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itou  - ,,,,,  08:00 PM

経済的に成功するためのマネースキル「リソースフルネス」とは?

経済的に成功するためのマネースキル「リソースフルネス」とは?

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経済状況が悪いとき、おそらくあなたはお金の管理に関する本を手に取ることでしょう。そして、本に書いてあるアドバイスを忠実に実行しようとします。しかし、1番重要なマネースキルは本の中には見つかりません。金融のルールをいくら学んでも、「リソースフルネス(困難な状況の中で臨機応変に解決策を見いだせる能力)」がなければ、まったく役に立ちません。

少し前、米Lifehackerのエリック・レーヴンズクロフトが、パーソナル・ファイナンスの基本ルール「収入より支出を少なくする」がいかに役に立たない助言であるかを訴えていました。誰かがお金について書いているのを見ると、私は警戒心を抱きますが、彼は正しいことを言っていました。パーソナル・ファイナンスの基本ルールが人の行動を変えるわけではありません。ルールを自分の状況に「応用」しなければならないのです。当然ですが、パーソナル・ファイナンスのプロと言えども、世界70億人それぞれの状況に合わせたアドバイスができるわけはありません。だから、彼らが教えているのはあくまで基本であって、それを実際に役に立つものにするのはあなたの仕事なのです。



ルールを曲げることを恐れない


ルールには理由があります。しかし、ルールは絶対ではありません。エリックが指摘しているように、「支出を収入より少なくする」がかならずしも助けにならないのは、お金を使うことがより良い決断である場合もあるからです。

私は経済的に困っているとき、クレジットカードでスマートフォンを買いました。いわば最悪の決断です。しかし、もしそのときスマートフォンを買わなければ、Androidについて書き始めることはなかったでしょう。まさに、それが私のキャリアの始まりだったのです(中略)さまざまなケースにおいて、何かを買うことでチャンスにつながることがあります。

ルールが失敗につながるケースもあります。パーソナル・ファイナンスの大原則のひとつは、負債状態に陥らないことです。負債は経済的な重荷であり、利息によってどんどんお金が失われていきます。ですので、パーソナル・ファイナンス入門では、負債を無くすようにと教えているのです。私が少ない収入から学生ローンを返していたときは、このルールをいつも心に留めていました。ルールに忠実に従うほど、パーソナル・ファイナンスが向上するだろうと考えていました。

しかし、このルールのおかげで、生活必需品以外にお金を使うことに罪悪感を抱くようになりました。そして、罪悪感とパーソナル・ファイナンスを向上したいという2つの願望から、無理をして、すべてのお金をローンの返済に充ててしまったのです。理論上はうまくいくはずでしたが、実際は、家計がめちゃくちゃになりました。生活必需品以外にほんの少しお金を使っただけで、とたんに窮地に陥りました。

最終的には、自分の状況に合わせて負債のルールを調整しました。もちろん、負債からの脱出は再優先事項ですが、大局的に見れば、現実的な予算計画を立てたほうがうまくいくだろうと考えたのです。私はリソースフルな計画を立て、結局、それでうまくいきました。つまり、自分をルールに合わせるかわりに、ルールを状況に合わせたわけです。


チャンスの扱い方を学ぶ


リソースフルな人たちは、日常で出会うあらゆるものに中にチャンスを見つけ出します。高校時代、何も描いてない真っ白なピンバッジで大儲けした友人がいました。どこからそれを手に入れたのかわかりませんが、彼はそこに小さな絵を描いてひとつ50セントで売り、ちょっとした財産をつくりました。ささいな事例ですが、リソースフルのポイントをよく表している話です。

「たなぼた」(パーソナル・ファイナンス界隈で人気のトピック)もまったく同じです。「たなぼた」とは予想外に転がり込んでくるお金です。たとえば、遠い親戚からの遺産相続などが挙げられます。私たちはそうしたお金を浪費してしまいがちです。もともとなかったお金なんだから別に損害はない? その通り。しかし、そのお金を、負債の返済など経済的な目標の達成に使うチャンスにすることもできます。自分にご褒美をあげるのも悪くありませんが、そういう選択肢もあることを理解しておくことは大切です。

もちろん、チャンスがいつも楽しいものとは限りません。

私の母が最低賃金で働いていたころ、母は年間で1万ドルほどの貯金をしていました。私は最近、どうやってそんなことができたのかと尋ねてみました。母はチャンスをものにするのだと言いました。彼女にとって「チャンス」とは、その退屈な仕事における、時間外手当のことでした。多くの人は馬鹿にしましたが(私もそうでした)、彼女は気にしていませんでした。母はそれを、目標を達成する手段だとみなしていました。お金を貯め、引っ越しをし、学校へ行き、より良い仕事に就くという目標です。

