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印南敦史印南敦史  - ,,,  06:30 AM

コミュニケーションが苦手な人のための「リアクション」の仕方

コミュニケーションが苦手な人のための「リアクション」の仕方

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・公私ともに、対面で会話する機会が減っている
・自分から声をかけるのが苦手で、仕事にも多少の支障がある
・ネットツールでは気軽に話せるのに、面と向かうと第一声が出ない
・会話の相手は同じ人が多く、基本的に好きな人とばかり話している
・気まずい雰囲気のまま、会話が終わるときがある
・会話上手な人を見ると「うらやましい」と思ってしまう
・翌日以降、なにを話していたのか、思い出せないときがある
(「Prologue」より)

「もし上記のなかにひとつでも当てはまるものがある人は、ぜひ本書を読んでほしい」というのは、『話しかけなくていい! 会話術』(木村隆志著、CCCメディアハウス)の著者。コミュニケーションに関するさまざまな相談を受けている「人間関係コンサルタント」であり、「無言」か「ひとこと」のみで会話を盛り上げ、「相手から好かれる」というコンセプトで本書を書いたのだそうです。

きょうはそのなかから、CHAPTER4「『テンションを上げる』返事の仕方」に焦点を当ててみたいと思います。


「はい」+ひとことなら失敗しない


「うまく話せない」という相談者に対し、著者は「うまく話そうとするから、悩んでしまうのだと思いますよ」と答えているのだといいます。そして、そんな人のためのトレーニングとして最初に行っているのが、"「はい」+ひとこと話法"。相手の言葉に対して、「はい」「うん」という返事をし、そこにひとことだけ話すという手段。たしかにそれなら、誰にでも簡単にできそうです。

使い方のコツは、ゆっくり「はい」と口に出している間に「なにを伝えようかな」と考え、それをひとことに集約すること。たとえば相手が「仕事が順調」という話をしてきたとしたら、「はい、よかったですね」と返す。「説明はこれくらいでいい?」と聞かれたら、「はい、納得しました」。「うちの猫がかわいくて」といわれたら、「うん、うらやましいな」などと返すだけだということ。

ちなみに、ひとことに集約する最大のメリットは、「必然的にポジティブな言葉を選びやすくなる」ことだといいます。なぜなら人間はネガティブなことをいうときほど言い訳のような言葉を重ねてしまうもので、その結果として話が長くなってしまいがちだから。でも、ひとことに集約することによって、それを避けることができるわけです。

そもそも最初に「はい」「うん」といっているわけですから、その時点でネガティブなことをいいにくい心境になっているはず。加えて、ひとことにすることにより「失言やズレた返事を避けられる」というメリットもあるそうです。そればかりか、こちらが「はい」「うん」と肯定的な返事を繰り返すと、相手も「はい」「うん」と返事したくなり、いいムードになるというメリットも。(116ページより)


感じのいいあいづちをコピペする


著者はコミュニケーションに関するコンサルをする際、必ず「会話で好印象を与えるのはものすごく簡単で、誰にでもできる」といい切ってしまうそうです。理由はいたってシンプルで、「感じのいいあいづちさえ打てればいい」から。それだけで、相手に「しっかり聞いてくれているな」「この人との会話は楽しい」と思ってもらえるというのです。

そもそも相手に気分よくしゃべってもらうためには、無言のうなずきや、前述した「はい」「うん」の返事"だけ"では不十分。それどころか、初対面の相手や、自分より立場が上の人に対しては失礼な対応だともいえるはずです。だからこそ、相手の話を助け、好印象を与えることができる"感じのいいあいづち"を使わない手はないのです。なお、著者のいう"感じのいいあいづち"とは、次の4種。

・好意のあいづち「いいですね」「よかったですね」「おもしろい」「ぜひ」
・同意のあいづち「私もそう思います」「そのとおりですね」「同感です」「たしかに」
・関心のあいづち「楽しそう」「驚きますね」「ホントに?」「なんで?」
・ホメのあいづち「すごい」「さすが」「素晴らしい」「うらやましい」
(118ページより)

