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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,  10:00 PM

安い服はかえって高くつく:「量より質」のススメ

安い服はかえって高くつく:「量より質」のススメ

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高級な服は、お金を費やした分だけ長持ちします。着心地も良いですし、印象アップにもつながって、着ている本人の気分も上がります。それに何と言っても、高級な服は、いたるところに質の高さがうかがえます。このことに気づくと、二流品を買うことが少なくなり、そうして浮いたお金を、いつまでも着られる少数の良質なアイテムに回すようになります。


ワードローブにも「コンフォート原則」を適用しよう


「コンフォート原則」とはシンプルなルールで、「毎日長時間使うものに、たくさんお金をかける」というものです。1日に何時間眠り、デスクで作業し、パソコンを使うかを考えたら、良質なマットレスや快適な椅子、そしてそれなりのノートパソコンにお金をかけるのは、良い選択ということになります。

さて、この発想で行くと、私たちのほとんどは、朝から晩までずっと服を着ています(寝ている間だって、何か身につけている人がほとんどですよね)。職場で、自宅で、ジムで、私たちは服を着ています。あらゆるときと場合に、何らかのタイプの服が必要です。だから、着る人に最大限の幸福をもたらし、日常的な使用に耐えられる服を買うことは、道理にかなっています。仕事で着る服なら、オフィスで着映えして、しかも着心地の良いものがふさわしいですね。ジムで着るなら、体にフィットし、ワークアウトに耐えられるものが必要です。

服は毎日着るものですから、服を買うのは「体験を買う」のと同じこと、という考え方もできます。体験を買うことは、「お金で幸せを買う」方法の1つであることが、研究でも明らかになっています。

従来の定義では、服にお金をかけることを投資とは呼べません。価値が増すわけではなく、買ったときの代金を上回る価格では決して売れませんから。それでも、日々の快適さや、自分のルックスへの自信や、着回しの良さなどのために、先払いをするようなものと考えるのは間違っていません。たとえば、見た目が「許容範囲」で、履き心地も「悪くない」程度で、1年後にはボロボロになってしまうジーンズを6本持っているよりも、ぴったりフィットし、履く人をカッコよく見せ、長持ちする、とても質の良いジーンズを2~3本持っているほうが良いのです。高級ブランドのTシャツ1枚に100ドルを費やすとなると、さすがに行きすぎかもしれませんが、「これなら毎日喜んで着たい」と思える良質のTシャツであれば、3枚セットを40ドルで買うのに、後ろめたさを感じる必要はありません。ほとんどの時間、服を着て過ごすのですから、これならずっと着たいと思える良質なアイテムにお金をかけてはどうでしょう?


高級な服を着ると、印象アップで気分も上がる


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体型やサイズは人によってさまざまです。にもかかわらず、安物の服の多くは、同じ形のままサイズだけ変えて大量生産されています。そのため、たとえば安物のワイシャツは、特定の体型の人以外が着ると、カッコ良く見えません。もしシャツのどこかがブカブカだったりピチピチだったりすると、何となく引け目を感じるし、着心地も良くありませんよね。そういった気持ちはボディーランゲージにも現れます。反対に、シャツが体にフィットして快適なら、それが自信アップにもつながります。同じ例で説明すると、高級なワイシャツは、多くの場合、何通りものパターンが用意されています。ですから、どんな体型の人でも、しっくりくる1枚がきっと見つかります。たとえ見つからなくても、あなたの体型にフィットさせることは可能ですし、そうするべきです(この件についてはまた後ほど)。

好ましい風潮ではないかもしれませんが、服を見て人物を判断されることはあります。服は、着る人のプロ意識の度合いや社会的地位を、わかりやすく示すものです。高級服の一式を持っていれば、自分の見た目に自信を持ったヤリ手にだって変身できます。倹約家の人には、服にお金を使うなんて軽薄なことのように思えるかもしれませんが、就職活動中や、人脈を広げたいときなど、服にお金をかけないわけにはいかない場合もあるのです。


買う前に計算しよう


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一般的に、安くて使い捨ての服は、長い目で見ると安い買い物ではありません。ペラペラの生地でできた粗悪な服は、すぐにクタクタになってしまい、結局はリフォームや買い直しに時間とお金を費やす羽目になってしまうのです。だから、この記事で言おうとしているのは、単に服にお金をかけようということではありません。大事なのは、少し多めにお金をかけて、数点の上質なアイテムを買うことです。同じお金をかけて安物をたくさん買ったって、仕方ありません。

