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ライフハッカー編集部  -   09:00 AM

ジャズ・ミュージシャン直伝「即興マインド」で習慣の壁を打ち破ろう

ジャズ・ミュージシャン直伝「即興マインド」で習慣の壁を打ち破ろう

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仕事やプライベートにおいて、固定概念を覆し、これまでにないすばらしいアイデアを思いつくにはどうしたらいいのでしょう? その答えは、日々のルーティンを打ち破ること。さらに、その見本が、ジャズ・ミュージシャンや即興トークを披露するコメディアンに見てとれます。ということで、日々のルーティンから抜け出し、まったく新しいアプローチを取る達人たちについて紹介したいと思います。


では、マイルス・デイビスが1959年に発表したアルバム『カインド・オブ・ブルー』を例に考えてみましょう。多くの人が史上最高のジャズ・アルバムのひとつに挙げる名盤です。当時のジャズ・ミュージシャンの多くは、おもに速いテンポの「ビバップ」というスタイルで演奏していました。そんな中で、マイルスはジャズに新しいアプローチを取り入れようとしました。つまり、自らとバックバンドの演奏でお約束になっていたビバップのルーティンを打ち破ろうとしたのです。その結果生まれたのが、ジャズ・アルバムとしては史上最高クラスの売り上げを記録するこの作品でした。

「このレコードで使われている音源は、すべてファーストテイクです」。マイルスのこのアルバムについて、組織行動論の研究者Frank Barrett氏は「ハーバード・ビジネス・レビュー」のインタビューでそう指摘しています。「参加したミュージシャンにとっては、初めて試すことばかりでした。今までのルーティンや手癖に頼ることはできません。「気づき」「創造」「発見」のすべてを同時進行で行っていたのです」

気づき、創造し、発見する。Barrett氏は著書『混乱を肯定する』の中で、これら3つのスキルが、ジャズの名曲を作る時ばかりでなく、画期的なアイデアを膨らませたり、強いリーダーになったりするためにも不可欠だと述べています。

ただし、踏みならされた道から外れた行動をとるのは、口で言うほど簡単ではありません。すべてのカレンダーは同期され、数え切れないほどのスケジュール管理ツールが出回る今の世の中では、ルーティンを破るのは冒涜行為のようにさえ思えます。実際、生産性をあっという間に下げてしまうYouTubeの動画やソーシャルメディアの渦に私たちが飲み込まれずに済んでいるのも、守るべきルーティンがあるからこそなのです。とはいえ、逆にルーティンにあまりにこだわりすぎると、習慣を変えて改善しようという気持ちは萎え、創造性が押し殺されてしまうのではないでしょうか?

では、プライベートや仕事のルーティンを見直し、停滞を脱するための方法をいくつか挙げていきましょう。


予定に縛られない


いざルーティンから離れてみると、1日の日程を管理する力も失ってしまったように感じる人が多いはずです。でも、きちんと意図を持ち、自覚したうえで実行すれば、お決まりのルーティンからの離脱は、新しい発想を促し、悪い習慣を断ち、変化に的確に順応し、チームの中でより協力的になるためにもとても有益なのです。「ハーバード・ビジネス・レビュー」の記事にはこうあります。

「偉大なリーダーは、部下がルーティンを捨て去り、新しい視点から物事を見る手助けをすることに長けています」と、Barrett氏は述べています。「これにより部下は新しい挑戦を受け入れやすくなり、(中略)その時々で創意工夫に満ちた対応が可能になります」

つまり、いつものやり方を止めて、あえて自己管理を放棄することで、新たなアイデアが生まれる余裕ができ、新しいことを受け入れやすくなるわけです。


ミスを恐れずに試す


失敗の容認は、新興企業の文化を象徴する精神になっています。リスクを冒さなければ失敗もありませんが、それは単に面白いことを何も試してないだけなのかもしれません。マイルス・デイビスの有名な言葉を借りるなら、「ミスを犯していないなら、そのことこそがミスだ」というわけです。

つまり、思考の枠組みを変え、ルーティンから逸れるのは、乗っていた馬車から転げ落ちるのではなく、むしろ馬車を別な道に導く行為だと考えましょう。Barrett氏も先ほどのマイルスの言葉について、こう述べています。「つまり、常に実験や探求を欠かさず、新しいことを試すべきなのです。その人の演奏がきれいでみずみずしく、どこにも引っかかるところがないとしたら、それはすなわち、実験をあきらめてしまったということになります」

