• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

堀込泰三堀込泰三  - ,,,,,  11:30 AM

年末年始の家族の集まりが苦手なあなたへ

年末年始の家族の集まりが苦手なあなたへ

20151213_family.jpg


Popular Science:多くの人にとって、ホリデーシーズンの家族の集まりはストレスフリーというわけにはいきません。いとこは政治の話題で夕食の団らんをぶち壊すし、ターキーは焦げるし、親族にはしつこく卒業後の進路を問われるし。

それがほんの些細な出来事で済む人はいいでしょう。でも、中にはもっと深刻な人がいます。家族の集いの何週間も前からストレスや不安を感じるほどに、ホリデーシーズンを恐れている人がたくさんいるのです。なぜこの時期に限って、家族にまつわるストレスが増えるのでしょうか? 「Popular Science」では、何人かの専門家に、ストレスの原因と、それを相殺するためのステップを聞きました。



ストレスの元凶


愛すべき人からのストレスを感じると、孤独な感覚に陥るかもしれません。でも、同じ気持ちを感じている人は大勢いるので安心してください。確固たるデータがあるわけではありませんが、多くの専門家は、家族に囲まれることにある程度のストレスを感じる人が多いと述べています。性格や家族の歴史が理由で他人よりストレスが大きくなってしまう人もいますが、ストレスを感じること自体は「非常に正常」な感覚であると、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で心理学を研究するPamela Regan教授は言います。

ストレスとは、多くを求められるなかで、心理的または感情的な負担や緊張が発生している状態を指します。ストレスは、心理および身体の双方に影響を及ぼします。オークランド大学で社会学を研究するTerri Orbuch教授によると、

不安や急かされている感覚、あるいはプレッシャーを感じると、身体的な変化が起こり、鼓動が高まったり、人によっては吐き気を覚えたりするんです。

通常、このような影響は長く続きませんが、時間とともにストレスの影響が積み重なり、身体に大打撃を与えるようになります。特に、ストレス対処法を知らない人は影響を受けやすくなるので注意が必要です。

多くの心理学理論においては、ストレスの蓄積が指摘されています。ポジティブな対処法を見つけない限り、現在や未来のストレスによる影響を軽減することはできないのです。

しかし、元来、イベントそのものはストレスの元凶ではないはずです。私たちにストレスを与えているのは、イベントに対する認識なのです。


期待と現実のギャップ


では、ホリデーシーズンに家族と会うことがストレスになるのはなぜなのでしょうか? 大きな理由のひとつが、「期待」にあります。誰もがクリスマスの特別番組を観たり、子どもの頃のサンクスギビングデーの親族との集いを思い出したりします。アメリカ人であれば、ノーマンロックウェルのイラストみたいな世界を想像するでしょう。しかし、ほとんどの場合、それは現実ではありません。

食事や上品な会話を通して、満たされたひとときを想像しているのに、現実がそれとかけ離れていることで、不満を感じてしまうのです。

と、前述したOrbuch教授は述べています。さらに、Regan教授によれば、とりわけホリデーシーズンは、自分が持っていないものをより強調して思い出させる傾向にあるといいます。お祝いの美しくない側面ばかりが強調されてしまうのです。

理想が現実と一致しないのは、単純に私たちが人間だからです。もはや、おばあちゃん1人ががんばっても、1人で大勢のパーティー料理を準備することはできません。どんなに努力しても、このホリデーシーズンに、親戚の不愉快な行動や耳障りな行動が止まるわけがありません。つまり、私たちがロックウェルの理想的な世界を作り出すことは、ほとんど不可能なのです。

最近では、しあわせな核家族という形も、幻になってしまいました。離婚や再婚の増加で、家族の構造が複雑化しており、かつての伝統は崩壊しています。そのような伝統は、私たちの宗教、アイデンティティ、子ども時代に深く根差しています。つまり、気持ちがこもっているので、新しいスタイルでホリデーシーズンをお祝いすることに、失望と緊張をもたらすのです。

それに、家族それぞれが、特別な荷物を持って集まります。どんなに仲がいい家族でも、狭いスペースに何日も人がいれば、衝突が起きて当然なのです。

人間関係に衝突はつき物。関係が近いほど、また、互いに自分をさらけ出すほど、聞きたくないことを耳にする機会が増えてしまいます。

と、Regan教授は分析します。ホリデーシーズンに実家に帰ると、家族が以前ほど親密でないことに罪悪感を感じたり、ひとつ屋根の下に暮らしていた頃は気にならなかった家族の癖に耐えられなくなったりするものです。ときには、家族の役割が変わったことに対する戸惑いを克服するために、昔の行動パラダイムに戻ってしまうこともあります。

