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堀込泰三  - ,,,,  09:00 PM

優れたリーダーなら知っている、自信と謙遜の絶妙なバランス

優れたリーダーなら知っている、自信と謙遜の絶妙なバランス

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Buffer Open:かつての、自信に満ちていたころのあなたを思い出してください。

何が来ても対処できると本能的に考えていたあのころ。自分はすべての頂点にいて、何でもうまくやれると考え、意識も集中していました。

そんな感情に、もっと頻繁になれたなら。

書籍『The Confidence Code』は、そのような要素の大切さを指摘しています。

学者たちは、自信を内面の幸福に大切な要素と見ています。充実した人生に不可欠なものだと。自信がなければ、フローに至ることができません。フローとは、心理学者ミハイ・チクセントミハイが完全なる集中状態と説明した、陶酔一歩手前の状態です。

私たちは、自信に惹きつけられます。真の深い自信を持つ素晴らしいリーダーには、世界の果てまでもついて行きたいと思うのです。

でも、それを一歩間違うと、傲慢になってしまいます。

では、自信と傲慢の境界線はどこにあるのでしょう。それは、謙遜にあるようです。真の自信は、多くのことに立ち向かえるだけでなく、何よりも、一歩下がって他者の思考やアイデアのための余地を作ることができるのです。

以下に、私たちのあらゆるやりとりにおいて、自信と謙遜という2つの要素がいかに絡み合っているかを説明します。そして、2つを上手くブレンドする方法を学びましょう。


自信と謙遜の両立は可能か?


人から尊敬されるリーダーになるには、自信と謙遜の両方が必要です。

両者のバランスは非常に繊細かつ絶妙なもの。こちらのイラストが、両者の関係を完璧に描いています。

このシンプルなイラストを見たとき、筆者自身はどの程度「Self-depracation」(卑下)側にいるのかが気になりました。

このように矛盾をはらむ二重性は非常に珍しいため、ジム・コリンズ氏が著書『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則(Good to Great: Why Some Companies Make the Leap...And Others Don't)』で提唱したリーダーシップピラミッドでは、頂点であるレベル5に位置付けられています。

コリンズ氏によると、レベル5のリーダーシップである「プロとしての意志と個人としての謙遜」は、「いい会社」を「素晴らしい会社」にするそうです。

では、とらえどころのないこの組み合わせを、自分で手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?


自信を科学する:自分が得意なことに気付けないのはなぜか?


自信と謙遜の正しいブレンドを知るのが難しい理由の一部は、私たちが自分のことをあまり知らないことにあると思います。

その証拠に、ドライバーに運転のうまさを問うと93%が平均的なドライバーよりもうまいと答え、大学教授に指導スキルを問うと、94%が平均よりもいいと答えます。これは、統計学的にはあり得ない数字です。

つまり、平均的な人は「自分は平均より上である」と考えているのです。

これは、自信の問題でしょうか? それとも、謙遜の問題? 実は、両方です。

それに、能力の低い人ほど自分を過大評価し、逆にMVPたちは過小評価することもわかっています。

言い換えると、自分が思っている能力と本当の能力との間には、大きな隔たりがあるようなのです。

このパラドックスは、ダニング=クルーガー効果として知られています。

このようにして、自信、謙遜、自己評価に対する私たちの脳の奇妙さが、心の中にどんどん積み重なっていくのです。


あなたは自信家? 謙遜家?


そこで、完璧な割合を目指すなら、まずは自分の現在位置を知る必要があります。自分は傲慢(自信過剰あるいは間違った自信)寄りなのか、卑下(自信がなさすぎ)寄りなのかを考えてみましょう。

  • 性別は?:一般的に、女性は謙遜、男性は自信過剰の傾向があります。コロンビアビジネススクールが実施したある研究では、男性は自分の能力を平均30%過剰評価することがわかりました。
  • 自分のいる世界は?:心理学者のデビッド・ダニング氏によると、住む世界や文化によって、スペクトラム上のあなたの位置が変わります。東洋文化は自己啓発を大切にする一方で、西洋文化は自意識を尊重します。


