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印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

親の家をスムーズに片づけるためのコツは「親をまるごと受け入れること」

親の家をスムーズに片づけるためのコツは「親をまるごと受け入れること」

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これ1冊で安心 親の家の片づけ方』(大津たまみ著、あさ出版)の著者は、お掃除・お片づけ・遺品整理・家事代行の会社である株式会社アクションパワーの代表。"お片づけのプロ"としての20年のキャリアのなかで、1万件以上の掃除や片づけをしてきたという人物です。

また、「遺品整理は亡くなってからではなく、生きているうちにやるべき」だということを多くの人に伝えなければいけないという思いから、般社団法人 生前整理普及協会を設立。「生きることを前提に、物・心・情報を整理することで幸せなエンディングを迎える」をコンセプトに、「生前整理」の考え方や実践方法を伝えているのだそうです。

遺品整理は、苦しさや後ろめたさ、難しさがあり、肉体的にも、精神的にも、経済的にも大変なのです。こうした想いは、「生前整理」をすることで避けることができます。親が元気なうちに、親の家をお片づけするとともに、整理するのです。(「はじめに」より)

整理するのは、モノ、心、そして親子関係だというのですから、なかなか奥が深そう。第2章「片づけを始めたくなる6つの魔法」をチェックしてみたいと思います。


心の準備から一緒にする


これまで親と片づけについて話したことがないのであれば、そもそも親は片づけの必要性を感じていない可能性が高いとか。だとすれば、いきなり連絡して「家の片づけをするから時間をつくって!」と切り出したりしたら、驚かれても当然。それどころか、「死ぬ準備をしろってこと?」と、機嫌を損ねてしまう危険性もあります。あるいは、親が片づけの必要性を感じながらも、なかなか手がつけられない状態にいる場合もあるでしょう。そんなときに「ほら、やって!」と強くいわれたら、逆にやる気をなくしても不思議ではありません。

そこでまず大切なのが、親の心の準備を一緒にはじめること。そして、親と話をするときに大切なのは、「生前整理は特別なことでもなんでもない」と伝えること。誰もが考えるテーマであり、みんながやっていることだとわかれば、親も重い腰をあげる気になるということです。押しつけがましくなく切り出すことができれば、親がうなずいてくれる確率はぐっと上がると著者はいいます。親の家の片づけは、親のやる気にかかっているもの。焦らず、上手にやる気を引き出すことが大切だというわけです。(38ページより)


切り出すタイミングは「みんなが集まるとき」


親にやる気になってもらうためには、切り出すタイミングも重要。著者がおすすめするのは、お盆、お正月、ゴールデンウィークなど、「みんなが集まるとき」だそうです。

お盆は、ご先祖様の供養をしたり、お墓参りに行ったり、「家族」について、そしてこれからの自分のあり方について思いを馳せる時期。いいかえれば、残された時間を意識しているということ。このタイミングで一緒に考えようと提案すれば、受け入れてもらいやすくなるということです。

新しい年のスタートであるお正月は、気持ちが前向きになる時期。「1年の計は元旦にあり」という言葉もあるように、新たな目標を立てるには絶好のタイミングです。「いい年にするためにも生前整理をはじめようよ!」などと切り出してみれば効果的だと著者。

そして、もしゴールデンウィークに実家に長く滞在できるなら、一緒にはじめてしまうのもいいそうです。集中して何日か進めれば、実家にいる間に効果を感じてもらえることになります。(41ページより)


応援者であることを伝える


遠慮が必要ない関係であるだけに、親子の会話は表現がストレートになり、言葉が強くなってしまいがち。心配しているからこそ、親を否定したり批判したりする言葉をつい口にしてしまうこともあるでしょう。

しかし、せっかくタイミングよく話を切り出すことができたのに、話し方を間違えたせいで親のやる気をそいでしまうということも実際にあるそうです。親をその気にさせるには、聞き方や話し方にちょっとしたコツが必要。それが次の3つで、著者はこれを「生前整理コーチング法」と呼んで実際の活動に役立てているといいます。