これは私も経験したことがあります。すでに大人になった兄弟が、まるで8歳児のような行動をし始めたのです。長い間忘れていた癖や行動を思い出したようでした。

と、Regan教授は述べています。

家族の集いが上手くいかない理由はたくさんありますが、人間は嫌なことや辛いことを、比較的早く忘れることができます。

一度できた関係は、すぐに修復が可能です。多くのことに耐えることができます。これは、文献にも書かれています。「これは私の家族だ。完璧ではないかもしれないけど、乗り切ることができる」と思えるのです。

それでも、あまりにもひどい集まりの場合、影響が長引く可能性があります。ストレスの蓄積で個人が健康を崩すか、家族の関係そのものが悪化するかのどちらかでしょう。


恐怖を克服するには


ここからは、年に1度の家族の集いに恐怖を感じるあなたのために、個人的にも家族に対しても悪影響を緩和する方法を紹介します。


期待を抑える

最良の方法は、自分の期待をうまく制御すること。ホリデーシーズン前後に不満や怒りを感じないためには、現実的な期待を持つようにしましょう。

と、Orbuch教授は述べています。今年の集いがいつもと違うと考える理由はありません。そう心の準備をしておけば、映画『素晴らしき哉、人生!』ではなく『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』のようなクリスマスであっても、失望することはないでしょう。


集まる方法を変える

ホリデーシーズンを大げさに騒ぎ立てたい誘惑を抑えるためには、別の方法で家族の集いを組み立てるといいでしょう。とくに、アメリカでは、サンクスギビングデーには親戚が大勢集まってごちそうを囲むのが定番です。Regan教授の友人は、家族構成が非常に複雑なため、サンクスギビングデーをカレンダー通りにお祝いするのはストレスが多すぎました。そこで、毎年サンクスギビングデーの1週間後に集まることにしました。おかげで、みんなが通常通りの食事しか期待していないので、食事の準備をするストレスが減ったそうです。


ホストならではの方法

お祝いディナーを作る役割を担っている人は、家族のストレスを減らす方法がたくさんあるとOrbuch教授は言います。ゲストのニーズを尊重した食事を用意する。子どもが来るなら、親が心配しなくて済むようなプレイエリアを設ける。具体的には、重苦しい空気にしない。さらに、みんなの笑顔を絶やさないために、ストレスが生じるような話題を避けるなどといったことです。競争のないボードゲームなどのゆるいアクティビティを食後に用意して、漫然と時を過ごしたり、みんなが無理やり楽しもうとする苦しい状況を避けたりするのもいいでしょう。


ゲストとして参加する場合

もちろん、これらのストレス緩和策で効果を発揮するには、完璧なホリデーなどないことを家族全員が認識し、問題を直視する必要があります。しかし、すべての家族が同じ認識とは限りません。だからこそ、ゲストとして親族の集まりに参加する場合、そのストレスに対処する心の準備をしておいた方が良さそうです。Orbuch教授は、緊張感が高まってきたときには、パートナーとお互いを助け合うようにあらかじめ話し合っておくことを勧めています。集まりにはかならず自分の交通手段で行き、その場を去りたくなったらいつでも去れる状態にしておきましょう。大家族が集まる大規模な集まりが恐怖なら、ホリデーに新しい意味を見出して、自分なりの伝統を実施してみるのはいかがでしょうか。


そもそも行かない

あまり思いつかないような戦略もあります。それは、いっそのこと家族の集まりに行かないという選択。

ひどい状況になるのが目に見えていて、何週間も前から不安や抑うつに襲われるほど行くのが嫌なのであれば、それを我慢する必要はありません。

と、Regan教授。本格的に心理的ダメージを負うぐらいだったら、それを避けるための言い訳に罪悪感を感じる必要はないのです。誰もが顔を立てることに時間とエネルギーを費やしています。あなたが行きたくない、あるいは仕事があると言うことで、あなた自身も集まりの幹事も、ほっと胸をなでおろすかもしれません。面子のためだけにトラウマを背負い込むのはムダだと、Regan教授は述べています。




しかし、多くの人にとって、年に1度のホリデーディナーに足を運ぶのは、妥協するだけの価値はあると思います。イベント自体はおもしろいものではないかもしれませんが、あなたの大切な人にとっては、大切なことなのです。ほんのひとときの間つき合うだけで、絆が深まるうえに、その恩恵は長く続くのです。

ストレス要因についてあれこれと話しましたが、ホリデーシーズンの家族の集まりによるストレスを上手に解消すれば、かならず調和が生まれるでしょう。

と、Orbuch教授。現実的な期待と少しのユーモアがあれば、ストレスいっぱいのホリデーだって、大切な家族の時間に変えることができるのです。


WHY ARE HOLIDAYS WITH YOUR FAMILY SO STRESSFUL? | Popular Science

Alexandra Ossola(訳/堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.