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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,  09:00 PM

上達のために撮った写真を「自己批評」してみよう

上達のために撮った写真を「自己批評」してみよう

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MakeUseOf:自分で撮った写真のどこが良くて、どこが悪いかを理解することは、あなたの写真の腕前を上達させるのにうってつけの方法です。今回のガイドでは、自分で撮った写真をどのように批評すべきなのか、また、なぜそうすべきなのかについて解説いたします。

伝説的写真家のエルンスト・ハース氏は、「あなたの写真の限界は、あなた自身の中にあります。私たちが見るものは、私たちそのものなのですから」と言いました。写真に関する限界を取り除くには、まわりの世界完成させた写真の両方を、よりはっきりと見られるようにならなければなりません。

自分で撮った写真を正直に、そして建設的に批評できるようになるということは、写真のスキルアップに向けた大きな一歩です。ほかの人たちにも作品を批評してもらえば、きっと、あなたの写真の腕前は目に見えてメキメキ上達するでしょう。


自己批評が大切なワケ


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「自分自身にとって最悪の写真評論家」になるということには、いくつかのメリットがあります。

さきほど言ったように写真を分析する(つまり、どこが良くて、どこが悪いのかをくまなく探す)ようになると、第六感が発達します。いつも自分が犯している間違いに気づくようになります。これまで見てきたYouTube動画や写真集が、なぜそのワザを試してみるようあなたに語りかけていたのか、その理由がわかり始めます。

この感覚が身につくと、カメラの設定や、ファインダーからの構図を微調整できるようになります。何が必要とされているのかが感覚的にわかるからです。最終的な結果は自然とあなたの意図に近づき、あの写真をもう1度撮り直せたら...と悔やむことが少なくなります。

反対にあなたの写真家としての自信は大きくなるでしょう。基本を正しく理解していることに対する自信のおかげで、創造性の面で自分自身を駆り立てられるようになります。つまり、自分は今、どんな新境地を切り開こうとしているのか、なぜそうしているのかということを理解したうえで、自分を駆り立てられるのです。

こうした批評力が向上してくると、今度はその力をほかの写真家たちのために役立てることもできるようになるでしょう。デジタル一眼レフ(DSLR)カメラを初めて手にする友人が撮った写真に対して、自分の経験に基づく純粋な批評を提供することで、その人のモチベーションを高めてあげることもできるのです。


では、批評とは何なのか?


図々しいとは思いますが、筆者が投稿した記事から引用します。

批評は意見ではありません。批評は写真の客観的な質に焦点を絞るべきです。ピントが合っていないなど、もし何か良くない点が客観的に見てあるなら、明確な改善法を提示すべきです。

批評を有益なものにするのは客観性と実用性です。そこに主観を持ち込むべきではありません。また、その写真を撮った時にあなたが抱いていた感情も、持ち込むべきではありません。良くないところだけを探すのではなく、良いところも探しましょう。こうすれば写真はもっと良くなっていたという点を探し、こうすれば今後その間違いは避けられるという方法を見つけ出しましょう。

すべてのフィードバックは、否定的ではなく建設的であるべきなのです。


自分で撮った写真の批評の仕方


自分の写真を批評する能力は時間とともに身についてきます。ここから先は、自分で撮った写真に対して絶えず問いかけるべきいくつかの点について解説していきます。

撮影の腕前が上がるにしたがって、より細かな点に意識が向くようになりますが、基本のマスターを目指して、まずは以下の点に注意を払ってみてください。


インパクトはあるか?

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写真から自分の感情を排除できたら、それを初めて見る人の目で、その写真を眺めてみてください。どんな気分や感情がかき立てられますか? 見る人が努力しなければ、その気持ちは得られませんか? それとも心は即座に揺さぶられますか?

もし人々の関心を引く写真が撮りたいと思っているなら、それには「インパクト」が欠かせません。その力は強くなければなりません。もしそれが感じられなければ、その理由を見つけ出しましょう。写真のビジュアルウェイト(構図内の特定の対象を目立たせるために加えられる視覚的な重み)や被写界深度、ピント合わせが間違っていますか? 次に写真を撮るときには何に注意すべきなのか、その答えを見つけてください。


露出は適正か?

