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堀込泰三  - ,,,  09:00 PM

自分でコントロールできるのは努力と仕事の質だけ:Google人事トップ、ラズロ・ボックの仕事術

自分でコントロールできるのは努力と仕事の質だけ:Google人事トップ、ラズロ・ボックの仕事術

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敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ。今回は、Googleの人事のトップ、ラズロ・ボック(Laszlo Bock)氏にインタビューしました。

Googleには約5万人の従業員がいます。つまり、5万通の履歴書、5万回の面接、そして5万回の採用が、インターネットを今の形に築きあげた巨大マシンを動かす歯車として導いてきたのです。ラズロ・ボック氏は、人材の採用、分析、保持の全責任を担っています。

Googleでは人事部のことを「People Operations」と呼びます。そのトップであるボック氏は、会社が有能な人材を雇用するための方法を決めてきました。著書『ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える』(東洋経済新報社)では、競争力のあるGooglerを管理するプロセスの変遷や、Googleが人気の職場であり続けている理由について詳述しています。

そんなボック氏は、Googleplex(Google本社)での重責を、どのようにこなしているのでしょうか? 気になる仕事術を聞きました。

氏名:ラズロ・ボック(Laszlo Bock)
場所:現在ネブラスカ州マクックの上空9000mにいますが、通常はカリフォルニア州マウンテンビュー
現在の職業:Google人事担当上級副社長、『ワーク・ルールズ!』著者
現在のコンピューター(とOS): Chromebook Pixelを使っています。作業の内容や読むものによっては、Nexus 7とNexus 10も使います。基本的にどの部屋にもデバイスを1台置いておき、いつでもすべてが同期されている状態が好きです。いちいち歩き回らずに、作業を中断したところから始めることができます。
現在のモバイル端末:Nexus 5
仕事スタイル:効率的に


── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

「Googleニュース」と「Google Now」を使って、毎日の世界情勢を感じています。「Google翻訳」は素晴らしく、日に日によくなっています。全デバイスに「Twilight」を入れています。これは、日没から日の出までの間、画面の明るさを調節して、ブルーライトへの暴露を減らしてくれるアプリです。ブルーライトはメラトニンの生産を抑制するため、睡眠サイクルを悪化させます。アプリのおかげで、オンラインで読み物をしたあとでもすんなり眠りに就くことができていると思います。子どもが小さかったころは、「Toddler Lock」に助けられました。スマホを渡しても、間違えてエリック・シュミット(当時のCEO)にかけてしまう心配が不要でした。テスト用にiPhoneも持っていますが、ゲーム「Fallout Shelter」をインストールしてしまったがために、このところ時間をかけすぎています...。


── 仕事場はどんな感じですか?

もう10年ぐらい、デスクを使っていません。オフィスには、ソファとカッコいいイスがあります。そのイスは、人間を蒸気ローラーでつぶしたような形(まるでマンガの世界です)をしていて、ひざと腰のところで曲げられます。世界でいちばんくつろげるイスです。高さ約1m、大きさ30cm×45cmぐらいの小さなテーブルがあって、その上にPixelを置いています。Pixelを使うときには立って作業しますが、それ以外はソファかペチャンコ野郎のイス、あるいは床に座っています。それから、私の人事チームで働いたのちに他社で人事トップになった人たちの名刺をディスプレイケースに入れて飾っています。今のところ、「Tesla」「Uber」「Square」「Pinterest」「Jawbone」などなど。他社で素晴らしい仕事をしている仲間たちを、心から誇りに思っています。


── お気に入りの時間節約術は何ですか?

空の受信箱を保ち、すべてのメールに24時間以内に対応しています。解決済みか、「木曜日にチェック」「毎月チェック」「四半期に1回チェック」の3つのフォルダに分けています。解決済みか定期的にチェックするフォルダに入っているかのどちらかなので、わざわざチェックリストを作らなくても、漏れが生じることはありません。これは本にも書きましたが、身の周りのことをアレンジする方法「選択的アーキテクチャ」によって、より健全な状態を保ち、よりよい判断ができるようになります。そのような構造に自分を見張らせることで、できるだけ早くかつ効率的に、タスクに優先順位をつけて選別し、完了できるようになりました。


── 携帯電話とPC以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

ほかに手放せないがジェットと言えば、「Xbox One」ですね。「Arkham Knight」をプレーするのが楽しみでなりません。下位互換があるのもうれしいですね。おかげで、360を引退させられます。


── 日常のことで「これは他の人よりうまい」ということは何ですか?

