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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,  10:00 PM

「ニコンのほうがキヤノンより上」は本当?デジカメ購入時に気をつけたい7つの通説

「ニコンのほうがキヤノンより上」は本当?デジカメ購入時に気をつけたい7つの通説

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MakeUseOf:「カメラの性能を生かすも殺すも撮る人次第」とはよく聞く話ですが、これが全面的に正しいわけではありません。良い写真を撮れるかどうかには、やはり機材の質も大いに関わってくるからです。

この記事を読めば写真の腕が上がるとまでは言いません。ただ、コンパクトカメラやデジタル一眼カメラを選ぶ上で、かたくなに信じられているけれど誤解を招きかねない通説を8つ紹介し、これらがどう間違っているかを明らかにしていきたいと思います。

では早速始めましょう。


1. 「ニコンのほうがキヤノンより上」「XはYより上」といったブランド神話


こうしたブランド比較は、フェアではありません。

コンパクトカメラであれば、PENTAXソニーなど、ニコンやキヤノン以外のブランドからも優秀な製品が出ています。

一方のデジタル一眼カメラ市場はというと、こちらは確かに二強、すなわちニコンキヤノンの独壇場と言って良いでしょう。とはいえ、ソニーのコンパクトカメラがキヤノンの低価格帯のオートフォーカスカメラと比べて劣ると断じるのはアンフェアです。むしろ、一般ユーザー向けカメラの中でも比較的低価格な製品については、メジャーブランドであれば大きな違いはないというのが実情です

2つ目に、デジタル一眼カメラに関しても、同一条件での製品比較が成り立つケースはまれです。レンズやアクセサリーをすべて取り去った二大メーカーのカメラ本体は、同じクラスの製品であれば、機能や画質の面では驚くほど似通っているのです。

考えてもみてください。プロのカメラマンはどちらのブランドも使っていますし、時代を象徴するような美しい写真を見ても、使用されているカメラのブランドに大きな偏りはありません。

自分にぴったりのカメラを選びたいなら、ブランドだけで決めるのはやめましょう。ベテランの写真愛好家からアドバイスをもらったり、自分で調べたり、実際にいくつかのモデルを手にとって、機能を試してみたりすると良いでしょう。二大メーカーのうちどちらにするのか決めるのはそれからです。


2. 画素が多ければ多いほど良いカメラ



一般の消費者はたいてい、製品の専門家ではありません。なので、電化製品を買うときはスペックを参考に決めがちです。そもそも画素とは何なのかを知らない人も多いでしょう。小売業者やメーカーはこうしたユーザーの無知につけこみ、自らの製品のスペックを過剰に宣伝し、もっと良い写真を撮りたいならスペックの高い製品を買うのが一番の近道だと信じこませようとしています。

でも、実際はそれほど簡単な話ではありません。すべての画素が同じように作られているわけではないですし、画素以外にも重要な要素はあります。たとえば、iPhone 5siPhone 6のカメラを比較した上の動画を見てください。どちらのカメラも画素数は同じ8メガピクセルですが、iPhone 6内蔵のカメラで撮った写真は、ディテールや色合いに違いがあるのがわかると思います。これを見るだけでも、画素数がすべてではないのがわかるはずです。

現実問題として、一般ユーザー向けのカメラとしては5〜10メガピクセルが最適でしょう。ソーシャルメディアでの共有が一般的になった今では、デジタル写真の大部分はプリントされないままに終わります。オンラインで簡単に共有できる、扱いやすいサイズの写真を撮るなら、10メガピクセル以下のカメラでまったく問題ありません。プリントする場合も、一般的な4×6インチ(KG)、5×7インチ(2L)、8×10インチ(六切り)といったサイズなら、10メガピクセル以下のカメラで十分対応出来ます(以下で詳述します)。

購入の際には、画素数ばかりを気にするのではなく、以下のようなパーツのスペックについても考慮しましょう。画素数ほどわかりやすくなく、あまり宣伝されていない場合もありますが、大切な要素です。

  • センサー:デジタルカメラのセンサーは、フィルムカメラのフィルムにあたる部分です。シャッターボタンを押すと、センサーが露光し、光と色を記録します。センサーが優秀なら、それだけ捉えた画像を正確に再現できます。
  • 画像処理プロセッサー:プロセッサーは、RAW撮影する人にとってはそれほど大きな意味を持ちませんが、JPEGで撮影する場合はとても重要です。質の高い画像処理プロセッサーは、光量が足りない場面やスポーツの撮影など、よくあるニーズに適したプリセットの設定をいくつか用意していて、さまざまな光の条件に対応できます。加えて、高性能のプロセッサーは処理速度も速いので、短い間隔での連写が可能になります。


3. PPIとDPIは同じもの


  • PPI:「Pixels Per Inch」(1インチあたりの画素数)の略で、画素密度とも呼ばれます。これはデジタル画像の解像度を現す数字です。
  • DPI:「Dots Per Inch」(1インチ当たりのドット数)の略で、こちらはプリント時の解像度を現しています。

たとえば、あなたが5メガピクセルのカメラを使っているとしましょう。この場合、このカメラから得られる最大の画像解像度は横2592×縦1944ピクセルです。この解像度の写真をコンピューターのモニター上で見るとすると、横36×縦27インチになります。これはモニターの標準的な解像度である1インチあたり72ピクセルで計算した場合の大きさです。iMacのRetina 5Kディスプレイモデル(ディスプレイ解像度は1インチあたり218ピクセル)でこの写真を表示すると、ずっと小さく表示されるはずです。