撮った写真をプリントするつもりであれば、露出オーバーや露出アンダーの写真では、そこにあるべきインパクトは簡単に失われてしまいます。カメラの露出計をうまく使う方法を学ぶことによって、絞り値やシャッタースピードに関して、より的確な判断が下せるようになり、将来こうした問題を解決できます。

それを学ぶ1つの方法が、オート・エクスポージャー・ブラケティング(AEB)で、そこそこ値の張るカメラであれば、大抵は設定が可能です。AEB機能を使うと、カメラが正しいと判断する露出で写真が撮られ、そのほかに絞り値+1で1枚、-1でもう1枚撮影されます。AEBは、カメラがどのように機能するのか、微調整が写真の最終イメージにどのように影響しうるのかを理解するのにうってつけの方法です。


ピントは合っているか?

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写真の中心となる被写体は、しっかりとピントが合い、写真の残りの部分と適切なコントラストを持っているべきです。人物写真では、被写体は対象となる人ですが(被写界深度を浅くするため、レンズの絞りを開きましょう)、絞りを開きすぎてはいけません。こうすることで背景が柔らかくなります。風景写真では、多くの場合、写真全体にピントを合わせなければなりません。

ただし、これらのガイドラインはあくまでゆるくとらえてください。たとえあなたがどのような被写界深度やピント位置を選ぼうと、それには理由があるはずです。うまくいっても、ちょっと失敗しても、その理由を常に自分に問いかけてください。


構図はどうか?

私たちは、「三分割法」「50/50(二分割構図)」「ピント位置」など、構図のルールについてしばしば教わります。これらはどれも、自分が撮った写真の理解に役立てるために覚えておくべき有益な原則です。ただし、写真の構図を決める際には、ただやみくもにこれらのルールに従わないでください。あくまで、あなたが撮ろうとしている写真に役立てるために活用するようにしましょう。

これはつまり、構図のビジュアルウェイトに注意を払うということです。左側がゴチャゴチャしすぎていませんか? 背景の動きが前景から注意を奪っていませんか? 写真の中のすべての要素が、うまく結果に加えられていますか? 視線はあなたが望むところに導かれていますか?(つまり「リーディングライン」のことです)。被写体にもっと近づくべきだったのではありませんか? 水平線は真っ直ぐですか?

構図については、自問すべき質問がたくさんあります。ですから、時間をかけてじっくりと撮った写真を分析してください。きっと将来、良い結果をもたらしてくれるはずです。


色合いはどうか?

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写真の色を正しく調整するのは簡単ではありません。これは必ずしも、写真の色は実際の色とまったく同じでなければならない、ということではありません。つまり写真の色は、あなたが撮る写真の目的に沿っていなければならないということなのです。

もしフラッシュを使っているのであれば、ホワイトバランスはマスターすべきスキルです。もしモニターのキャリブレーションを行わずに撮った写真を編集しているのであれば、それは時間の無駄というものです。あなたの目が撮影場所の明るさに慣れる前に写真を撮っているのであれば、撮った写真は期待通りのものにはならないでしょう。微光の中で撮影している場合には、その写真は色あせたものになるでしょう。

ポイントは、写真の色の仕組みを理解し、「色の飽和」(彩度の上げすぎによって諧調などが失われてしまった状態)を避けることです。これに役立つのが、カメラのオートホワイトバランス(AWB)機能をしばらくオフにして、これが最終イメージにどのように影響するかを学ぶことです。また、モノクロ写真をよく撮影するという人は、情景の色を変更することで写真は白黒になるということも覚えておいてください。つまり、やはり色は重要な役割を果たしているのです。


写真は期待通りの感情を引き起こせるか?

技術的には完璧からはほど遠い時でも、写真が強烈なパンチ力を持っていることがあります。これは、その写真が持つ「物語」が王様の役割を果たしているからです。

もし、欠点があるにもかかわらず、その写真が期待する感情をかき立てるのであれば、素晴らしい写真が撮れたということです。けれども、このような場合でも、物語や主題を伝えることができた要因は一体だったのかを究明しましょう。


批評を活用してカメラの腕を磨く


上に挙げた6つの点に着目して、自分が撮った写真を批評的に分析することで、写真家としての自分の長所と短所について、いろいろなことをどんどん学べるようになります。

根気強くがんばってください。そうすれば、このフィードバック・ループが有益な学習ツールとしてあなたの力になり、カメラの達人へと続く正しい道にあなたを導いてくれるでしょう。あっという間に、写真でお金を稼ぐことだってできるかもしれません。


A Brief Guide To Critiquing Your Own Photos | MakeUseOf

Rob Nightingale(訳:阪本博希/ガリレオ)
Photos by Rawpixel.com /Shutterstock, Dara Russell, Narratographer, Dimitri Kalogeropoylos, Liz Jones.

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