自信が低い人の特徴

『The Confidence Code』には、自信が低い人の特徴を示す逸話が、たくさん載っています。その一例を紹介しましょう。

  • 言っておけば/やっておけば/挑戦すればよかったと思うことがあまりにも多い。
  • 昇給交渉をしない。または、交渉しても、自分の価値を低く見積もり過ぎている。(ビジネススクールの学生を対象とした研究で、もともと自信が高いと考えられている男性は、女性よりも4倍の頻度で昇給交渉をしていることがわかりました。また、女性が交渉する際の要求額は、男性よりも30%低いという結果でした)
  • 大事なときに躊躇してしまう。
  • 何をやっても(成功にしろ失敗にしろ)、周囲からの注目を集めてしまうと想像している。


自信過剰な人の特徴

リサーチをしているうちに、傲慢かもしれない人の行動を簡潔に示した素晴らしいリストを発見しました。Martin Babinec氏作成のこのリストは、自分のことを言われているようで、読むのがつらいかもしれません。

  • 会話に自分の手柄をはさむ
  • 知らないことに気を払わない。
  • 会話相手に関心を示さない。
  • ほとんどの会話は、自分の利益になるポテンシャルがあるという理由で始める。
  • 仕事で絡む人への対応と、ウェイターやドライバー、店員などへの対応が違う。


興味深いことに、自信が低い場合でも高い場合でも、エゴの要素が含まれます。エックハルト・トール氏が、これについて的確な考察をしています。

技術的には優れているのに、エゴで仕事を台無しにしている人がたくさんいます。仕事には一部の注意しか払わず、残りの注意はすべて自分自身に向いているのです。彼らのエゴは承認を求め、それが足りないと、恨みつらみにエネルギーを消費します。しかも、承認が足りることは絶対にありません。「自分より認められている人がいるのではないか?」と考えてしまうのです。あるいは、利益や権力が注意の対象になる人もいます。その場合、仕事はそのための手段でしかありません。仕事が手段でしかない場合、高品質は望めません。


自信を高める6つの方法


1. 完璧主義を捨てる

昔ながらの就職面接のトリックはご存知でしょう。面接官にあなたの欠点を聞かれたら、「最大の欠点は完璧主義なことです」と答えてその場を切り抜けるべし、というトリックです。

しかし、作家のエリザベス・ギルバートさんは、完璧主義を捨てることこそ大切だと言います。彼女は、クリエイティビティに関する著書『Big Magic』にこう記しています。

完璧主義の最悪なところは、さもそれが美徳であるかのように見せかけているところです。完璧主義とは、「かっこいい靴とミンクのコートに身を包んだ恐怖心」に過ぎないと私は思うのです。本当は怯えているのに、エレガントなふりをしている。完璧主義とは、「自分は優秀でない。これからも、自分が優秀になることはない」と何度も何度も繰り返す、心の奥深くにある不安以外の何物でもありません。完璧主義を目指すことは、時間の無駄でしかありません。すべてが批判主義に陥ってしまうからです。仕事とは、どこかの時点でけりをつけて、そのまま手放さなければならないもの。そうであれば、喜びと確固たる気持ちを持って、次の仕事に取り組めるほうがいいでしょう。

完璧主義では何も達成できません。それどころか、あなたの行動を阻害します。それよりも、しなやかマインドセットを身につけて、進歩と改善に集中しましょう。


2. リスクをとる

完璧にはできなくても、何でもやってみよう。

これは、『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』の著者、トム・ケリー氏の掲げる合言葉です。ケリー氏は、勇気を持って自分のアイデアを行動に移すことを勧めています。

『The Confidence Code』にも、同様の合言葉があります。それは「疑わしければ、行動せよ」という言葉。著者らは、こう解説しています。

行動ほど自信につながるものはありません。特に、その行動にリスクと失敗が伴う場合は。


3. 力強いボディランゲージを習得する

自信をボディランゲージで表現することで、就職活動が有利に進んだり、自分の考えを頻繁かつはっきりと伝えたりできます。以下に、ボディランゲージと話し方の組み合わせで聴衆の態度がどう変わるのかを示します。


