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matonomatono  - ,,,,,,,,,,  10:00 PM

社員の満足度を上げる「ライフスタイル型企業」が増えている

社員の満足度を上げる「ライフスタイル型企業」が増えている

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Inc.:アマゾンで働くというのはどういうことかを書いたニューヨーク・タイムズ紙の記事で、企業文化について考えた人は多いでしょう。雇用者との関係に対する考え方は、根本的に変わってきています。今や、ほとんどの人が会社の「ために」働きたいと思っていません。そうではなく、互いの関係が対等で満足できる会社「と共に」働きたいと思っています。

次のようなことからも、この傾向はなくなりそうにありません。

  • 独立している(自営業の)契約社員が急増中です。研究によると、2020年までに労働人口の半数はフリーランスになるだろうと言われています。誰もが自営業で、すべての仕事が一時的な(恒久的ではない)ものになります。
  • ミレニアム世代が労働人口の半数を占めています。今のところ、ミレニアム世代の人たちは、旧来のビジネスモデルや社風が合わずに、労働倫理のせいでクビになっていますが、結局はその世代が管理する時代が来ます。その世代の仕事に対する合言葉は「より短時間で、より多くの仕事をこなそう」です。ティモシー・フェリスの著書『「週4時間」だけ働く。』にも書かれているように、この世代は自由な時間に価値を置き、同じような価値観の会社で働きたいと思っています。


「ライフスタイル型企業」の増加に備える


創業者が特定のライフスタイルに合わせて意図的に設計した会社のような、勤務スケジュールや個人のニーズに合わせた柔軟な仕事や会社は「ライフスタイル型企業」として知られています。残念ながら、すべての人が自分でビジネスを興せるわけではありません。しかし、誰もがライフスタイル型企業のもたらすメリットを享受したいと思っています。

このような傾向は、時代の先端を行く大きな会社でも見られます。賢い経営者や役員の中には、優秀な人材に魅力的な会社だと思われるために、ライフスタイル型企業になる価値があると感じている人もいます。どんな会社も、成功するために本当に大事なのは、生産性の高い社員を雇うことだと知っています。研究によって、ライフスタイル型企業になると、そのような社員が雇えることが証明されています。


特典やメリットだけではライフスタイル型企業にならない


お洒落なオフィス、無料の食事やドリンク、その他の特典を提供するだけでは、ライフスタイル型企業にはなりません。そのような特典が、長時間のストレスも競争も高い過酷な労働環境と引き換えである場合は、特にそうです。そのような会社もよくありますが(GoogleやAmazonのように)、それはライフスタイル型企業ではありません。

ライフスタイル型企業になるというのは、社員が会社全体に満足感や充実感を感じられるような機会をつくることです。会社が提供する特典やメリットは、確実に社員が健康で幸せな人生を送れるようになるものにしましょう。


高い基準をクリアしているライフスタイル型企業


エナジーバーの会社として知られる「Clif Bar Company」は、ライフスタイル型企業の成功例です。旧来型の企業からライフスタイル型企業に変わる方法を知るには、創業者Gary Ericksonの著書『Raising the Bar』を読みましょう。Clif Bar社の変遷が時系列に書いてあります。

私はClif Bar社の会社運営を2日間視察したことがあります。自分の好きな味のClif Barもつくらせてもらった上に、社員や経営陣にライフスタイル型企業がうまくいっている理由を聞くこともできました。Clif Bar社の社員の離職率は2%で、ライフスタイル型企業は会社にとっても良いと証明されています。


ライフスタイル型企業はコミュニティづくりに力を入れている


Clif Bar社のCEOのKevin Clearyは、社員が合わせなければならないものという認識があるので、企業文化は意識していないと言いました。それよりも、社員が自分らしくいてもいい、ありのままで受け入れられていると感じられる「企業コミュニティ」をつくることに力を入れています。このように人事的な見方を微妙に変えることは、ライフスタイル型企業になるのに欠かせないことです。Clif Bar社がつくった基本原則を参考に、コミュニティによってつくられるライフスタイル型企業の作り方を考えてみてはいかがでしょうか。

以下が、いい結果につながった7つの原則です。


1. 通勤での二酸化炭素排出量を減らすためのインセンティブ

自動車の相乗りや自転車通勤をしたら、マッサージや鍼灸、美容院などで使えるポイントを会社が提供している。


2. 9日間で80時間労働の勤務スケジュール

9日間で80時間なので、社員は隔週で金曜を休みにすることができる。


3. 運動のための費用を支給

社内のジムは設備の揃っており、フルタイムの個人トレーナーが2人常駐し、フィットネスのクラスが毎週30クラスある。社員は毎日30分使用することができ、その費用の一部を会社が負担している。


4. 週1回の朝食ケータリング

毎週木曜の朝は、1時間の全社会議の前に、社食で品揃え豊富な朝食が提供される。あらゆる部署の社員が、仕事でもプライベートでも成功した話をステージ上で告知している。


5. 20時間の有給ボランティア

すべての社員が、年間20時間まで有給ボランティアをすることができる。これにはファンドレイジングも含まれる。がん研究の募金のためにファンドレイジングで25,000ドル(約300万円)を調達して、登山遠征をした社員も2人いる。


6. 手軽にとれる栄養のある良い食事

Clif Bar社の場合は、自社製品のエナジーバーがあれば、一日中会社にいても健康的な食事をするのは難しくない。また、社内のカフェテリアでも毎日手頃なオーガニック食品を提供している。


7. 多種多様なクラブ活動

会社には、サイクリングからバンドまで幅広いクラブ活動がある。社内や部内の結束を強くするためにも、社員同士が仲良くなったり、つながったりすることが奨励されている。


以上を見てもわかるように、身体的にも精神的にも社員の健康に力を入れている。


社員を会社の一部と考えサポートする


ライフスタイル型企業として成功する秘訣は、社員も会社の一部だと認識することです。会社が社員をより強く、健康に、仕事が継続できるようにサポートすれば、それだけ社員は会社に良く尽くしてくれます。社員が死ぬまで働くようこき使っていては、常に社員を交換し続けなければなりません。社員が会社に定着し、より良い仕事を提供してくれるように投資するのが、優れたビジネスセンスと言えるでしょう。


The New Type of Company Everybody Wants to Work For|Inc.

J.T. O'Donnell(訳:的野裕子)

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