一方のDPIは、プリンターが印刷可能な1インチあたりのドット数を指します。プリントした写真に高精細な仕上がりを求めるなら、300DPIが必要です。先ほどの横2592×縦1944ピクセルの写真の場合、8×6インチの用紙なら341DPIのドット密度でプリントできます。逆に、これ以上大きな用紙にプリントしてしまうと、画素が引き延ばされ、ぼやけた写真になってしまうでしょう。

PPIとDPIの違いがわかれば、プリントした写真の品質がどのくらいになるか、正確に把握できるはずです。


4. ズーム性能は高いほど良い


必ずしもそうとは言えません。

最初に、光学ズームとデジタルズームの違いから説明しましょう。「本当の」ズームと呼べるのは光学ズームだけです。こちらはカメラのレンズ内にあるモーターが実際にレンズを動かし、焦点を調整するので、遠くにある被写体をアップで見ることができます。スペックの中で注目すべきなのはこの光学ズームで、デジタルズームは無視してかまいません

これに対し、デジタルズームにはレンズはまったく関わっていません。液晶パネルを通して見える画像をデジタル的に拡大しているだけです。実際には、あらゆるデジタルズームは、画素を拡大して表示することで、アップにしたかのように見せかけているだけで、撮影した画像はその過程で歪んでしまいます

デジタル一眼カメラにはデジタルズーム機能はないので、この機能が問題になるのはコンパクトカメラを買うときだけです。デジタルズームの性能に心を奪われてはいけません


5. RAW撮影のほうがJPEGより良い


まず大事な点を説明しておくと、JPEGは画像ファイルのフォーマット名ですが、RAWは違います。RAWという名前は、「生」のデータ、つまり画像処理が行われておらず、そのままではまだプリントできないという意味です。いわばデジタル写真版のネガと考えてください。JPEGと違って、RAWファイルを見るには専用のソフトウェアが必要です(とはいえ、新しめのコンピューターならこの機能がサポートされている場合がほとんどでしょう)。これに対してJPEGは、そのままでプリント可能な標準的フォーマットで、画像表示が可能なデバイスならどれでも閲覧可能です。

RAW撮影をするのは、できるだけ多くのデータを確保しておきたい場合です。というのも、カメラ内でのJPEGへの変換は圧縮を伴うので、画質が落ちてしまうからです。RAWで撮影し、画像処理はあとで行うようにすれば、撮影後の編集の幅が広がります。これはJPEGにはないメリットです。

とはいえ、写真を撮影する人がすべてRAWを採用しているわけではありません。この選択は、撮る人のニーズと好みに委ねられています。

ただし、コンパクトカメラの場合は、この議論はほとんど意味がありません。大半の一般ユーザー向けモデルでは、RAW撮影の機能がないからです。


6. せっかくだからデジタル一眼を買うべき


糾弾される前に言っておくと、スマートフォンの内蔵カメラやコンパクトカメラが、何らかの意味でデジタル一眼カメラより優れているとか、肩を並べるほどだと言うつもりは、筆者にも一切ありません。ただ、カメラユーザーのほとんどは、実際のところデジタル一眼を必要としていないし、たとえ買ってもその機能をフル活用できない可能性が大だ、と言いたいのです。

カメラ技術はかなり成熟しているので、現在の平均的なコンパクトカメラは、大多数の一般ユーザーにとっては十分すぎるほどの性能を備えています。素晴らしい写真を撮る、HD画質の動画を撮影する、さらには撮った写真をその場でソーシャルメディアにアップする、といったことまで、コンパクトカメラで可能です。さらに言えば、コンパクトカメラさえも必要ないかもしれません。現在市場に出回っているスマートフォンのほとんどは、あなたの写真や動画撮影のニーズに応えられますし、画質だって数年前のコンパクトカメラよりずっと上です

そうは言っても、数千ドルをはたいてデジタル一眼カメラを手に入れれば、画質が飛躍的に向上するのは間違いありません。デジタル一眼のメリットは、選択肢の多さです。レンズ、アクセサリー、フィルター、さらには設定だって一般ユーザーが決して使わない(少なくとも使いこなせない)ようなものが用意されています。こうした点は、コンパクトカメラにはないデジタル一眼ならではの良さと言えるでしょう。


7. デジタル一眼を買うなら、予算内で一番高価なモデルを


さて、一眼レフを買うと決めた場合も、カメラ本体で予算を使い果たしてしまうのは、賢いやり方とは言えません。

一眼レフを構成する要素のうち、本当にいつまでも使えるのはレンズだけです。カメラ本体を買い換えても、レンズは新しいモデルでも使える場合が多いのです(ただしブランドとセンサーのサイズが同一の場合に限ります)。良いレンズなら10年以上は持ちますし、もっと上のランクのレンズに買い換えたいと思うまで、何台かのカメラ本体と組み合わせて使えます。一方のカメラ本体は、購入したその日からゆっくりと劣化していきます。

そして、良いカメラに安物のレンズを組み合わせても、安物のカメラに良いレンズを組み合わせた場合を上回ることはありません。実際、せっかく良いカメラを使ってもレンズがそれに釣り合わないものだと、色再現性、被写体深度、コントラストといった重要な要素に関して、カメラ本体の高い性能が帳消しにされてしまいます。要するに、すべての装備を高価なもので同時に揃えられない場合は、予算の大部分をレンズに割き、残ったお金でそのレンズに対応している本体を選ぶのが得策、ということです。


8 Camera Myths You Should Stop Believing Immediately | MakeUseOf

Mihir Patkar(訳:長谷 睦/ガリレオ)
Photo by Shutterstock.

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