食べ物の中に異物を見つけるのが非常にうまいという才能(のろい?)があります。子どものころ、冷凍ピザ(99セントで売っているようなやつです)を食べているときに、1cmほどの長さの、何かの動物の爪を見つけたことがあって。それ以降も、パスタからゴム手袋の一部を見つけたり、ニューヨークではタイ風アイスティーにゴキブリを見つけたり、カルベラス・カウンティではハンバーガーにプラスチック製のクモを見つけたり、マウンテンビューではサラダに生きたクモを見つけたり(ウェイター曰く、オーガニックだからだとか...)。食べ物は注意深く見ないことをお勧めします。


── 人事に関して、Googleの規模は控えめに言っても驚異的だと思いますが、それだけの人材をどうやって管理しているのですか?

優秀な人材を雇う、自分が心地いいと感じる以上の自由を与える、標的を絞ったリアルタイムのコーチングを行う、そこから学べるのであれば失敗を許容する。これらがキーです。それから、指標や数字をたくさん使って、物事の状況を追跡しています。私たちの目標は、生産者側と同じだけ、お客さまにもイノベーションを与えることです。『ワーク・ルールズ!』を書いた理由のひとつは、これまでやってきたことをオープンソースして、当社でうまく行ったことを真似して調整して、順応してほしいと思ったから。何よりも嬉しいのは、いい採用をして社員に自由を与えている会社がほかにもたくさんあることを知れたこと。北東部のWegmansや、スリランカのBrandixなどです。確実にそうとは言い切れませんが、社員を信じて本当の自由を与えることが、成功につながるのです。


── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

仕事中に音楽をかけることはありません。習慣になったことはありませんね。つまらない回答ですね...


── 現在、何を読んでいますか?

Scott Snyderの『Batman: Year Zero』を読み終えたところです。まさかあのストーリーが再び語られるなんて想像もしていませんでしたが、素晴らしかったです。子どもと一緒に、『Zita the Spacegirl』シリーズも読んでいます。兄弟を救うために地球を離れる女の子の、感動的で面白いストーリーです。『Natural Born Heroes』のChris MacDougallは、ロンドンでサインをしてくれました。Carmen Bugan著『Burying the Typewriter』は、私の生まれ故郷であるルーマニアが共産主義だったころの様子を垣間見ることができます。彼女のお父さんは反体制派で、夜中に政治的なリーフレットを作り、秘密警察に見つからないよう、朝にはタイプライターを庭に埋めるという生活をしていました。


── どのように充電していますか?

1人でいるか、親友や家族と過ごします。


── 睡眠習慣はどのような感じですか?

夜には読書をして、朝には運動をするようにしています。たいてい、週に3回か4回は運動ができています。


── あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

天体物理学者のNeil deGrasse Tysonです。2年前、ワシントンDCでホリデーパーティに参加したときに、彼が同じ部屋にいました。科学の人気を高め、説明し、興味をひくために彼がしてきたことに感謝を示したかったのですが、常に誰かに取り囲まれていたため、邪魔しないほうがいいと思い、挨拶もできませんでした。少なくとも、ありがとうだけは言いたいですね。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

常に一歩先、一歩上を目指せ。そうすれば、彼らはあなたに報いるしかないのだから。

「彼ら」がポイントです。このアドバイスは、社員と上司の間の力関係をうまく描写しています。そして、絶対的に一方的なコントロールができるものは自分の努力と仕事の質だけであることを認識しています。運がよかろうと悪かろうと、上司に気に入られようと嫌われようと、自分のアウトプットの質と量だけは、あなた自身でコントロールできるのです。


Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

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