これらのあいさつをひたすら「コピペ」して使い分けるだけで、好感度をアップさせることが可能。感覚としては、SNSの「いいね」ボタンを押すイメージ。なかでも、相手が話したいことや思い入れのあることをいっているときは、これらのあいづちが効果的。「自分の気持ちをわかってくれる」という共感度の高さを伝えられるといいます。

一方、使わない方がいいのは、「なるほど」「もちろん」「へえ」「そうですか」。「なるほど」は「ホントに聞いているのかな?」、「もちろん」は「理解しているのかな?」、「へえ」「そうですか」は「軽い返事で他人事みたいだな」と思われてしまう危険性があるからです。(118ページより)


リアクションの方が10倍大事


「あまり話さない」会話術の肝になるのは、相手の言葉に対するリアクション。「リアクションが薄い人は、どんなに話がうまくても好印象は与えられない」と著者は考えているのだそうです。よって、口下手な人にはなおのこと重要なのだとも。

ところで著者は日ごろ、「相手の話にどんな言葉を返すか?」ばかり考えている人が多いことが気になるそうです。もし気の利いたフレーズを思いついて返せたとしても、それだけで相手に好印象を与えられるとは限らないもの。よい関係を築くためには、その一歩手前である「相手の話をどう受けるか?」の方が重要なのだというのです。

なお、「相手の話をしっかり受ける」ためのリアクションはとても簡単。具体的には、"あ行"の短いフレーズに合わせたリアクションをとるだけで、好印象を与えられるそうです。

「あっ!」(思い出したように) 「あ~」(そうだったか)
「いえいえ」(笑顔でやんわり) 「いや~」(照れるように)
「うんうん」(納得の笑顔で) 「うわ~」(信じられない)
「えっ?」(驚きながら) 「え~っ」(意外そうに)
「お~」(思わず関心) 「おっ!」(ノリよく)
(120ページより)

こうした声を発しながらリアクションすれば、相手は気分よく話し続けることができるのだというのが著者の考え方。またボディアクションを添えることも大切で、おもなアクションとしては「目を見開く、細める」「首を縦に振る、ひねる」「手をたたく、左右に振る、腕を組む」「前かがみになる、横を向く」などがあるといいます。(120ページより)


クライマックスは、黙ってうなずく


もうひとつの効果的なあいづちは、相手の話がクライマックス(最重要地点)に入ったときに、黙って「うんうん」とうなづくことだとか。それまでは、声を出した感じのいいあいづちを打っておき、クライマックスに入ったら、あえて声を出さずに首をゆっくりタテに振ってほしいのだと著者は強調しています。

その際のポイントは、感じのいいあいづちから、無言の深いうなずきへと変えること。なぜならその変化だけで、相手に対して「重要なところはしっかり聞いてくれているな」「この人は肝の部分がわかっているな」と感じさせることができるから。

さらには、相手の重要な話が終わるまでは、多少の沈黙があったとしても黙って待つのが正解。静寂に耐えきれず質問したり、話を変えてしまったりする人がいますが、それは明らかに失礼な行為にあたるからです。

ステイタスの高い人や有名な人ほど、発言に対する責任の重さゆえに、じっくり考えながら話す傾向があるもの。だからこそ、すぐ返事が返ってこなくても口をはさまず、じっくり待ちたいところ。重要な話であればなおさら、10~20秒前後は待ってもいいといいます。

加えて、ただ沈黙して待つのではなく、笑顔で「うんうん」と無言のあいづちを打って「待っているので大丈夫です」という気持ちを伝えるとベスト。「この人はじっくり待ってくれるから話しやすい」と思わせれば、良好な関係を築けるわけです。

「沈黙に耐えられない」という人は、相手のことをよく見ていないからそう感じるのであり、つまりは「相手を信じていない」のだと著者。よく見ていれば、「いま考えているんだな」と感じて待つことができますし、「わかりやすくいおうとしているだけ」と信じていれば、待つ楽しみすら味わえるといいます。

現実的に、これらのメソッドはすぐに使いこなせるものではなく、慣れが必要かもしれません。しかし、そうであるだけになおさら、使いこなせるようになったら大きな効果を望めることでしょう。(134ページより)




他にもさまざまな会話術が紹介されているため、利用価値は大きいはず。相手とのコミュニケーションで悩んでいる人にとっては、きっと役立つと思います。


(印南敦史)

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