簡単な数式に落とし込んで、ご説明しましょう。ファッションブログの「Legos In My Louis」では、「着用単価」の計算を勧めています。着用単価はこのような数式で求められます。

(服の値段+メンテナンス費用)÷予想される着用回数

たとえば、上質の(だけど高い)100ドルのジーンズを1本買って、擦り切れてボロボロになるまでに5年は着用できると予想される場合は以下です。

(100+10ドル[洗濯、洗剤、シミ抜きなど])÷780日(5年間、週に約3回着用)

着用1回あたりの値段は約14セントになります。今度は、1本30ドルのジーンズについて、色あせてボロボロになるまでに1年半ほど履けるとして計算してみましょう。

(30+10ドル[洗濯、洗剤、シミ抜きなど])÷234日(1年半、週に約3回着用)

そうすると、着用1回あたりの値段は約17セントになります。おまけに、1年半ごとに新しいものを買いに行かなければなりません。それだけではありません。良質なジーンズを履いたほうが、きっと快適だし、カッコ良く見えるはずです。

もっともこの方程式は、定期的に着用する服の場合にのみ有効です。たとえば、あなたが年に10回しか水着を着ないと想定される場合、「着用単価」を計算しても、その水着に何百ドルも使うことを正当化するような結果は得られません。そのような場合には、どうせ擦り切れるまで着ることはないので、安い水着でお金を浮かして、その代わりに、日常で着る服を買ったほうが良いかもしれません。また、その服がどのぐらい長持ちするのかは、簡単にはわかりません。だからこそ、買う前の下調べは欠かせないのです。


下調べをして衝動買いを避けよう


安物の服は、ひっきりなしに衝動買いをしてしまいがちなアイテムでもあります。けれども、あなたの財布にとっては、良質で長持ちして作りのしっかりした服に、ごくたまに大金を支払う場合よりも、頻繁に衝動買いをするほうが、ずっと危険と言えるでしょう。20ドルをあちこちで使っても、そのときはたいした金額ではないような気がしますが、あっという間に出費がかさんでしまいます。年間の出費で比べるとかえって高くつくうえに、着もしない服を抱えることにもなりかねません。

一方、高品質(で値段が高め)の服を買うときには、余分にお金を使うことを覚悟しますから、実際に支払う前によく考えようと思うものです。着回しがきいて長持ちするお気に入りのアイテムばかりを厳選したワードローブのほうが、安物でいっぱいのワードローブより優れているのは、言うまでもありません。ファッションレポーターのMarc Bain氏は、「1点につき150ドル以上の服しか買わない」と決めてから、アイテム1点ごとにじっくり考えて買わないわけにいかなくなった、と米誌『The Atlantic』で解説しています

ポイントは、ひと呼吸置いて、「自分はこの服が本当にほしいのか?」と自問することです(中略)。(150ドルという下限を設けた)真の狙いは、お金を出す前に本気で悩まないわけにいかない、ということにあります。こうすることで、その服が本当にほしいのか、買ったらどれぐらい着るのか、支払う額に見合う価値はあると思えるか、などといったことを考えさせられます(中略)。それに、最低150ドル以上使うとなれば、しょっちゅう買い物をするわけにはいきません。ほかの何かを諦めるのでなければ、破産一直線です。新しいアイテムを手に入れることで安っぽい興奮を得ようというのではなく、投資する気持ちでお金を出すことになります。

何を買う場合でも、「これを買うべきだろうか?」と自問自答してみるのは良い習慣です。長時間を共に過ごすものを買う場合には、それはとりわけ重要です(高価かどうかは、あまり関係ありません)。

フリーランスライターのHeather Levin氏は、資産管理アドバイスのウェブサイト「Money Crashers」で、お金をかけて品質の良い服を買うことが重要だと書いています。そうして買った服は、単に多くのお金を費やしたから、という以上に、あなたにとって何らかの意味を持っているはずです。なぜなら、それを買うときにはじっくり考え抜いて選んだはずですから。通りがかりに見かけたマネキンがカッコ良かったから、くらいの理由で買ったものとは思い入れが違います。


確実に高品質の服を買う方法


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高品質の服のもっとも重要なトレードマークは、その「つくり」です。高価なワンピースでも、生地がペラペラで、縫製も良くないのならば、それは高品質アイテムではありません。ただ値段が高いだけのワンピースです。一方、同じく高価なワンピースでも、体にきちんと合っていて、長持ちしそうで、縫製もしっかりしていて、個人的な好みにも合って、何回も着ると予想できるのであれば、まちがいなくそれだけのお金を払う価値があります。

