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池田 園子

池田 園子

 - ,,,,  07:00 PM

飲み会に行っても仕事は増えない? ~フリーライターの仕事引き寄せ術

飲み会に行っても仕事は増えない? ~フリーライターの仕事引き寄せ術

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「飲み会が苦手なら行かなくてもいい」。

はじめまして、フリーライター/編集者の池田園子と申します。この度、ライフハッカーで連載する機会をいただきました。最初のテーマは「フリーランスが仕事を増やす方法」について、です。

初回なので少し自己紹介をさせてください。私は2012年2月に個人事業主として、ライター業を始めました。現在はウェブメディアでITやマーケティング、人物インタビューなどの取材・執筆、ウェブコンテンツの編集、書籍編集協力などの仕事をしています。

独立するまでは、楽天とリアルワールドというIT企業2社で、ウェブディレクター/プロデューサーとして働いていました。ライターに転向したきっかけは、2社目で「兼業ライター」として活動するうちに、書く仕事の方が楽しくなってしまったから。

当時は2媒体でしか書いていなくて、ライター業で得る収入は月3~4万円とお小遣い程度だったにも関わらず、思いきって独立することにしたのです。


月収10万円もいかなくて焦る


まだ26歳になる前でしたから、万一うまくいかなかったとしても、人生を軌道修正できると信じていたし、貯金が400万円くらいあるのでなんとかなるだろう、という気持ちに支えられていました。

それでも独立1カ月目、収入が10万円ほどしかなかったとき、このままではマズいと焦りが生まれました。会社員時代に家賃補助を受けていた名残で11万円/月の部屋に住み続けていたので、家賃分すら稼げていないと衝撃を受けたのです。

仕事を増やさないと生活を維持できない。このままでは貯金も減っていくだけ。しかし、どうすれば仕事が入ってくるのか。(余談ですが、近所のスナックで1日数時間働こうかと思い、面接に行ったこともあります。しかし、本業がおろそかになるだろうと判断し、スナックバイトは断念しました)

社会人を3年近くやっていると、仕事=人を通じてもたらされるものだということくらいはわかります。そこで思い立ったのは「人が大勢参加する飲み会に顔を出す」ことでした。とにかくたくさんの人と出会えば進展はあるだろう、と期待したのです。


週5回飲み会に顔を出しても仕事は増えなかった


これまでIT企業に勤めていてIT系の集まりに参加していたこともあって、SNS上でゆるくつながっているIT系の人たちから、飲み会に誘われる機会が度々ありました。当時の私は、声をかけてもらったものすべてに参加しました。

仕事が少ないぶん時間だけはたっぷりあって、夜なんて暇を持て余している状況。誘いを断る理由もないので、時には週5で飲み会を入れていたこともあります。

しかし、残念なことに、私は学生時代から大勢での飲み会が苦手なタイプ。会議や打ち合わせ、インタビューなど仕事中は人見知りスイッチがオフになりますが、仕事が絡まない集まりだと人見知りモードになり、何を話して良いかさっぱりわからなくなってしまうのです。

特に人数が多い飲み会だと、声を張らないとコミュニケーションできないし、会話にテンポ良く入っていけないし、そこにいても空気みたいになってしまいます。挙句の果てには、スマホをイジってメールチェックするフリをしたり、外に出て友達に電話をかけたり...本当に情けない。それでも、がんばって飲み会に参加していました。


人脈を作りたい――あさましい気持ちはマイナスの作用をもたらす


内心では「新たな出会いを発掘!」「人脈を作る!」とガツガツした思いがあっても、それをうまい形で外に出すことができませんでした。もちろん、そこで仲良くなる人もときどきいましたが、ほとんどは何ら収穫もないまま、毎回心身ともに疲れて帰宅する日々。SNSに「友達」が増えていくだけでした。

目の前の相手とうまくコミュニケーションできない場にいても、良いつながりが得られることはありません。「今日は良い人脈を作れるだろうか?」というあさましい気持ちに支配されていると、そればかりにとらわれて、相手に興味を持つこともできず、結果として自分自身も相手から興味を持たれず、何も生まれないのでしょう。

初対面のよくわからない相手、あまり好印象を持っていない相手に、仕事をお願いしたいと思う人なんていないはずです。他の参加者に心地良いひとときを提供することもできず、自らの存在感を示せず、自らが何者かも伝えられず、「ただそこにいるだけ」の飲み会で私に仕事をお願いしてくる人がいたら、それこそおかしな話だろうと今となっては思います。

そのことがわかってから、大人数で開催される、自分の気分が乗らない飲み会は断るようになりました。無理して自分に合わない方法を選んで仕事を増やそうなんて思わないようにしよう、と決めたのです。

そのぶん、目の前の仕事一つひとつに丁寧に取り組む――そうするうちに、どうすれば仕事が入ってくるか、無理しなくても仕事を引き寄せられるか、徐々に法則が見えてきました。


「案件が集中する編プロ」から愛されれば、仕事の質と量が変わってくる


そのうちの1つが、新規制作依頼の問い合わせが連日届くような、業界で勢いのある編集プロダクション(以下、編プロ)とつながりを持つことです。編集プロダクションとはご存じの通り、ウェブや書籍、広告などさまざまな媒体の編集・ライティング・ディレクション業務全般を請け負う編集のプロ集団のこと。

私は某編プロの代表を取材したり、友人から別の某編プロ代表との少人数での食事会に誘われたりしたのを機に、主に2社の編プロから仕事を請けるようになりました。

最初は読者アンケートをまとめたり、軽い電話取材をしたりするようなライトな記事を任されていましたが、必ず〆切を守り、指摘を素直に受け止めながら続けていると、より難易度の高いテーマの仕事を振られるようになったのです。

ここ数年は、ウェブコンテンツ花盛りといってもおかしくない時期。イケてる編プロには仕事が殺到しているため、抱えている外部ライター(クライアント対応がきちんとでき、取材・執筆まで安心して任せられるライター)が足りていません。だからこそ、「打ち合わせ・取材・執筆・納品を真面目に丁寧にこなす」という、ごくあたりまえのことをきちんとするだけで、重宝されるようになるのです。

編プロと関わりを持ったおかげで、「いつかは書きたい」と憧れていた某ビジネス系媒体にも署名記事を書かせてもらえましたし、編プロが手一杯で受け切れない仕事を私個人に回してもらったりしました。

次回以降、こういった法則をいくつか詳しくお伝えしていけたら、と思います。どうぞお付き合いください。


(池田園子)
Photo by PIXTA.

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