• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,  07:00 PM

先を見通せる人は「まだ大丈夫」という考え方をしない

先を見通せる人は「まだ大丈夫」という考え方をしない

160110cybozu_project.jpg


今回は、仕事ができる人の「先の見通し方」について取り上げます。以下、サイボウズ株式会社のオウンドメディア「サイボウズ式」のこちらの記事より転載いたします。


仕事ができる人は先回りができる人が多い。

個々のタスク、かかわっているプロジェクト、会社の動向などスケールの違いはあれど、先手を打ちにかかる。断片的な情報をもとに巧妙に「こうなるのでは?」と予想して、活路を見いだしているように見える。そして死路に向かわないように手を打っていく。

逆に仕事ができない人は後手後手になって、対処療法に走りがち。とっちらかった状況になって、賢明に目の前のことを全力で頑張っているのに、その苦労が報われなかったりして、精神的に摩耗してしまったりする。

この違いはどこにあるのだろうか? 生まれつきの頭の良さだろうか? いや、俺が見てきたなかでは「視点・意識の向け方の差」のように思える。そのズレが結果を変えてしまう。


Take after plan OR Keep status quo?


視点・意識の向け方の差を考える上でヒントになるのは「現在」と「現状維持」の違いを考えることだ。

アカデミック・ディベートという競技がある。これは単なる言い争いを指すのではなく、ルールに基づいた囲碁や将棋のような"知的ゲーム"だ。そう、ビジネスマンが大好きなロジカル・シンキングを駆使する性質の。

ある論題──外交・経済・医療・教育──に関するさまざまな政策に関して、肯定派と否定派に分かれて討論する。その際に、肯定派はプラン(政策)を採択した際のメリット・デメリットを、否定派は<現状を維持した>際のメリット・デメリットを提示する。客観的にそれらを比較しあい、最終的には第三者であるジャッジが勝敗を決定する。

ここで重要なのは、否定派に課せられたスタンスだ。彼らは「現在(present)」の世界ではなく「現状維持(Status Quo)」の世界を議論のテーマに挙げなければならない。この観点は非常に重要になる。After Plan(政策採択後)の世界と比較する対象は、「いま現在(present)」の世界ではなく「現状維持(Status Quo)」の世界。

なぜ「現在」ではなく「現状維持の世界」を考えるのか? 答えは明確で、政策の肯定・否定派は「現在」ではなく「未来」を比較検討しなければならないからだ。

これはビジネスの世界でも生きる概念だ。

わかりやすい例を挙げると、現状維持という視点を取り入れることで、いまの時点ではヤバくなくても、5年後・10年後には顕在化してしまう大問題(時限爆弾)を発見できるかもしれない。また、あるアクションを取った副作用は、現状維持によっても時間の経過とともに起こりえていた可能性がある。(つまりはどっちみち起きる可能性があるならやった方が良い、になり得る)


見抜ける人は「現状維持」の視点で先を見通す


ここで話を戻す。先手を打てる人は「現状維持」に関する視点に敏感であるように見える。現状が進行したらどうなってしまうのか? という視点を持っている。(俺も含めて)大体の人は「現在」でベストを尽くそうして、先がどう転ぶかは他人任せであるのとは対照的だ。

先手を打つ人は「現状維持でもたらされる未来」を察知しながらベストな動き方をしている。より良く転ぶ方向を最大化し、悪く転びうる方向をつぶしにかかる。言い換えると、積極的に自分にとって「より良い現状」をたぐり寄せている。

プロジェクトで火消しをする人は、まぎれもなく素晴らしい人材だと思う。だけど、優れたマネージャーやリーダーは未然に火を消そうとする。それは種火ができた時点で「これが広がったらどうなるか?」という視点を持てているからだ。

まだ大丈夫なのか? 時間が経過したら? この要因とくっついたらどうなるか? そういった視点で見ている。(火を吹いてからプロジェクトに突っ込まれてる知人の話を聞くと、本当にかわいそうになる......)


「まだ大丈夫」という考え方を捨てる


まとめると、俺が「この人すげぇな」と思う人は<まだ大丈夫>という考え方を決してしないことでしょうか。現時点で大丈夫でも、現状維持した結果でもたらされる未来に対して視点を向けているように思える。常に状況を現在の点ではなく、先に向いた矢印としてとらえている。

目の前のタスクに夢中になっていると、それだけで充実した気分になりがちだけど、「何のためにこのタスクをやっているのか?」という視点を持つのが一歩深めた働き方だとすれば、「近い将来に訪れる現状を積極的により良いものにしようとできるか?」を考えられる人が、優秀な働き手なんだと思う。

あとは単純に、想定外の事態なんてそうそうなくて、予期できたであろうことが結構多いんですよね。最悪のシナリオでの現状維持を想定すれば回避できていたかもしれないのではないでしょうか。ちょっとした「やらなくてもいいけど、やっとくか」が大きく身を助けることは多い気がします。

さて、コラム書きとして締切に苦しんでしまうのも、余裕がある時点で「まだ大丈夫」と思ってしまい、「現状維持」をした際に何が起きるかをシビアに見れていなかった結果と言えるでしょう。仕事の最優先は時間を守ることからですね! 俺も頑張ります。


先を見通せるあの人が持っている視点の正体 | サイボウズ式

(ファーレンハイト)
Photo by shutterstock.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.