• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

堀込泰三堀込泰三  - ,,,  09:00 PM

週16.7時間労働で40時間分の仕事をこなす「ポモドーロテクニック」

週16.7時間労働で40時間分の仕事をこなす「ポモドーロテクニック」

151111pomodoro_technique.jpg


Buffer Blog:私はかつて、長時間労働をしていました。週に100時間越えなんてこともざら。

仕事は私の一部だと思っていました。常軌を逸した労働時間を、名誉とすら思っていたこともあります。「忙しい」や「○○しなきゃ」という言葉を、好んで使っていたものです。

あなたもそうですか?

いま思えば、当時の私は、自分の中にある虚無感を仕事で埋めようとしていただけでした。でも、その虚無感はブラックホールのように底なしで、どれだけ働いても埋めることができません。むしろ、働けば働くほど、大きくなっていたような気もします。

そんな日々に嫌気がさした私は、ある日、立ち止まって人生を見直すことにしました。何が自分にとって大切で、何がそうでないのだろう。

私は、大きな変化を迫られていました。ハードにではなく、もっとスマートに働かなければ。そう思った私は、短い時間で多くのことができるように、仕事のプロセスを最適化していったのです。

その方法が、「ポモドーロテクニック」でした。このシンプルなタイムマネジメント術が、私の働き方を一変させました。いえ、人生を変えたと言っても過言ではありません。これを読んでいるあなたにも同じ経験をしてほしくて、この記事を書いています。


ポモドーロテクニックって何?


ポモドーロテクニックというタイムマネジメント術の存在は、もう何年も前から耳にして知っていました。あまりにもシンプルな方法ですが、シンプルなほど効果を発揮しやすいと言えるでしょう。

考案者は、フランシスコ・シリロ氏。2006年に発表された論文には、テクニックとその背景にある心理学が説明されています。嘘みたいにシンプルなタイムマネジメント術ですが、正しく適用すれば、人生を変えるほどの力を発揮します。ポモドーロテクニックは、以下に示す4つの原則に分けられます。


1. 時間に沿って働け。時間と戦うな

時間を敵対視している人は少なくありません。仕事を〆切までに終わらせるために、時計と争ってしまうのです。ポモドーロテクニックは、時間と戦うのではなく、時間に沿って働くことを勧めています。


2. バーンアウトを避けよ

短い休憩を定期的に挟むことで、ハードに働き過ぎたときに感じる「煙を出しながら走っている」感覚がなくなります。このシステムを守っている限り、働き過ぎることはありません。


3. 雑念を管理せよ

電話、メール、Facebookのメッセージ、車のオイル交換をとつぜん思い出すなど、私たちの集中力を削ぐものは、急に訪れます。しかも、それらの雑念は待ってくれないことがほとんど。ポモドーロテクニックは、雑念を記録に残し、後々の優先順位を付けるのに役立ちます。


4. よりよいワークライフバランスを

先延ばしの罪悪感とあまりにも親密になっている人が多いのではないでしょうか。仕事を生産的にこなせなかった日は、自由な時間を楽しみきれません。ポモドーロを習得すれば、効率的なスケジュール管理ができるようになります。優先順位の高いものから順に仕事を片付け、自由時間も楽しむことができるのです。


ポモドーロプロセス:25分間の集中


「そんな素晴らしい方法、どうやったらできるの?」と思うでしょう。それが、驚くほど簡単なんです。

  1. タスクを選ぶ(1度に1つのみ)
  2. タイマーを25分にセットする
  3. タイマーが鳴るまでタスクに取り組む。なったら、追跡シートにチェックを入れる
  4. 5分間休憩(1サイクル目終了!)
  5. 1-4を3サイクル繰り返したのち、15分間の休憩

「25分の仕事? そんなのわけないよ! 簡単じゃん!」と言うあなた。

そんなに結論を急がないでください。

25分間、1つのタスクに集中するんですよ。マルチタスクは禁止です。メール、電話、Facebook、何もかも禁止。中断は許されないのです。


実践に必要なツール


筆者の場合、少しの慣れとツール、そしてハックが必要でした。以下に、私が使ったものを紹介します。

  1. キッチンタイマー(アプリでもOK)
  2. 機内モード(どんなケータイでも最重要な機能です!)
  3. 静かな場所、あるいは良質なヘッドフォンか耳栓
  4. ペンと紙(チェックマーク用)
  5. その日のタスクを書き出すための毎朝の5分間
  6. 1週間の振り返りと次週の計画を練るための週終わりの30分間


