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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  12:00 PM

2016年に移住したい世界22都市:「ドバイ・シャルジャ」in アラブ首長国連邦(UAE)

2016年に移住したい世界22都市:「ドバイ・シャルジャ」in アラブ首長国連邦(UAE)

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كل عام وانت بخير! クル・アーム・ワアントム・ブハイル!(アラビア語で「明けましておめでとうございます」にあたるフレーズ)

UAEへはかれこれ通算で4~5年住んでおりますが、この世界で最もアツい国の魅力を読者の皆さんへお伝えします。


UAEはどんな都市ですか?


UAEは穏やかな海流であるアラビア湾に位置しており、日本とは直行便にて9~11時間で結ばれています。気候は日本と違い四季というよりは「二季」という感があります。夏にあたる5~10月は暑く50℃近くにも達することがあり、また沿岸部は多湿です。冗談ぬきに車のボンネットで目玉焼きが作れるレベルですね。

夏とは打って変わって冬にあたる11月~4月は天国です。日中は最高でも25度くらいで湿気もありません。夏と冬の中間に位置する春や秋のような季節がなく、季節の変わり目に来る嵐を境目にいきなり暑くなる、またはいきなり涼しくなります。ちなみに雨は年に2~3回降るくらいです。周辺環境としては、海があり、砂漠もあり、北部には山もあります。とくに砂漠は、外せないポイントですね。そこでは日本では味わえない、独自の静けさを感じることができるからです。

さて、UAEは7つの都市(首長国)から成っていますが、その一部を次にご紹介します。


■ドバイ


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ほとんどの読者の皆さんもドバイの名はどこかで聞いたことがあるでしょう。このドバイですが、「何でもアリな都市」といった感じでしょうか。ともかく自由です。欲しいものはひと通り手に入ります。世界各国のさまざまな文化の影響を受けており、日常的にアラブだけでなく多様な文化に触れることができる人種のるつぼのような都市です。


■シャルジャ


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シャルジャはドバイの隣に位置しますが、近代都市ドバイとは一線を画し、もっとアラビアンな雰囲気が味わえる都市です。シャルジャの街はドバイに比べ静かで、街中の至る所にアラブ様式の建築物が見られ、モスクも多いです。また、この都市は文化・芸術に非常に注力しており、博物館や美術関連施設も多く存在する等、とてもアーティスティックな都市となっています。


UAEに住むことになったきっかけは何ですか?


2007年から1年間UAEに留学しておりましたが、留学中にローカルのUAE人と付き合う中で、自分と彼らの間に何か近しいものを感じられ、えも言われぬような心地の良さをその生活の中で味わったからです。それ以来、毎年旅行でUAEを訪れておりましたが、遂に2012年よりUAEに住み始めました。

私はかねてからUAEに拠点を置いて生活を始めようと考えていました。しかし、旅行と住むのとでは大分事情が異なるため、ものは試しにまずは空港到着時に無料で発行される観光ビザを用いて生活をスタートさせました。この観光ビザは1カ月間有効で、有料で有効期限をもう1カ月または3カ月伸ばすか、またはその他近隣諸国に一度出かけてから帰ってくることによる更新も可能です。

現在、私は普段は友人の会社へ籍を置き、広い地元の人脈とUAEの事柄に関する知識を活かして、UAEへ進出する日本企業へのコンサルティングをしたり、個別のプロジェクトに参画をすることで収入を得ています。従って、ビザは長期滞在ビザ(有効期限2年)を取得しています。なお、他にフリーランス用のビザもあります。

生活費は、住む場所により大きく変わりますが東京と同じか東京より安いです。ドバイにある立地の良い場所に住むと、ワンルームでも月12~20万円(4500~6000dhs)。東京都心部くらいの家賃がかかりますが、シャルジャやそれ以遠の場所に住めば月4~6万円(1500~2000dhs)と安くできます。ただ、部屋は日本に比べ総じて広く、また天井も高いためなおさら広く感じられます。

食費も外食するか自炊するかによって変わりますが、私は自炊派でスーパーに売っているものは日本のものより安いので、おそらく月に1万円(300dhs)もいっていないと思います。外食の場合、モール等で食べれば、軽く1人あたり3000円(100dhs)はかかりますが、大衆食堂では1食あたり500円(15dhs)以内に収められます。


UAEで気に入っているところはどこですか ?


