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印南敦史印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

ブレない自分をつくりだすためのコツ

ブレない自分をつくりだすためのコツ

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常に平常心でいようとしても、それは無理な話。常に心を安定させておく必要はないけれども、乱れたらすぐに切り替え、心の状態を整えることが大切。なぜなら心の乱れは、自分自身のパフォーマンスの質を下げてしまうから。

そう主張するのは、『感情にふり回されないコツ』(辻秀一著、フォレスト出版)の著者。専門ドクターとしての20年間の経験と実績に基づき、ビジネスパーソン、アスリート、芸術家など、幅広い層に向けてメンタルトレーニングの指導を行なってきたという人物です。

しかし、ここでいうパフォーマンスとはなんなのでしょうか?

パフォーマンスとは、「何をするのか」という行動の内容と、それを「どんな感情で行なうのか」という心の状態、この2つの要素で成り立っています。(中略)行動の内容を決めるのは、脳の認知による機能。心の状態を整えていくのが脳のライフスキルという機能です。(「はじめに」より)

人間はもともと、心の状態を整えるスキルを持っているもの。しかし、それを使わないから、心の乱れを整える力が弱まっているというだけのこと。ただし、コツさえ知れば、誰もがライフスキルを簡単にうまく使いこなすことができるのだとか。たとえば、「いま、心が乱れているな」と自分の感情に気づくだけでも、心の状態は整っていくもの。そうした脳の使い方が、ライフスキルのひとつなのだといいます。

第2章「メンタルトレーニング専門のドクターが教える『心が乱れる時間』を減らすコツ」をチェックしてみましょう。


感情がブレない人を支えているもの


自分のなかの軸を形成する、大きな要素のひとつが「自信」。自分に自信が持てれば、あらゆることに対してパフォーマンスが高まり、どんな状況や環境にも適応していくことができるからです。

そして著者は意外なことに、自信を持つことには「実は簡単」だと断言しています。にもかかわらず多くの人が自信を身につけられないのは、「自分の出した結果や経験に基づいて自信をつけようとするから」なのだとか。たしかにそれらを基盤とすれば、それは大きな自信につながる可能性があります。しかし結果と経験に裏打ちされた自信は、とても役立つように見えて、実はとても揺らぎやすいものでもあるというのです。

だからこそ、「自分をただただ信じる」という、本来の自信のつけ方をするべきだということ。結果などの外的要因からではなく、自分の内面からつくり出す自信は、しなやかで折れにくいものだから。そして自分に自信が持てれば、どんな状況でも最高のパフォーマンスを発揮できるというわけです。

本当の自信とは、自分の内面からつくっていく、自家発電できるもの。そして、本来私たちは、そういう自信を持てるはずなのだと著者は記しています。(46ページより)


自信に根拠があってはいけない


では「自家発電型の自信」とは、どうすればつくっていくことができるのでしょうか? この問いに対する回答として、著者はこれまでに会ってきた「一流」と呼ばれる人たちの傾向を紹介しています。それによると、どんな業界の人でも、根拠をもとに自信をつくってはいないのだとか。自信には根拠があってはいけないとすら考えていて、ただ自分を信じると決めているだけだというのです。そして当然のことながら、実績や経験とも無関係。

「ただただ信じる」というのは、ライフスキルであり、フロー状態をつくり出す基本中の基本。そして、誰にでもできること。「ただただ自分を信じる」と決めてしまうことによってフロー化が起こり、脳機能全体が上がっていくのだといいます。そうなれば当然、心の状態をコントロールすることもでき、行動の質も高まっていくということ。そんな状態に心を持っていければ、どんな状況も環境も恐れる必要はなくなるということ。(49ページより)


過去と現在から自分を解放するためのコツ


過去と未来をうまく味方につけることのできる人は、心の状態を整えていくことができるのだそうです。いいかえれば、過去にとらわれることなく、未来に対してゆらがない生き方をする人は、コンスタントにハイパフォーマンスを発揮できるということ。

そして過去と未来を味方にするためには、「"いま"に集中して生きる」という考え方をしなければならないのだといいます。ただし、過去や未来を遮断することは困難で、そして不自然。そこで、「"いま"に集中して生きる」という意識の習慣を持てるかどうかが鍵になってくるというのです。そしてそれが結果的に、理想の未来を形成することに。

「"いま"に集中して生きる」と決めれば、思考が過去と未来から影響を受けることもなく、心が安定するもの。そしてその結果、パフォーマンスの質も上がるというわけです。逆に、基本的なスタンスとして「"いま"に集中して生きる」と決めておかないと、過去と未来に翻弄されてしまうと著者はいいます。(58ページより)


満足感が生まれる"心の三大法則"


多くの人が認知機能を優勢に働かせて、心の状態を整えるライフスキルを働かせていないのだと著者は指摘しています。そしてそれが原因となって、心がブレてしまい、自分の軸を不安定なものにしてしまうというのです。

認知機能は、「なにをするのか」という行動の内容を決めることを担当し、「やるべきこと」を明確にしてくれるのだそうです。しかし行動の質を決めることには、心の状態が大きく関係しているもの。しかし心は目に見えないぶん、おろそかにされがちでもあります。そこで心の存在と、心の状態の価値に気づくことが大切。そして心には、次のような3大法則があるのだそうです。

法則1は、人間にはどんな瞬間でも必ず心の状態があるということ。
法則2は、心の状態には、フローか、ノンフローしかないということ。
法則3は、フロー状態なら、行動の内容を明確にし、遂行する機能が高まるということ。
(61ページより)

だから結果を出していく一流の人たちは、より有効な行動の内容を見つけ、遂行する機能を高めるということ。そのため、心の状態にこだわるというわけです。(60ページより)


「乱さない」より「切り替える」


多くの人は、心の状態はパフォーマンスにはあまり関係がないと思っていると、著者は指摘しています。だから、やることを決め、淡々とやっていくことが最良の策だと考えているというのです。しかし心の状態がよくなければ、やるべきことを淡々と進めることすらできないもの。なぜなら行動の質には、心が大きく影響するから。

しかし、それでもやはり、自分の心の状態に気づくことが大切だと著者は強調します。気づけば、心はフローに傾くものだから。では、心の状態に気づくために、日々どういうことを心がければいいのでしょうか?

自分の心の状態に気づくには、外側に向かっている認知機能とは違う、ライフスキルを働かせることが大切。自分の内側に目を向けさせるということです。そして自分の内側を見るためには、「いま、ゆらいでいるな」「いま、とらわれているな」といった心の状態に気づくことが重要。だから、それを徹底的に習慣化するべきだといいます。

心の状態が乱れても修正する、あるいは、整った状況を持続させるためには、感情に気づくことが欠かせないというわけです。いいかたを変えれば、心がゆらぐことが悪いのではなく、心の状態に、無関心であることが問題なのだということ。

「ゆらいでいるな」と気づけば整った状態にも傾けられますが、ゆらいでいることに無関心でいると心の状態を切り替えることが難しいのです。(64ページより)

だからこそ、自分を内観し、感情に気づくということを習慣化させることが大切だという考え方。そうすれば、さまざまな感情が交錯していても、自分をいい方向に傾けることができるのだということです。(63ページより)




書かれていることはシンプルですが、だからこそ忘れてしまいがちでもあるはず。心が疲れ気味だと感じる人は、読んでみると気づきを得ることができるかもしれません。


(印南敦史)

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