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印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

「チームビルディング」の観点からみたブレインストーミングのコツ

「チームビルディング」の観点からみたブレインストーミングのコツ

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いつかリーダーになる君たちへ』(安部敏樹著、坂口菊恵監修、日経BP社)の著者は、一般社団法人リディラバ代表。東京大学在学中の2009年(現在も大学院の博士課程に席を置いているそうです)に「社会問題解決のプラットフォーム」リディラバを設立したという人物です。ちなみにマグロ漁師としての顔も持っているというので、なかなかユニークな方のようです。

リディラバでは、「社会の無関心を打破する」というテーマを掲げ、さまざまな社会問題の解決や可視化に取り組んできたのだとか。そして2012年からは、東大教養学部で「ソーシャルビジネスのためのチームビルディング」というゼミを担当しているのだといいます。本書はゼミの内容をベースにしたもので、つまりはそのエッセンスが学べるようになっているというわけです。

いうまでもなく、その目的はチームをつくり、そこで成果を上げること。しかし、だとすれば改めて確認しておきたいのは、そもそも「よいチーム」とはなんなのかということではないでしょうか? そんな疑問に対する答えとして、著者は「よいチーム」の4つの原則を紹介しています。

1. ルールとマインドセットの共有
2. 技法の共有
3. 進捗状況と議論のステージの共有
4. 意欲の共有
(32ページより)

1.チームとしてのグランドルールや心構えを共有し、2.技法(ディスカッションやブレインストーミング、プレゼンテーションなど)を共有し、3.「いまどのような状況にあるのか」をみんなで理解し、そして4.「やる気」を共有するということ。

なお、この4つは独立したものではなく絡み合っているもの。だからこそ、1から3までを共有すると、意欲が自然と上がってくるといいます。この考え方を軸として展開されるコンテンツのなかから、きょうはPART1「チームビルディングの基本」内の4章「ブレインストーミング ―― 批判厳禁、質より量」に焦点を当ててみたいと思います。


1+1を2以上に


チームでなにかをやるときに重要なのは、「1+1を2以上にする」こと。なにかとなにかを足し合わせることによって、さらに付加価値を生み出すということで、その醍醐味がブレインストーミングにはあると著者はいいます。

ただし、「みんながよりたくさんのいいアイデアを出すための方法」であるブレインストーミングには、大きく4つの決められたルールがあるのだそうです。

1. 批判厳禁(いまは発散のとき)
2. 自由奔放(実現性は気にしない)
3. 質より量(とにかくさたくさん出す)
4. 結合改善(人のアイデアをパクるのもOK)
(90ページより)

1.「批判厳禁」は、もちろんブレストの時間内はメンバーのいっていることを批判してはいけないということ。2.「自由奔放」は、そのアイデアが実現するかどうかは気にせず、自由にアイデアを出しましょうということ。3.「質より量」は、文字どおり数を重視すること。とにかくたくさんアイデアを出さないと、よいものは出てこないからです。

そして4.「結合改善」は、「他人のアイデアをパクりましょう」という大胆な考え方。たとえば誰かが「海に行く」というアイデアを出したら、それをパクッて「山に行く」といってもいいということです。(86ページより)


ブレストのコツ


集団でアイデア出しをするということは、他人との共同作業。ひとりでやるのとは違うだけに、急に難しくなるものでもあります。そこで著者は、上記の4原則を基本とした「ブレインストーミングのコツ」を紹介しています。

なおこれは。ブレインストーミングやワークショップの世界的権威であるデザイン・コンサルティング会社「IDEO」のトム・ケリー氏が書いた『発想する会社!』(早川書房)で紹介されているものだそうです。

よりよいブレインストーミングのための7つの秘策
1. 焦点を明確にする
2. 遊び心のあるルール
3. アイデアを教える
4. 力を蓄積し、ジャンプする
5. 場所は記憶を呼び覚ます
6. 精神の筋肉をストレッチする
7. 身体を使う
(101ページより 『発想する会社!』からの引用)

たとえば、立ちながらブレストしてみる。身体を使ったほうが脳も動くので、効果的なのだそうです。つまり、それが7.「身体を使う」。そして、それに付随した6.「精神の筋肉をストレッチする」は、ブレストをする前になんらかのウォーミングアップをすると効果があるということ。

4.「力を蓄積し、ジャンプする」とは、アイデアを積み重ねていくと、あるところから急に質が上がってジャンプするという意味。また、その場合は場所も大事な要素となるそうです。だからブレインストーミングをするときは、いつも同じところでやるより、環境を変えてみた方がいいのだといいます。それが、5.「場所は記憶を呼び覚ます」。

3.「アイデアを数える」は、具体的に数えていって、「100まで出そう」「200まで出そう」などと決めてみると、本当にその数までアイデアが出せるということ。最後は気合でやれば、なんとか到達するのだそうです。そして、「きょうは『ア行』からはじまるアイデアでないとダメ」など、なにか制限を設けた方がおもしろいアイデアが出るのだとか。すなわち、それが2.「遊び心のあるルール」。

そしてテーマを具体的にすることも大切。たとえば「ビール瓶の使い方」なら明確なテーマとして機能しますが、「日本の変え方」だと抽象的で難しくなります。焦点が不明確だとうまくブレストできないということで、それが1.「焦点を明確にする」ということ。(100ページより)


オズボーンのチェックリスト


さらに著者が紹介しているのは、「オズボーンのチェックリスト」。ブレインストーミングを考案したA・F・オズボーン氏による有名な技法で、「もうこれ以上アイデアが思い浮かばない」というときに試してみるといいそうです。

・転用したら? 現状のまま新しい使い方を考える
・応用したら? 似たものを探して真似する
・変更したら? 色/形/動き/意味/文脈などを考える
・拡大したら? 大きくする、増やす、のばす
・縮小したら? 小さくする、減らす、短くする、圧縮する
・代用したら? 人/モノ/材料/場所を代える
・置換したら? 順番を入れ替える、なにかと置き換える
・逆転したら? 逆にする、反転する、役割を入れ替える、時間をさかのぼる
・結合したら? 混合する、合体する、部分的に付け加える
(103ページより)

ビール瓶なら、形状をそのままに、使い方を変えて花瓶にする(転用)。似たものがないか考える(応用)。色や動き、形を変えてみたらどうなるか(変更)。拡大してみたらどうなるか、縮小してみたらどうなるか、あるいは、なにかで「代用」してみたら、逆にしてみたら(逆転)、組み合わせてみたら(結合)などなど。こういうことを考えてみると、新しいアイデアがひらめいたりするのだそうです。(104ページより)




先に触れたとおり実際のゼミを基盤としたものなので、生徒とのやりとりなどもそのまま再現されています。だから実際にその場にいるような親しみやすさを感じることができ、結果的には無理なく内容を把握できるわけです。

しかも、上記がそうであるように実践的なことも多数。チームづくりやリーダーとしてのあり方を模索している人にとっては、心強い味方になってくれるはずです。


(印南敦史)

  • ,,,, - By

    友清哲

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