1. 傾聴
注意深く親の話を聞くこと、真剣に耳を傾ける行為。
親の話には、受容的・共感的な感覚で接することが大切。

2. 承認
親のことをまるごと受け入れる姿勢。生前整理を進めていくなかで親の変化・成長・成果があれば、それを認め、伝えるべきだということ。

3. 質問
親の考えていること、要望を具体化するためには、質問で導いていくのが効果的。親は質問に答えることで、「自分はどうしたいのか」「なにをすべきか」に気づくそうです。

この3つのテクニックを使って話をすると、生前整理の大切さや、いまからはじめるべきものだということを理解してもらいやすくなるのだとか。(44ページより)


親をやる気にさせる3つの言葉


なかなか前に進まない親の背中を押してあげることができるのは、子どものひとこと。そこでこの項では、特に有効な3つの言葉が紹介されています。

親がやる気を出す言葉1. 「その気持ち、わかるよ」
片づけの話をすると、できないことや進まないことについて延々と言い訳をしてくるかもしれません。そんなときは反論せずにうなずきながら話を聞き、言葉の奥にある気持ちを受け取ってあげることが大切。
「その気持ち、わかるよ」といってもらえると、親も気持ちが落ち着き、「がんばってみようか」とやる気を出し絵くれるといいます。

親がやる気を出す言葉2. 「いつもありがとう」
年齢を重ねるにつれ、親は「子どもに迷惑をかけてはいけない」という気持ちを抱くようになるもの。その思いが、「手間をかけさせるなら生前整理などやらない方がいいのでは」という気持ちにつながり、手が止まってしまうこともあるそうです。そんなときは「いつもありがとう」と伝えることで、親は自分のやっていることが子どもの役に立っていると感じ、前に進むことができるのだといいます。

親がやる気を出す言葉3. 「うんうん」(笑顔)
片づけがはじまっても、思い出のものを見つけたり、処分方法に悩んだりして、親が話に夢中になってしまうことがあります。そんなときには「前にも聞いた」などといわず、笑顔で何度でも聞いてあげることが大切。

(48ページより)


親のペースを尊重しながら少しずつ進める


生前整理がスタートすると、必ずといっていいほどぶつかる壁が、親の片づけのペースの遅さ。そんなときには心の持ち方として、次の3つをおぼえておくといいと著者はいいます。

1. 待つこと
ペースの遅さについては、「そういうもの」だと割り切るしかないそうです。しかしコツをつかむと親のスピードも少しずつ上がってくるので、そのときを待つことが大切。

2. 信じること
人は信じてもらうと、その期待に応えようとするもので、それは親も同じ。一生懸命がんばっているのに非難されては、親だっていい気持ちはしません。「必ずやり遂げてくれる」と信じるべきだといいます。

3. 続けること
休み休みでもいいので、とにかく継続するように働きかける。どんなに少量であっても、やったぶんだけ必ずゴールに近づいているもの。そのことを伝え続けるのも大切。

(52ページより)


絶対にいってはいけない3つの言葉


親を信じると決めたとしても、イラッとしてしまうことはあります。しかし、つい口走ってしまったひとことで、親が傷つき、生前整理をあきらめてしまうことも。そこで、親に対して絶対にいってはいけない3つの言葉を押さえておくことが大切。

いってはいけない言葉1. 「死んだら誰が片づけると思ってるの?」
「面倒なことを押しつけられてはかなわない」という自分勝手な気持ちが出ているので、こういう言葉を投げつけられると、親はやる気を失うもの。

いってはいけない言葉2. 「早く片づけてよ!」
イライラすると、つい口にしてしまうのが「早く」という言葉。しかし親からすれば、「早くしないと間に合わないよ」といわれているようなもの。

いってはいけない言葉3. 「もう、勝手に捨てるからね!」
これは脅しているのと同じ。たいしたことではないと思えるものでも、親にしてみれば思い出が詰まった大切なものだからです。

(56ページより)




親の家の片づけは、望むと望まざるとに関わらず、多くの人がいつか直面する問題でもあります。だからこそ本書を通じ、あらかじめノウハウを身につけておきたいものです。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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