高品質の服の見極め方がわからない人のために、YouTubeチャンネル「Real Men Real Style」のAntonio Centeno氏は、まず正しい判断基準を得ることから始めるよう勧めています。「高品質の服を売っている」とされるお店に行ってみて(そのお店の服が予算オーバーだとしても構いません)、それぞれの商品の細部をチェックするのです。そして、単位面積当たりの縫い目の数(多いほど良いです)、素材の表示とその感触(快適かつ丈夫なものが良いです)、ボタンの縫いつけ具合(しっかりついていないと、すぐに取れてしまいます)、などといった点を確認するのです。チャンネルで公開されている動画では、Centeno氏が男性用のワイシャツについて解説していますが、このアドバイスは女性用の服にも役立ちます。どんなアイテムをチェックするとしても、高品質の服とはどのようなものなのか、その見た目と手触りを理解するまでに時間はかからないでしょう。

チェックが終わったら、いつもの価格帯に近い洋服店に行き、品質を比べてみましょう。Levin氏は、丈夫さを簡単に確かめる方法が知りたいという人に向けて、縫い目をチェックするよう勧めています。縫い目の両側の生地をつかんで両方向にやさしく引っぱってみて、縫い目の糸がしっかりしたままかどうかを確認するのです。もし生地の隙間があいたり、糸がゆるんだりしたら、その服の縫製は良くありません。

ともかく、これで高品質の服のつくりがどのようなものかわかりましたね。ここからは、ほかにもショッピングの際に注意すべき簡単なルールをいくつかご紹介しましょう。

  • ブランドネームにだまされない。普段は高品質の服を扱うブランドであっても、消費者に出来の悪い商品を売りつけようとすることがあります(特にアウトレットストアは要注意です)。それから、自分の体型に一番フィットするサイズ展開のブランドはどこかも知っておきましょう。ブランドによっては、同じサイズ表示でも、大きすぎたり、小さすぎたりということがありますから。
  • 買う前に必ず試着する。着心地が良いか、その服を着た自分の姿が気に入るか、必ず確認します(オンラインショッピングでも、試着する方法はあります)。
  • 定番アイテムにお金をかける。上等なスカートやパンツ、ワイシャツ、あるいは着回しがきくワンピースやスーツなど、常に必要になる服なら、お金をかけて高品質のものを買う価値があります。
  • 「めったに着ない水着」などの季節モノにはお金をかけない。1年のうちで寒い時期は1カ月だけという温暖な地域に住んでいる人は、ノースフェイスの高価なアウターはおそらく必要ないでしょう。
  • 年末にデザイナーズブランドの服は買わない。ブログ「Legos In My Louis」の説明によると、デザイナーズブランドは通常、春と秋にそれぞれコレクションを発表します。そうして年末には、メーカーはコストを削減して、安価な生地と手を抜いた縫製で、そのとき旬のアイテムを作ろうとします。
  • 自分に合わせて「お直し」してもらう。フィット感の良い服ほど、たびたび着たいと思うようになります。
  • 手持ちの服との組み合わせを考える。金融全般のアドバイスを提供するウェブサイト「The Simple Dollar」のTrent Hamm氏が勧めているのは、シャツを買うときはいろいろなパンツに合うものを探すこと、スーツを買うときはさまざまなシャツやネクタイに合うものを見つけることです。何通りにも組み合わせて着られれば、それほど多くの服を持たなくても、印象の異なるさまざまな着こなしができます。
  • 自分で服を直す方法を身につけ、B級品を高級品に変える。全体的には美品のドレスが、縫い目が裂けているせいで大幅に値引きされている場合、少しの基本的な手縫いで問題を解決でき、お金の節約になります。

買い物をするときには、「値段が高い=質が高い」ではないと肝に銘じておきましょう。そして、「高いものを買う」ことよりも、「買う枚数を減らす」ことに主眼を置きましょう。ブログでお金のアドバイスをしているPeter Dunn氏は、服にかける年間の予算(お直し費用なども含む)を、所得の5%に設定して、その予算を守るよう勧めています。良品を何点かワードローブに追加するには十分な額ですし、このぐらいなら破産の心配もないでしょう。


Patrick Allan(原文/訳:阪本博希/ガリレオ)
Photo by Shutterstock.

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