし、献身的に情熱を注ぎ続けるのはかなり大変で、エネルギーも要ります。遅れを取り戻すのは信じられないほど大変です。したがって、ゴールテープを切るまで集中し続けるには、振り返らなければならないことのために時間を取っておき、新しいアイデアを取り入れ、やる気を保たなければなりません。

  • クライアント選びを慎重にすれば、どんなに大変なときも乗り越えられる。
  • 心から楽しいと思えることをやれば、全力でバリバリとやらなければならないときによそ見をしたいとも思わない。
  • クライアントの期待や意見に応える明快なシステムがあれば、プロジェクトは完了できる。
  • しっかりとした信頼関係があれば、必要なときに最後のひと押しとなるひらめきが得られる。


自分の才能は貴重な商品だということを忘れない


今すぐにでも長期契約ができるクライアントを見つけたいと思うかもしれませんが、自分のためにも、クライアントのためにも、慌ててやることではありません。それよりも、1つずつ時間をかけて確認し、見つけていきましょう。

まずは短期的なプロジェクトを一緒にやって様子を見ると、理想的なクライアントが見つかります。相手も長期で仕事がしたいと思っているか? 自分の専門性を必要とするような大きなチームがあるのか? 

自分のことを本当に信用して、任せてくれようと思っているのか? そのようなことがわかってきたら、長期契約の提案をする準備ができたと言えるでしょう。

あとは直感を信じて、ここだと決めたら長期の契約を結びましょう。いい感じだと思ったら、そのまま突き進みます。何か嫌な予感がしたら、その自分を信じましょう。

お金のために長期契約を結んではいけません。たとえ長期契約のオファーがあっても、まだ合うかどうかわからないと思ったら保留します。短期の仕事を一緒にやってみて、その間に長期の契約ができるかどうかを見極めていきましょう。

もう一度言います。「一に誠実、二に仕事、最後にお金」です。


The 70% slump: How to stay motivated during long-haul projects|Crew Blog

Hillary Weiss(訳:的野裕子)
Photo by Shutterstock.

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