  • 「肩をリラックスさせる」+「低い声で、またはゆっくりと」=「頻繁なアイコンタクト」
  • 「手を使って話す」+「早く話す」=「温かい笑顔」
  • 「自信があるけど穏やかな態度」+「頻繁に話す」=「質問が出る」
  • 「そわそわしない」+「穏やかに話す」=「深く聴き入る」


社会心理学者のエイミー・カディさんは、自信を高めるパワーポーズを勧めています。


4. 失敗を手放す


自分のミスや失敗のストーリーを認識・共有するのは素晴らしいことです。失敗は、私たちに最大の成長をもたらしてくれます

しかし、自信が低い人の場合、過去の失敗から学べることを学びつくしたあとでも、それが心から消えることはありません。

そんな人は、ネガティブなフィードバックループに入ってしまわないように、脳を書き換える必要があります。失敗を3つの成功に置き換えてみましょう。小さな成功でもかまいません。あるいは、失敗を紙に書き出すだけでも、それを認識し、別の視点を見つけることができるでしょう。


5. 服装を変える

ときにはフィクションのヒーローから刺激を得ることも必要です。ドラマ『Empire』の主役のひとり、恐るべしクッキーのように。

『New York Times』誌の共同編集者、Jazmine Hughesさんは、インポスターシンドローム(詐欺師症候群)になりかけたときに、この戦略を使ったそうです。彼女は1週間、FOXの番組の主役が好みそうな、ど派手な服装をしました。そして、自分の中に隠れていた力の泉を発見したそうです。

同僚に自分の服装がバカバカしく派手であると話したら、驚かれたんです。「その服装、すごく素敵だよ。ほしいものは何でも手に入れられるって感じ」と。もう、信じるしかないでしょう。


6. 信用と賛辞はそのまま受け入れる

他人からの賛辞を軽くあしらったり、自分はそれに値しないと返事をしたことはありませんか? でも、賛辞を否定せずに受け入れる気持ちを持つことは、非常に有力です。

『The Confidence Code』では、それができない人のために、シンプルな答え方を紹介しています。

褒められたら「ありがとうございます」と答えましょう。ただそれだけの言葉が、驚くほどに力を持つのです。


謙遜を身につける5つの方法


私が謙遜の定義としてもっとも価値があると思うものを紹介します。トニー・シュワルツ氏が「New York Times」に書いていたものです。

真の謙遜とは、弱さや不安の現れではありません。他人の強さに敬意を表し、受け入れることを意味します。外部からの承認を必要としない、気取らないゆったりとした自信なのです。

この説明のおかげで、それまで相反する概念だと思っていた謙遜と自信が、自分の中でようやくつながりました。それはきっと、同じコインの裏と表なのでしょう。以下に、その謙遜の筋肉を鍛える方法を紹介します。


1. 「わからない」と言う

「わかりません」という言葉は、チームに対して何よりも大きな力を持ちます

Harvard Business Review」に、このように書かれていました。

リーダーは、「すべての答えを知っているわけではない」と謙虚に受け入れることで、メンバーが一歩前へ出て解決策を提示する余地ができます。同時に、相互依存の感覚も生まれます。あなたの支持者は、複雑でとらえどころのない問題に取り組むには、お互いを信頼することがベストだと理解してくれるでしょう。


2. サーバント・リーダーになる

リーダーは、ただその存在を知られているだけで十分だ。彼が仕事を成し遂げ、目的を達成したとき、人民は言うだろう。「これは自分たちで成し遂げたのだ」と。 ―― 老子

謙遜が染みついたリーダーは、導く力を他者に与えます。

サーバント・リーダーシップ」という言葉は、ロバート・K・グリーンリーフ氏が、著書『サーバント・リーダーシップ』で提唱した言葉です。

それはまず、人に仕えたいという自然な気持ちから始まります。次に、意識的な選択により、導きたいという希望が生まれます。そのような人間は、最初からリーダーの人とは大きく違います。その理由はきっと、異常な権力を鎮める必要性や、物質的財産を得る必要性によるのでしょう。


