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疋田正人

疋田正人

 - ,,,,  09:00 AM

高級ホテルやレストランには行ってはいけない? 初めての海外視察で注意すべき7つのこと

高級ホテルやレストランには行ってはいけない? 初めての海外視察で注意すべき7つのこと

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私はこれまで中国をはじめとして、ベトナムやカンボジア、ドバイなどへの日本企業の進出に携わってきました。現在はルワンダやケニアなどの東アフリカにも展開し、十数カ国で進出のお手伝いをしています。

当初は私自身海外経験が豊富なわけでもなく、順調に進んだプロジェクトの方が圧倒的に少ないほどで、数々のトラブルや問題が起こりました。その国ならではのトラブルから、どの国でも起こりうること、日本企業側の問題などなど。悪戦苦闘、山あり谷ありの経験をしながら、徐々に各国、各企業からの信頼も得られ、今では国家プロジェクトから日本の老舗企業の海外進出支援まで、幅広いご依頼をいただくまでになりました。

そのさまざまな経験の中で気づいたことや注意すべき点、海外から見た日本など、これから海外進出を目指す方へ少しでも役に立つ情報をお伝えしていければ幸いです。

今回は、初めての海外視察の時にどこを見ればよいのか、時間も予算も限られた中で効率的に視察をするために注意すべきポイントを7つに絞ってご紹介しようと思います。


1.高級ホテルには泊まらない


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日中経営者400名以上が集うフォーラムにて


あなたの会社で売ろうとしている商品は、富裕層向けでしょうか? 売りたい商品やサービスが現地の一般人向けであれば、市内の人々の生活がわかる場所で、一般の人たちも国内出張などで泊まるクラスのホテルの方が、生活にあったニーズが掴みやすいはずです。

私も視察を始めたばかりのころは高級なホテルに泊まることが多かったのですが、高級なホテルは世界中ほとんどの国で快適で、日本とさほど変わらず、視察から帰ってきてもどうも実感が湧きませんでした。また、日本で視察結果の話をする際にも、すべてが整った円滑な視察結果を話すよりも、ある程度トラブルがあった方がウケもいいのです。せっかくの海外視察だからと高いホテルに泊まるのではなく、せっかくの視察だからこそなるべく普通のホテルに泊まりましょう。


2.高級な飲食店で食べない


一般の人たちが訪れる飲食店には、視察すべきさまざまなポイントが隠されています。飲食物はもちろん、値段やサービスレベル、誰と来ているのか、滞在時間などなど、見るべきポイントがたくさんありますので、ぜひ普通の飲食店で現地の人に愛される料理に舌鼓を打ってみてください。

私は中国浙江省の杭州という緑茶の有名な街で、茶農家で家庭料理を食べさせていただいたことがありました。どれも、今まで街中の飲食店では見たこともなかった料理ばかりで、名産茶葉を使った地元独自の料理に驚きました。また、昼食後にトランプや麻雀に興じる人たちが多いことを知ったり、日本とは異なる日常生活を垣間見られたりしたことで、その後日本の商品を輸出する事業を始める際に大いに役立ちました。それからは、慣れない高級料理店より茶農家で頂く料理の方が訪中の楽しみになっています。


3.用意されたルート通りに視察しない


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ドバイにて日本の農業技術の展開が可能かどうかを視察。日差しが強く暑い。


海外視察ツアーなどもよく開催されていますが、バスに乗って次から次へと用意された展示場所や企業、観光地などを見ただけで満足してはいけません。用意されたルートはいわば整えられた場所がほとんどなので、その国のありのままを見るのは難しいのです。詰め込まれた視察スケジュールの中でルートを外れて見学するのは難しいですが、移動中などで気になった場所をメモや写真に残して、あとで質問できるようにしておくと便利です。


4.デパートやお土産屋に行かない


免税店などでお土産を買うのも楽しいのですが、視察ではなるべく控えましょう。行くべきなのはスーパーや商店、コンビニエンスストアです。スーパーや商店はその国の生活が一番分かりますし、コンビニエンスストアでは日本とは一風変わった食べ物や商品が並んでいます。限られた店内に効率的に置かれている商品は、その土地で日常的に売れているものですからマーケティングとしても価値ありです。

また、日本の商品も置かれているので、その味やデザインの違いも面白いですね。私が日本へのお土産として買うのは、スーパーで現地の人々が好きだというメジャーなお菓子や袋麺などです。国によって違いが表れますし、驚きの美味しさの袋麺などが見つかると、次の出張のときにリクエストされたりします。


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UAE最高峰のジャバルハフィートから見た景色。砂漠の都市ということを改めて感じる。


5.日本語がわかる人とだけ話さない


英語が苦手で現地の人になかなか話しかけづらいという気持ちはよくわかります。でもせっかくの機会ですから、拙い言葉でも構わないのでどんどん話しかけてみましょう。現地の言葉を幾つか覚えて話しかけてみると、意外と好意的に話してくれるものです。いろいろなお店や飲食店で「あなたのオススメは?」と聞いてみると、新たな発見があるかもしれません。


6.用意された車ばかりに乗らない


海外視察ツアーなどでは移動用のバスや車が用意されている場合がほとんどですが、できれば公共交通機関にも乗ってみましょう。電車やバス、現地独自の乗り物など日本との違いにも驚くと思いますが、その違いから何かひらめきが生まれるかもしれません。例えばドバイの電車では女性専用車両に乗ってしまうと罰金があったり、会員専用車両があったりホーム全体にエアコンが効いていて快適だったりなど、わずかな乗車でも多くの気づきがあります。


7.自己紹介・自社紹介のワンパターンはダメ


視察に行った際に、さまざまな場所で自己紹介や自社紹介をする場面が出てくると思いますが、最低2パターンの内容を用意してください。1つ目はワンフレーズの簡素な紹介パターン、2つ目は少し長めのやや詳しい紹介パターンです。定例化した1つの紹介パターンを使い続けるのではなく、場面に合わせて長短使い分けるのがスマートです。

海外視察はとても楽しいものですが、ただ楽しかったで終わらせず、次のビジネスにつながるように行動できるといいですね。もし自社の商品やサービスのマーケティングをしたいのであれば、現地の人に実際に利用してもらい、その場で感想を聞いてみるなんてこともアリです。視察団として集団で定められたコースを回るだけではなく、フリーの時間などを活用して現地の生活を肌で感じられれば、きっと素晴らしい視察となるはずです。


疋田正人(ひきた・まさと)

hikita_world.jpg株式会社ヘッドウォータース取締役兼経営企画室室長。マネージングスタイリスト。1978年埼玉県生まれ。2006年、株式会社ヘッドウォータースに入社し、半年後に取締役に就任。同社のベトナム、カンボジア、ドバイ進出を成功に導き、グローバル企業としての礎を築く。2008年、中国の大手SI会社との合弁企業の代表取締役に就任し、中国事業を一手に担う。国家レベルの大規模プロジェクトマネージメントから、国内外の事業戦略・広報戦略などの立案、企業間アライアンス、「日本の中小企業を世界で勝たせる」というミッションを掲げ、数多くのクライアント企業に対して海外進出コンサルティングを行うなど、幅広い役務を担っている。


Photo by shutterstock.

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