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吉武 亮

吉武 亮

 - ,,,  08:30 AM

最低限の「投資」の知識を身に付けよう ~20代のためのお金に対する考え方

最低限の「投資」の知識を身に付けよう ~20代のためのお金に対する考え方

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こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの吉武亮です。前回は保険について、基礎の基礎から解説をしました。

今回のテーマは「投資」です。20代の方にとって投資は、興味はあるけどハードルが高いものかも知れません。しかしこれからの時代、投資に関する知識は必要不可欠なものだと思います。今回は、投資に関する初歩的な部分のお話をしていきたいと思います。


投資や資産運用の知識を身につけておかなければいけない理由


一見ハードルが高いように思える「投資」や「資産運用」ですが、やるやらないは置いておいても、最低限の知識を身に着けておかなければ将来的に危険です。

たとえば老後の生活を支えてくれるはずの「年金」ですが、年々支給額が下がってきているのはご存じのとおり。加えて、今後は物価が上昇してもそれに伴って年金受給額が上がらず、年金の価値が実質的に目減りしていく可能性があります。アベノミクスで物価の上昇目標は年間2%とされましたので、もし本当に目標通り成長を続ければ、お金の価値は毎年2%ずつ目減りしていくことになります。

また、企業年金も"将来貰える年金額が確定している"「確定給付年金」から"運用の成果次第で貰える額が決まる"「確定拠出年金」を採用する企業が増えています。つまり、会社が社員の退職後の運用リスクまでは取れなくなってきているということです。

年金をはじめとした老後の暮らしは、今までは「国や会社が保障してくれていた」ものでした。しかし、これからは「自分たちで創っていく」ものになっていきます。すなわち、これまで国や会社が考えてくれていたことを、自分たちで考えざるを得ないというわけです。

私たちの親世代とはすでにいろいろと状況が変わってきていますから、なんの知識もないまま年をとっていくことはあまりに危険です。自分の将来のためにも、投資や資産運用について学ぶことは必須事項であると思ってください。


投資にはどんな種類がある?


ペーパーアセットとリアルアセット

一般的に投資というと、ギャンブルに近いイメージを持っている方もいらっしゃるかも知れません。ギャンブルとはゼロサムゲームです。ゼロサムゲームとは勝つ人と負ける人がイコールになるゲームのこと。例えば、パチンコなどがまさに典型的です。お客もお店も全員儲かるということはありません。

一方、投資は両者がプラスになる可能性があれば、両者がマイナスになる可能性もあります。相手がプラスになることで、自分もプラスになるというのが投資の考え方です。そして、その相手を「誰」、もしくは「どこ」にするのかが非常に重要なのです。どこに投資をするのか、すなわち自分の資産をどこに預けるのかという考え方を、「アセットアロケーション」と言ったりします。アセット(=資産)には大きく分けて2つあります。「ペーパーアセット」と「リアルアセット」です。

ペーパーアセットはいわゆる証券化できるもので、基本的にすぐに現金に換えることができます。例えば「債券(国債、社債など)」「株式」などです。一般的に株式は債券よりハイリスクハイリターンだと考えられています。

リアルアセット(不動産等)はいわゆる実物資産で、買い手が見つからなければ現金化はできません。すぐに現金化できるかどうかという観点で、流動性が高いとか低いとか言ったりします。また、リアルアセットにあってペーパーアセットにはないものがあります。それは「歪み」です。

簡単に言うと、100円の価値のものが80円で売られていたり、120円で売られていたりするということです。例えば不動産なら、同じような物件でも仲介業者によっては非常に高値で売られていたり、その逆もあります。付き合う業者を間違えると大きく損をする可能性もあるということです。


投資信託

投資先によっては1口あたりの単価が大きすぎて1人では買えなかったりします。この場合、複数人でお金を出し合って投資をしたりしますが、この考え方を一般的にファンドと呼びます。また、どの投資先を選んだら良いか分からない場合、その選定や運用を委託する金融商品として「投資信託」というものがあります。

投資信託の例として、安全性の高い債券を中心に運用しているMMF(Money Management Fund)、上場株を中心に運用しているETF(Exchange Traded Funds)、不動産投資信託のREIT(Real Estate Investment Trust)などがあげられます。