やってみた感想:「うーむ...」


私の人生は、実験から学ぶことがほとんど。このポモドーロテクニックも、痛みやフラストレーションを経験することで、最終的には成長を得ることができました。

当初は、1日に難なく16サイクルのポモドーロを回すことができるだろうと考えていました。25分×16=6時間40分。それまでの労働時間に比べたら、たったの7時間なんて楽勝だと。

初日の結果は、12サイクルでした。かなりの仕事をこなすことができましたが、目標に到達できなかったので、失敗だと考えました。しかし、疲労感が半端なかった。

うーむ...。

それから数日かけて、目標を少しずつ減らしていきました。うまく行った日は、かなりの仕事をこなし、驚くほど生産的に感じられました。こんなに素晴らしい方法があったなんて。でも、あまりできなかったり、逆にやり過ぎた日は、最悪な気分でした。こんなの世界最悪のシステムだと思ったものです。

これが、2度目の「うーむ」です。

ある日、完全にポモドーロをやめて、マルチタスクに戻ってみました。集中できず、生産性は低く、不満ばかりが溜まりました。それでも歯を食いしばって、昔のやり方をさらに数日続けることに。結果、タスクを終わらせることはできたものの、生産性はポモドーロを使ったときと比べものになりませんでした。

それが、3度目の「うーむ」でした。


自分なりのバランス:「8」のマジック


やがて正気に戻った私は、もっと少ない数でのポモドーロを試してみることにしました。1日に5サイクルから始め、少しずつ8サイクルまで増やしました。目標は、平日1日につき8サイクル。つまり、週に40サイクルのポモドーロを回すことになります。

これは(ある意味)うまく行きましたが、人生何が起こるかわかりません。参加しなければならない会議が多すぎたり、娘の発表会が学校であったりと、8サイクルをこなすための時間を見つけられない日もありました。

私にとっては、週に40サイクルがマジックナンバーであることは明らかでした。でも、もっと柔軟性が必要だと思いました。

計算は単純です。

1週間当たりポモドーロ40サイクル=仕事1000分(+休憩350分)

つまり、週に16.7時間働いておしまい!

でも、ほかにやることがあったり、身体的にまたは精神的に気分が乗らないときは、8サイクルに到達できません。後れを取った私は、翌日に14サイクルを試みたりもしたものですが、疲れ果ててしまい、満足のいくクオリティが出せずに不満が溜まるだけでした。


週7日勤務が向いていた!


私が最初に変化を決意したときは、週末、休日、長期休暇はもちろん、平日でも17時以降は、絶対に働かないと心に決めていました。素晴らしいでしょう? でも、その約束はすべて捨てました。私にとっては、それが最適な判断だったのです。

それまで、17時までに8サイクルをこなせなかった日は、ストレスを感じていました。その日1日が、失敗のように感じられるのです。ひょっとして、勤務時間があまりにも限定的なのではないか? 実際はもっと働けるのに、自分を制限する必要などあるのだろうか? 制限を設ける必要があったのは、あまりにも働き過ぎの仕事人生に、充足感を感じられなかったからだけではなかったか?

そこに気がついた私は、ただ働くのではなく、自分の充足感のために働くことを心掛けるようになりました。さらに、外で働いている人にとっては勤務時間に当たる日中でも、仕事以外のことをする自由を自分に認めることにしました。そうすることで、娘の発表会にも、大手を振って参加できるのです。おかげで、働ける時間・働けない時間に対する気持ちの切り替えができるようになりました。

これが最後の1ピースとなり、私の中でパズルが完成しました。週5日17時までの勤務をやめて、週7日、任意の時間に働くことにしたのです。おかげで、40時間のうちに40サイクルをこなさなければならなかったころとは変わり、168時間を自由に使えるようになりました。必要な仕事は16.7時間なので、使える時間のわずか1割を働けばいいのです。これは、大きな違いです。


週にたったの16.7時間!?


