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印南敦史  - ,,,  06:30 AM

相手に伝わる会話をするための6つのルール

相手に伝わる会話をするための6つのルール

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誰にでも使える共通したデザインのことを「ユニバーサル・デザイン」と呼ぶのはご存知のとおり。しかし『頭の回転が速い人の話し方――あなたの会話力が武器になるユニバーサル・トーク×戦闘思考力』(岡田斗司夫著、フォレスト出版)で著者が提唱しているのは、「ユニバーサル・トーク」という概念なのだそうです。

「一般的、普遍的、世界的」という意味の「ユニバーサル」と、「会話」という意味の「トーク」を単純にくっつけてみました。「ユニバーサル・デザイン」が誰にでも使えるデザインだとしたら、「ユニバーサル・トーク」というのは、「誰にでも通じる話し方・伝え方」という意味です。(23ページより)

たしかに「誰にでも通じる話し方・伝え方」を駆使できるのであれば、会話に際して「伝わらない」などのストレスに悩まされる必要はなくなりそうです。でも、そのためにはどうしたらいいのでしょうか?

ここで重要なのが、「ユニバーサル・トークは『戦闘思考力』で完成する」という考え方。戦闘思考力とは「思考のスピードを上下させ、場の空気を察知し、臨機応変に話すことができる能力」だといいますが、つまりはユニバーサル・トークと戦闘思考力とをかけ合わせることによってクリエイティブな会話術が実現するというわけです。

そこで、戦闘思考力を使う際のルールが紹介された第4章「確実に最適解を生み出す話し方『ユニバーサル・トーク』×『戦闘思考力』」に焦点を当ててみましょう。


ルール1. 勝たない


戦闘思考力の最初のルールは「勝たない」。つまり相手を言い負かそうとしないことが目標だといいます。言い返したいと思うことはよくありますが、ほとんどの場合、言い返しても状況はよくならないと著者。そして、そこには明確な理由があるそうです。

もし相手を言い負かしたら、その瞬間は満足できるかもしれない。でも言い負かされた相手は、素直に「参りました」と認めることはできないもの。それどころかそれまでの議論の前提をひっくり返して無茶苦茶なことや恨み言をいい出したりして、結局はろくなことにならないというわけです。

そもそも「勝とう」という発想は、ユニバーサル・トークの「誰にでも通じる話し方・伝え方」とは、まったく別方向のベクトルだといいます。(143ページより)


ルール2. 「勝つ」のではなく「答え」をつくる


では、会話で「勝たない」のだとしたら、なにを目指すべきなのでしょうか? このことについて著者は、「勝つ」のではなく、「答えをつくる」と意識しているのだと記しています。話している相手との間に、「答え(共通の利益)をつくる」ようにするということ。ただしこれは、ビジネスの現場でよく聞く「Win-Win」とは少し違うのだそうです。

話し合いの場でいい合いになったりしているということは、そこになにかの問題があるということ。だからこそ、その問題を解決するために、お互いがもっとよい結論を見つけ出し、「これだったら協力しあえるよね」という「答えをつくる」ことが最終目的になってくるわけです。

たとえば夫婦ゲンカをして「じゃあ離婚しようか」という結論になったとき、「どっちが悪いから別れるのか?」といういい合いをしても無意味。けれど、「これからふたりでどういう関係をつくれたら、お互いが快適なのか?」と考え方を切り替えると、かなり楽になり、協力しあいながら考えられるもの。

せっかく顔を突き合わせて頭を全力で回転させるのだから、「どうすればお互いがさらに納得できる答えを見つけられるのか」ということを考えたほうが建設的。そういう意味で、「答えをつくる」ことこそが会話では大切だということです。(144ページより)


ルール3. 相手を負けさせない


次に大切なのは、「負けたと思わせない」という考え方。「ルール1」において、自分は「勝たない」(勝ったと思う快感を捨てる)を目指すわけですが、同時に相手には「負けさせない」(負けたと悔しがらせない)ことも目指さなければならないといいます。なぜなら、相手に「負けた」と悔しがらせてしまったら、せっかくよい答えを見つけることができたとしても、相手は絶対にそのとおりに動いてくれなくなってしまうから。