Barrett氏はまた、やることなすことがすべて成功している時こそ、注意が必要だと警告しています。「集団でも人間でも、ある段階に達すると、それ以上成功を重ねてもあまり多くを学べなくなるのです。個人であれ集団であれ、意外なミスをきっかけに、真の意味を学び、変化するタイミングが訪れることがあります」


慣れない環境に自らを置く


私たち人間の脳は、なじみのある方法を選んで近道しようとします。ルーティンはしっかりと脳裏に染みついているので、考える前に動いている場合がほとんどです。南カリフォルニア大学心理学部の研究によれば、日々の行動のうち半分近くは、同じ時間と場所で発生しているそうです。

専門家によると、ルーティンを断ち切って新しいアイデアにたどり着くための最良の方法は、文字通り、なじみのない場所や状況に自らを置くことだそうです。こうした今までにない体験をすることで、カテゴリー分けや近道することから無理やり引き離され、結果、想像力が解き放たれると、神経科学者のGregory Berns氏は解説します。「自分の脳に、既定のカテゴリー分けに頼る傾向があると自覚して初めて、これまでの限界を超えた想像が可能になるのです」と、Berns氏は著書『因習破壊者』の中で述べています。


ルーティンを見直して悪い習慣を断ち切る


意識していなくても、悪い習慣は良い習慣と同様に、私たちのルーティンにしっかりと刻み込まれています。職場から帰宅後、ソファーでメールチェックするのがルーティンになっていれば、まずはエクササイズをしようなどとは思わないでしょう。メールを見ているうちにソファーに横になり、気がつくとダラダラと2時間もテレビを眺めていて、スニーカーに履き替えてランニングに行く気など失せてしまうのですから。

だからといって、「お決まりのスケジュールをすべてやめてしまえ」などと言うつもりはありません。ただ、あなたの普段の行動が悪い習慣を促しているか否かに気づくことが重要なのです。チャールズ・デュヒッグ氏は、著書『習慣の力』の中で、「意識して習慣に抗い、新しいルーティンを見つけないかぎり、既存のパターンが今後も自動的に続くでしょう」と述べています。


一から出直してみる


ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの研究によると、一から新しくスタートを切り直すことには、好ましい行動の変化をもたらす、大きな心理的効果があるそうです。こうした「出直し効果」が存在するのなら、ルーティンに変化をもたらせば、一から始めたような感覚が生まれ、好ましい習慣へ変わるよう促してくれると考えられます。

たとえば、ダイエットしたいと考えている人を対象とした調査では、本人が新たなスタートだと感じている場合(年始や新しい季節の始まり、月初め、さらには週初めといった何らかの区切りがあれば)、習慣や行動を変えようというモチベーションが高くなることがわかりました。グーグルの検索データを調べたところ、節目となる時期には、「ダイエット」という言葉の検索頻度が急上昇し、ジムの利用率も上昇するそうです。


「即興マインド」を活用する


即興でトークを繰り出すコメディアンは、ジャズ・ミュージシャンと同様、上述したようなルーティンから抜け出し、まったく新しいアプローチを取ることに長けています。彼らは言われたことに反論するのではなく、「そうですね、そして...」と、その時々の発言につけ足すようにしています。ここで重要なのは、リスクを冒す積極性です。あえて居心地の悪い状況に自分を置き、ギャグが滑ってもものともしない心持ちが肝心です。これこそ、Barrett氏が「即興マインド」と呼ぶ心構えです。

問題解決は必要ですが、それだけでは十分ではありません。問題の解決だけに集中すると、想像力がしぼんでいきます。行動の解釈の幅が狭まってしまいます。何か新しく、興味深く、創造性に富んだものが生まれることを期待するマインドが肝心です。

確かに、ルーティンにも良いところはあります。ルーティンはタスクへの集中を促し、気が散るのを防ぎ、目まぐるしい生活にリズムをもたらしてくれます。でも、時にはルーティンから抜け出し、新しいことを試したり慣れない環境を味わったりする時間を取ってみてください。こうした取り組みから生まれるミスが、ひょっとするとあなたの最高の成果につながるかもしれませんよ。


Routine Disruption: How to Change Your Habits for the Better | Help Scout

Jane Porter(原文/訳:長谷 睦/ガリレオ)

  • ,,,, - By

    友清哲

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