「そんなの2日で働けるよ! 1週間の仕事がそれだけでいいなんてこと、あるわけないでしょう!」と思うでしょう。

いやいや、そんなことがあるんです。でも、実際に「作業」をするのは16.7時間では済まないかもしれません。

私は、1週間に35から40時間の「仕事」をしています。でも、そのうちの20から25時間は、電話、会議、オンラインやオフラインでの人脈作りなど、集中力をあまり必要としないタスクです。それらは重要ですが、私の「仕事」時間にはカウントしません。

私が本当に仕事をしているのは、週に16.7時間だけ。その間に、ほかの25時間で達成する量の約5倍ものタスクをこなしています。

これを避けることはできません。人生、何が起こるかわからないのです。人間が関係している限り、特に24時間365日動いているこの社会に生きていると、完ぺきな労働環境なんてものは皆無に近いのです。それでも、ハードにではなくスマートに働くことは可能です。


モチベーションの心理学:自分のエネルギーを使いこなす


完ぺきな世界では、勤務時間の始まる前には価値の高いタスクが8つあって、それらに優先順位をつけて、優先度の高いものから1つ1つやっつけていくことでしょう。それぞれのタスクに同等の情熱とモチベーションを持って取り組み、中断が入ることもなく、1日の仕事を3時間もかけずに終了します。

そうだったらいいですよね。でも、私たちの生きている世界に、完璧な場所などありません。

現実には、私は人間であり、周囲の人たちも人間です。自分ではコントロールできない感情を持つこともあれば、疲れていることもあります。それに、重要かつ緊急だとわかっていながら、やりたくないタスクもあるでしょう。

長期的に続けるには、そのようなタスクにも向き合い、取り組む術を学ばなければなりません。

自分のエネルギーレベルと姿勢は、仕事の成果にかかわります。そのため、自分の感情に寄り添い、自分自身をうまく使いこなす必要があるのです。自分のエネルギーを使いこなす方法については、こちらの記事が参考になります(英語)。特に、以下の4つの質問が大事だと思いました。

身体的エネルギー:私はどれくらい健康か?
感情的エネルギー:私はどれくらい幸せか?
心理的エネルギー:私はどれくらい何かに集中できているか?
精神的エネルギー:なぜこれをやっているのか? 私の目的は?

これらの質問をすることで、自分の気分とエネルギーを考慮した優先順位付けができるようになりました。その結果、やらされ感だけでやる作業がまったくなくなったのです。

身体的エネルギーが低いときは、健康向上に取り組みます。感情的エネルギーが低ければ、ハッピーになれること、たとえば妻や娘と過ごす時間などを探します。

もちろん、疲れ果てる仕事よりも、楽しくて充足感を与えてくれる仕事を見つける必要もありました。そうすることで、自分を高める時間、友人や家族と過ごす時間を増やすことができ、心、身体、精神のすべてのレベルでの健康を手に入れることができたのです。


さらに進むには?

ゆっくりながらも着実に、ポモドーロが私の働き方を変えています。この変化は一生もので、もう元に戻ることはないでしょう。

あなたも興味がありますか?

筆者からの提案:今日からポモドーロを始めてみてはいかがでしょう? 25分間、1つの作業に集中するだけです。


How to Work 40 Hours in 16.7 (The Simple Technique That Gave Me My Life Back) | Buffer Blog

Chris Winfield(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

  • ,, - By ライフハッカー編集部LIKE

    なぜスマホのバッテリーは1日ともたないのか?

    Sponsored

    なぜスマホのバッテリーは1日ともたないのか?

    なぜスマホのバッテリーは1日ともたないのか?

    お財布は忘れてもスマートフォンだけは忘れない。そんな気持ちになるほどスマホは肌身離さず持ち歩くアイテム、かつ、もっとも手近なコンピューターです。メールの確認はもちろん、ウェブで調べもの、SNSのチェックや投稿と、ひんぱんに使うことから、1日のどこかでバッテリーを充電しているのではないでしょうか? 常に手元にあって、いつでもどこでもすぐ使えることがスマホの魅力ですから、最低でも1日はバッテリーが持  11:00 AM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.