先の離婚の話なら、「どっちが悪いかじゃなく、ふたりでもう少しましな関係を見つけよう」として自分の側のメリットを語り、相手の側のメリットを増やすような結論を出す。自分から見て大人な対応だったとしても、相手が「負けた」という印象を持ってしまったらおしまい。せっかく自分の利益を減らしてつくった答えも、後で感情的に反発されてしまう可能性が。そこで、相手に「負けた」と思わせないことが大事だということです。(145ページより)


ルール4. 相手を笑わせる


そして、戦闘思考力を使って目指すべきが「笑わせる」ことだと著者はいいます。自分が勝ったりせず、相手を負けさせたりもしないのが戦闘思考力の使い方。そこで共通の答えをつくり、できればそのときに笑わせて、自分も笑えば完璧だという考え方です。なお、なにを笑うのかといえば、「そんなことを思いつかなかった自分たち」を笑うのだとか。「こんな問題に引っかかっていたなんてバカだなあ」と、自分たちで自分たちを笑うことができたら、解決したも同然だという発想です。(146ページより)


ルール5. 悩ませない


続いて重要なのは、「悩ませない」こと。しかし、いい合いになったり、お説教したりするときに、ついやってしまいがちなことだといいます。

「こういう意見をもっと考えなきゃダメだぞ」
「そういう気楽な考えではなく、もっと考えろ!」

というように、議論の最後に「宿題」を出してしまうと、それが相手を悩ませることになってしまうということ。

相手にことばで勝ち、いい負かし、最後には「宿題」まで出そうとするのは、すべて善意から出ているもの。しかし現実的に、こういう善意を持っている人は嫌がられて当然です。なぜなら、それは「善意か悪意かという問題ではなく、相手を悩ませているだけ」だから。

たとえば、「俺、いいこといったよなあ。こんな話、セミナーで聞いたら何万円もかかるよ」などと自己満足しても、相手には伝わらなくて当たり前。大切なのは、宿題を出すのではなく、相手ができそうなことを自分も一緒に考えること。そうしないと、なかなか相手は動いてくれないと著者は指摘しています。(148ページより)


ルール 6. すっとさせる


つまり大事なのは、相手を悩ませるのではなく「すっとさせる」こと。それは、マッサージみたいなものだと著者は記しています。「ルール2」で触れたように、相手にもし問題があったとしたら、それを相手になおさせるのではなく、その問題に対してふたりでなんとかできる方法を考えてみる。その結果、解決方法が見つからなかったとしても、「きょうはふたりで「問題について話し合えてよかったね」と確認しあって終わりにする。これが、「すっとさせる」だそうです。

紐をぎゅっと固く結んでいたら、ほどけるものもほどけなくなります。でも、紐の結び目がゆるくなったら、だんだん紐がほどけてくるもの。にもかかわらず大半の人は、硬い結び目をより強く引っぱってほどけなくしてしまうといいます。そして勝ったり負けさせたりすることで、結び目はさらに固くなってしまう。そうではなく、問題をやさしくマッサージすることが大切だということ。

それは「ルール4. 相手を笑わせる」に相当するもの。ふたりで笑いながら話して問題を柔らかくするだけで、あとは勝手に解決する力に任せる。そして最後は、宿題を出すのではなく、「話し合えてよかった。少しすっとしたね」と終わらせる。

「勝たない」「負けさせない」「悩ませない」ようにして、「答えをつくる」「笑わせる」「すっとさせる」。(151ページより)

このような考え方が、ユニバーサル・トークにおいて戦闘思考力を使う際のルールだそうです。(150ページより)




「誰にでも通じる話し方・伝え方」ということであるならば、たしかにユニバーサル・トークという考え方は会話に不可欠なものであるはず。そしてそこには、会話に求められるべき本質があるようにも思えます。だからこそ、本書の考え方を理解することによって、「伝わる会話術」を身につけることができそうです。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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