3. ミスを共有する

ミスを受け入れるだけでなく、そこから学び、他者に経験を共有することが、謙遜を身につけるのに効果的な方法です。

簡単なことではありませんが、自身のミスや不完全性を受け入れることでエキサイティングな会話が生まれ、大きな変化が起こることがよくあります(好感度が上がることは言うまでもありません。不完全性を自らさらけ出せる人とは、理解しあえることが多いのです)。


4. 違う視点を見つける

異なる視点を持つ人を見つけ、かかわることが、謙遜を練習するのに重要な方法のひとつです。

当社「Buffer」では、聴くことを非常に重視しています。CEOのジョエルが先日、彼が変化にどう対処しているかを書きました。意思決定の前に他の声を探すことの価値が、完璧に書かれています。

どんな課題であれ、ある解決策に向けて自分が動き出したことに気がつくと、ストップをかけるようにしています。そして、その解決策によって起こりうる変化の影響を受けるであろう人と話します。その際、解決策ではなく、すべての背景を共有します。この方法をとると、解決策を思いつくのは私ではないことが多く、結果的にそれがもたらす変化が、広く受け入れられることになります。


5. 考え方の枠組みを変える:「私」から「私たち」へ

『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』の著者、ジム・コリンズ氏は、謙虚なリーダーの資質を2点あげています。これは、私に強く響くものでした。

  • 野心は自分個人にではなく、企業に向ける。次の世代に一層の成功を収められるように後継者を選ぶ。
  • 鏡ではなく窓をみて、他の人たち、外部要因、幸運が会社の成功をもたらした要因だと考える。

エゴが立ちはだかりそうなときは、枠組みを変えてみてください。自分のためではなく、チーム、組織、あるいは他者の利益のために仕えているのだと、自分に言い聞かせるのです。直感に反するかもしれませんが、この方法は『The Confidence Code』において、スポットライトを移動することで自信を高める方法として紹介されています。私は、謙遜を身につけるのにも有効な方法だと考えています。


最後に:自信過剰は悪なのか?


「自信過剰は傲慢のもと」と何度も書きましたが、必ずしもそうなのでしょうか? 『The Confidence Code』のリサーチによると、答えはNoです。

カリフォルニア州立大学バークレー校の心理学者キャメロン・アンダーソン氏は、学生の自信について研究しました。その結果、自信が高い学生ほど(たとえ間違った自信でも)、「社会的地位」(尊敬、名声、影響力など)が高いことがわかったのです。「能力の低い学生でも、最終的にはもっとも尊敬を集め、仲間への影響力を獲得するという結果になりました」

彼らの自信過剰は、ナルシズムにも傲慢にもなりませんでした。なぜなら、彼らの自信は、フェイクではなかったから。それが、他者を惹きつけたのです。

私はこれを、こう解釈しました。謙遜と初心に集中している限り、自信はどんなにあっても悪くない。むしろ、有益ですらあるのではないでしょうか。

たとえば、起業家はしばしば、自信過剰な一面を見せます。

だからこそ彼らは、勝算が低いときでも行動に移せるのです。起業家であり、エンジェル投資家でもあるデビッド・S・ローズ氏は、「The New Yorker」にこう話しています。

起業家として、理不尽なぐらいの自信を持たなくちゃいけません。そうでなきゃ、始めることもできませんから。会社を立ち上げることはきわめて困難で、苦痛すら伴います。それを乗り越えるために、自信とエゴが必要なんです。




自信と謙遜の関係を探求することは、実に有意義な作業でした。その2つは、調和して共存できる。そして、素晴らしい結果をもたらします。私たちの仕事は、シーソーのバランスを完璧に保つことなのです。


The Humility-Confidence SeeSaw: The Untold Secret of Great Leaders | Buffer Open

Courtney Seiter(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

  • ,,,, - By

    友清哲

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