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印南敦史印南敦史  - ,,,  06:30 AM

「運」を引き寄せるための発想法

「運」を引き寄せるための発想法

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死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する』(早川勝著、かんき出版)の著者は、外資系生保および大手生保のトップセールスマンとして、数々の実績を打ち立ててきたという人物。しかしそうでありながら、「自分にはそれほど実力がなく、たいした自信もない」のだといいます。

では、そんな私が四半世紀にわたり、フルコミッション(完全歩合給制)のプレーヤー・営業所長・支社長として、また、本部の統括部長・本部長として、さらには、研修講師や作家として、世間から認知されるまでに活躍することができたのは、いったいなぜだったのだろうか。(中略)それは「運」がよかったから、である。(「まえがき」より)

シンプルすぎるようにも思える結論ですが、「断言してもいい」と著者。しかも、それは著者だけに限った話ではないのだともつけ加えています。逆にいえば、いくら能力が高かったとしても、能力を発揮できない環境にいたり、公平に評価されない理不尽な上司の下にいたりしたら、日の目を見ることはないだろうということ。だからこそ、運を侮ってはいけないというのです。

とはいえそんな著者にも、恵まれた結果を出せずに悶々としていた時期があったのだそうです。それでも"強運"を引き寄せることができたのは、死ぬ気で行動してきたから。

だとすれば、本書で明かされている「死ぬ気で行動する」心構えを持つことによって、営業成績、マネジメント実績などがガラリと変わっていくことになるはずです。そこで、きょうは第2章「仕事×運」に焦点を当て、いくつかを引き出してみたいと思います。


不満は溜め込まず、勇気を出して自己主張する


少し前にドラマ「半沢直樹」がブームになりましたが、私たちの日常においては上司への「復讐」などありえないもの。悪質な上司がいるひどい会社であったとしても、耐えるか辞めるかしか選択肢はないわけです。

そうである以上、泣き寝入りしなければならないことも決して少なくはないでしょう。しかし、我慢を強いられている状況下においても、攻撃的な姿勢で目の前の「敵」と戦わない限り、幸運はやってこないと著者はいいます。事実、著者自身が自分に課してきたテーマも、「邪悪な敵と戦う」というものだったのだとか。

自分の弱点を「物わかりのいい寛大さ」だと分析している著者は、攻撃的な敵からの妬みや嫌がらせについても「事なかれ主義」で対応してしまいがちだったのだそうです。そして、それを「ポジティブな解釈」なのだと"勘違い"していたというのです。

「金持ち喧嘩せず」という言葉があるように、悪い現象にも感謝し、愚か者は相手にしないという生き方は、余裕のある人格者のようで格好よく見えます。しかし、それはただ問題に直面する勇気がなかっただけなのだと、いまなら認められるそうです。また、そういった"ニセポジティブ思考"が、自分の運気を下げてきたのだとも。

しかし、あるとき気づいたのは、都合のいい誤った解釈で「敵」から逃げてばかりいると、問題の本質はなにも解決しないということ。そして大切なのは、相手と向き合う前に、自分自身の「正義」の心と向き合うこと。官僚主義的な組織で生きていると、つい長いものに巻かれてしまいがちですが、自分を偽った行動を繰り返している限り、「運」は味方してくれないという考え方です。

勇気ある「あと一歩」の踏み込みによって、「幸運の貯金」ができるのだと著者は説いています。たとえ返り討ちに遭おうとも怯むことなく、"勇気の法則"を信じて、やられてもやられても立ち上がる。それが大切で、そうすればやがて道は開かれるのだということ。(40ページより)


ユーモアで人を笑わせる努力をする


自分がいつも運よく生きてこられたのは、どんなときも人を笑わせてきたからにほかならない。著者にはそんな確信があるそうです。ポイントは、「笑う」ではなく「笑わせる」であること。

「笑う門には福来たる」という格言は「明るくしている人には、自然と幸福が訪れる」という意味ですが、著者流の格言は「笑わせる門には福来たる」。すなわち、人を明るく楽しませることのできる人には、笑っている人たちの何倍もの幸せが訪れるということです。

ところで、いかにも闊達に見える著者は、子どものころからおとなしく、いるかいないのかわからないタイプだったのだそうです。しかし社会に出てから、人を笑わせよう笑わせようと必死に自己改革していくと、やがてそれが幸運につながっていったのだといいます。

著者によればそれは、ダーティーで不幸な人たちを追い払うという厄払いができたということであり、同時に、明るい人たちの多くが「福」を運んでくれたということ。幸運を引き寄せる姿勢として、「自分だけ楽しめればよい」ではなく、常に「他人をどれだけ楽しませるか」に気を配っておくべきだということです。

昨今は"笑うメカニズム"の研究が進み、「笑うこと」がさまざまな好影響を与えることが科学的に実証されています。「笑いは百薬の長」であると考えているという著者も、「笑わせる効果」とは、他人を健康で幸せにすることそのものだと主張しています。お互いを明るく楽しませ、笑って過ごすことができれば、知らず知らずのうちに幸せが運び込まれてくるということ。(44ページより)


「ネギップの神様」は、いつも遅刻してやってくる


人生とはあきらめの連続で、願望を実現することは困難。それにうすうす気づいているからこそ、多くの人が最初からあきらめていて、「もしも叶ったらラッキー」という程度の思いしか持っていないのだと著者は分析しています。だから結果的には、"ラッキーがやってこない"というスパイラルのなかでくすぶっているのだということ。著者が奮闘していた営業の最前線においても、周囲には「あきらめの達人」がうようよしていたそうです。

しかし、そんななかにも稀に「あきらめの悪い」人がいるのもこの世界の特徴で、彼らに共通しているのは「執念深い」「くどい」「しつこい」という粘り強さ。狙いを定めたターゲットには、すさまじいばかりの「思い」を持っているそうで、著者もそのうちのひとりなのだそうです。たとえ周囲から「絶対無理に決まってるじゃん」とネガティブに嘲笑されたとしても、気にすることなく願望を叶えていくタイプ。

特筆すべきは、最後のひと踏ん張りで、断崖絶壁に追い込まれれば追い込まれるほどパワーを発揮し、目的に向かって邁進していくということ。そして著者はその状態を昔から、「"ネギップの神様"が味方についたといい続けているのだそうです。"ネギップの神様"とは、ネバーギブアップの神様の略称。

しかもネギップの神様は、いつも少しだけ遅刻してやってくるのだと著者はいいます。淡白な人たちは、ある程度待っただけで耐え切れず帰ってしまいますが、その直後に姿を表すのだということ。だからこそ、執念深い人たちはしつこく待ち続け、行動し続けるというわけです。

だから、待ち続ける。神様が力を貸してくれるそのときがやってくるまで、死ぬ気で行動し、耐え続けることができるのである。四文字熟語ひと言に集約するなら「不撓不屈(ふとうふくつ)」のメンタルだ。まさに"土俵際"に追い込まれてからが勝負なのである。(54ページより)

ちなみに著者が外資系生保の支社長として数多くのMDRT(保険の専門家による組織)を率いて全国ナンバーワンのチームとなったときのスローガンは、「ホップ・ステップ・ネギップ」だったそうです。(52ページより)




冒頭で触れたとおり「自分に自信がない」といってはいるものの、著者のことは力強く、むしろ自信に満ちあふれています。それこそが「運」の力なのだということが著者の考え方であるわけですが、いずれにしても、ここから学べることは少なくないはずです。


(印南敦史)

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