誤解のないように言うと、経済的な目標を達成するために、無理して手を広げ過ぎて、困難な状況に陥れということではありません。やるべきでない「チャンス」もあります。私は大学で母のまねをしようと、3つのアルバイトをかけもちしました。それは悪夢のような体験であり、人生を呪いました。私にとって、このつらさは収入に見合うものではありませんでした。

自分の決断は自分で下さねばなりませんが、目標を達成するためにどんな選択肢があるかを調べ、理解しておくことは、リソースフルになるのに大いに役立ちます。そして、リソースフルになることは、経済的な成功の、大きな助けになるのです。


「べき」という言葉を忘れる


経済状況を健全な状態に保つための大きな障害は、「べき」という言葉です。たとえば、

  • 私は一生懸命働いている。だからお金を好きなように使うことが許されるべきだ。
  • 自分から昇給を頼むべきではない。上司からそう言われるまでは。
  • 私は32歳だ。家の1軒も持っているべきだ。

などです。

20代の前半、好きなようにお金を使わなかったことをとても後悔した時期がありました。そのかわり、私はすべきことをしました。大学へ行き、がんばって勉強し、良い成績をとりました。そして就職し、借金を返済しました。では、私はいつ人生を楽しめば良いのでしょうか?

私は、何かを思いわずらうことなくお金を使うことは許される「べき」だと考え、その通りにしました。毎回のように外食に出かけ、美食を楽しみ、高価な服を買いました。それ自体は何も悪いことではありません。しかし、数年後、もっと重要でやりたいことが、お金がないせいでできないことに気づきました。旅行がしたかったのです。引っ越しがしたかったのです。そのことに気づいた私は、お金を使って何をすることが許される「べき」かについて考えることをやめ、目標を達成するためにお金で何が「できる」かにフォーカスしました。

何を持つ「べき」かと、何を持つことが「できる」かは、まったく正反対の問いかけです。私たちは、一般的な慣習を経済的な判断基準にすることがあります。しかし、かならずしもそうである必要はありません。たとえば、家を持つことは、昔から、経済的に「成し遂げた」象徴とされてきました。しかし、ある年齢に達したからといってかならず家を買う「べき」ということはありません。むしろそのせいで、もっと重要な目標から遠ざかってしまう恐れもあります。

つまり、「べき」は、パーソナル・ファイナンスに関して言えば、リソースフルネスの妨げになるのです。


できないことではなく、できることにフォーカスする


私たちの多くがやってしまっている「リソースフルでない」行動がひとつあります。

誰かから堅実なアドバイスをもらったが、自分の状況には合わないと思うとき、私たちはつい防衛的になり、相手を責めてしまいます。「どうせ私が悪いんでしょ」と言うわけです。

学生ローンに苦しんでいるとき、母が、借金を返済するために車を売った知人の話をしてくれたことがあります。ところが私はいきり立ち、そんなのは無用なアドバイスだと拒絶しました。そのころ、私はヒューストンに住んでいましたが、公共交通機関は最悪で、職場は街の反対側にありました。車を売るなんて馬鹿げた考えでした。しかし、母はそんなことをしろと言っているのではありませんでした。お金をつくる方法がいろいろあると指摘しただけだったのです。車はその一例に過ぎません。

そのときの私の反応はリソースフルではありませんでした。リソースフルな人はアドバイスを聞き、それを自分の状況に合わせて応用します。私の場合、車以外のものを売ることができたのかもしれません。さらにリソースフルな反応は、何ができないかにフォーカスするよりも、何ができるかにフォーカスすることです。そのアドバイスが合わないなら、ほかの方法を探します。残念ながら多くの人が、できないことばかりに目を向け、大事なことまで一緒に捨て去ってしまいます。

私たちはすぐに凝り固まってしまいます。慣習にしがみつき、「べき」で考え、自分に合わないアドバイスを丸ごと拒絶します。そうではなく、もらったアドバイスを自分の状況に合わせて応用したり、健全な経済状況を維持するために持つ「べき」ものをあきらめたり、一見チャンスには見えないチャンスを活用しなければなりません。それには、それなりの努力が必要となります。しかし、リソースフルになるとはそういうことであり、リソースフルネスがなければ、パーソナル・ファイナンスのルールはまったく意味のないものになるのです。


Kristin Wong(原文/訳:伊藤貴之)
Photo by Shutterstock.

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