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1つは、上記にもあるとおりローカルの気質が気に入っていることです。彼らは良い意味ですごく人間くさいというか、人情味にあふれ義理堅いのです。日本とUAEは物理的には遠く離れていますが、彼らとの心情や考え方は意外にも我々と近いことに気づかされます。また彼らは非常に親日的であり、我々日本人に対する印象も良く、リスペクトもしてくれていて、大変付き合いやすいです。

ただ、住人の構成比では外国人の割合がかなり高いためか、外国人と地元民の間は目に見えぬ壁で隔てられているように思われます。実際、当地の日本人コミュニティの間でもそのような声が聞かれます。私の場合にはアラビア語のUAE方言を使い、またローカルとの親和性が高いためか、当地における友人の95%ほどは地元民です。もし当地にいらっしゃる場合はお声をかけていただければご紹介します。一緒に楽しみましょう!


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もう1つはUAEが「アツい(暑い)アラビアンな超国際都市」であることでしょうか。なぜアツいかと言えば、町中が非常に活気であふれているからです。「世界最長」「世界最大」をうたうタワーやモールが多くあり、2020年にドバイで開催される万博に向けて街が盛り上がっております。また、ハングリー精神旺盛な外国人ビジネスマンや労働者も多いのです。このイケイケな部分が良いですね。

また夏の気温は50℃を超え、これまた超がつくほど暑いですがそれも慣れればまた一興でしょう。そして、先述のように外国人の割合が高く、例えばドバイの場合は9割を越えているため、初対面の人との会話が「どこの国から来たの?」という質問から始まるほどです。わざわざ他の国に足を運ばなくとも、さまざまな国籍の人と知り合うことが可能です。


逆にもっとこうだったらなぁと思うところは?


生活面に関しては特に問題はありませんが、強いて言えばもう少し公共の交通機関が発達していると良いですね。ただドバイの場合はメトロとバスが発達しており、あまり不便はありません。ドバイ以外の都市にはあまり公共の交通機関が発達しておらず、マイカーかタクシーでの移動が主な交通手段となります 。


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もうひとつは、ローカルと日本人間の交流がもう少しあっても良いかなと思います。ただ、それを促進させるのもローカルと親和性の高い自分の役割であると思います。私はこの国が学生時代から好きで、もっと日本人の皆さんにもUAEのことを良く知ってもらい、さらにはUAEへ足を運んでもらえることを願っております。そして、ビジネスや外交だけでなく人的交流も通じて両国の関係が強くなれればと思います。


どんな人ならうまくやっていける都市だと思いますか?


これはUAEに限らずどの都市でも共通することかもしれませんが、異文化が大好きで柔軟な方はUAEでうまくやっていけると思います。UAEにはさまざまな人が200カ国以上からやってきているため、日常生活において日本との大きな文化の違いには良い意味でも悪い意味でも驚かされると思います。そして大なり小なりのトラブルは日常生活において起こりがちですが、それでもほとんどのことは丸く収まるので「気にしない」ことができることも重要であるでしょう。

UAE自体は生活水準においてほぼ先進国クラスであり、日頃メディアでイスラーム関連のテロに関する報道が目立ちますが、UAEの治安はとても良いです。日常的に殺人事件といった凶悪事件のニュースをあまり聞きませんし、デモや集会もまったく起きません。もちろん過去におけるテロ事件の発生件数はゼロです。またUAEは、水を飲んだらお腹を下したりするなどインフラが微妙で強盗や暴動も起きがちという「骨太なサバイバル力」が要求されるような都市ではありません


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上述の通りさまざまな国から人が来ており、英語はどのような場所でも100%通じます。ほとんどの人が英語を第二外国語としているので、英語が完璧でなくてもそれなりのレベルで大丈夫です。むしろ相手も英語が第二外国語であるので、英語をネイティブとする人よりも心理的な壁ができにくく会話がしやすいと思います。公用語はアラビア語ですが、まったくできなくても大丈夫です。ただ、UAEの文化を尊重するためにも基本的なフレーズくらいを知っておいて損はないと思います。

現地に在住する日本人ですが、アラブ圏では一番数の多い4000人となっています。そのほとんどがドバイに在住のようです。日本食レストランや日本食材の専門店も数多くありますので、日本食が恋しくなっても安心です。

追伸:当地へいらっしゃるときは是非「シャワルマ」と「クナーファ」というとてもおいしい食べ物をお試しください!幸せになれることうけあいです。


著者プロフィール

金子家暢(かねこ・いえのぶ)|FacebookInstagram

鎌倉市出身、日本最古の流鏑馬(やぶさめ)の技術を受け継ぐ弓馬軍礼故実司家旧芸州武田氏の後嗣。UAEではアラビア語名「マンスール」の名で親しまれ、日本人でおそらく唯一UAE方言を流暢に話せる特技を活用しソーシャルメディアを通じてUAE人含むアラブ人に日本の紹介を行っている。シャムス・カマル こと鷹鳥屋 明(たかとりや・あきら)氏とは「東京ブラザーズ」として活動。YouTubeでは日本の皆さんにUAEの魅力をお伝えする動画を掲載予定です。

Top Photo by Shutterstock

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