そして、顧客から預かっている資産を運用しながら、万が一に備えた保障の機能も兼ね備えているのが「保険」です。保険は当然、何かあった時に確実に保障を受けられるものではなくてはいけませんので、「公社債」と呼ばれる安定した投資先で運用しています。公社債の1つが国債です。国債の金利で比較した時に、日本国債よりも米国債の方が金利が大きいので、一般的にドル建ての保険商品は高利率で運用されます。また、保険の場合は利率や受取額が保障されている場合がありますので、計画的に使いやすいです。


ポートフォリオ管理と、リスクをコントールするポイント


ここまでは投資の"種類"の話をしてきましたが、地理的にも分けることができます。国内、海外(先進国)、海外(発展途上国)。投資にはローリスクローリターンなものから、ハイリスクハイリターンなものまでさまざま。種類的、地理的にお金の置き場所を考えながら、バランスを考えながら、減らさずに増やしていくことが大切です。これをポートフォリオ管理と言います。

夢が大きいほどリターンが必要ですし、リターンが大きいほどリスクはつきものなのです。投資のリスクをコントロールするポイントは、「時間」「分散」「経験」です。


時間をかける

現在1口1万円の投資先に一気にたくさん投資するよりも、月毎などに分けて買う方がリスクを分散できます。この時、毎月1口買うよりも毎月1万円分を購入する方が、投資コストを下げられると言われています。この考え方を「ドルコスト平均法」と言います。


分散する

1カ所に資産をすべて預けていると、そこが破綻したら財産をすべて失います。リスクを分散させるために、資産を何カ所かに分けておくことが大切です。


経験を積む

どれを買うべきか、いつ売るべきか、どの業者を選ぶべきか、すべてのリスクは経験を積むことによって分散できます。経験を積む時間がなければ、信用の置ける人を味方につけて、アドバイスをもらいましょう。


20代にオススメのポートフォリオ


20代の方にオススメのお金の置き場所は、オススメ順で、預金・保険・投資信託です。まずは結婚資金や車のお金、出産費用などすぐに必要になるお金は預金で確保しておくべきです。

20代の方は知識や人脈もない中で、ハイリスク・ハイリターンの投資先はオススメできません。その代わり人生スパンで見るとまだ時間があるので、長期的にお金を持って物価上昇や万が一の事態などに備えながら、運用ができる預け先にお金を置くのがいいでしょう。

保険はハイリターンではないですが、利率保障などがありますので長期で持てば確実に増やせるメリットや、万が一に備えることも可能です。また、投資信託は利率保障などはないですが、長期的に運用することでリスクを分散したり、コストを減らしたりすることができます。投資信託もさまざまありますが、ETFなどは比較的低コストで安定しているのでオススメです。


目的別に分ける

大切なのは手段ではなく目的です。そして、投資には損がつきものです。「資産運用するつもりがお金が減ってしまい、理想の状態から遠のいてしまった」ということもあれば、「資産運用をしていたおかげで、理想の生活に近づくことができた」という場合もあります。このような違いが生まれるのは、一重にどれだけ「目的」と「手段」を切り分けて計画的に運用できているかで決まります。

例えば、ライフプランを立てて今後必要なお金を

・重要かつ緊急
・重要だが緊急でない
・重要でないが緊急
・重要でなく緊急性もない

このように分類して書き出してみると、対策を打つためのヒントになるかと思います。




冒頭で述べたとおり、投資や資産運用について勉強することは、今後絶対に必要になってくると思います。また、投資で利益を得ようとなれば、なおさら深い知識を身に着けていく必要があります。

これまでこの連載では、「お金」について最低限知っておくべきことについて書いていきました。また、「お金」についてしっかりと勉強することの重要性についても訴えてきました。

とはいえ、「忙しくってなかなか勉強する時間がない...」という人も多いと思います。そんな人は、ファイナンシャル・プランナーに相談してみるというのも1つの手です。次回は、「ファイナンシャル・プランナーの上手な利用法」についてお話します。


吉武 亮(よしたけ りょう)|ファイナンシャル・プランナーブログ
money_twenties5.jpg明治大学出身。学生時代、約1000人を集める学生大運動会を企画する学生団体「SWITCH」を友人と創設。卒業後、上場保険代理店で新人賞、社長賞受賞後、ファイナンシャル・プランナーとして独立。これまで約500人のライフプランニングを手掛ける。クライアントの資産設計をしながら、お金の貯め方・守り方・増やし方をアドバイスしている。出演ラジオ:Rainbow Town FM(79.2MHz)11Crystal

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