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堀込泰三  - ,,,  09:00 PM

ハリー・ポッターのように「英雄の旅」に出よう、ヴォルデモートが立ちはだかるとしても

ハリー・ポッターのように「英雄の旅」に出よう、ヴォルデモートが立ちはだかるとしても

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Dumb Little Man:ハリー・ポッターは、フィクション史上でも特に素晴らしいキャラクターです。同シリーズの作者であるJ. K. ローリングさんがおさめた、発行部数4億5000万部、興行成績50億ドルという商業的大成功については、ご存知のとおりです。

しかし、商業的に成功してしまったために、登場人物とストーリーがもつ、本当の美しさや深みが過小評価されているような気がします。

ハリーは、同居中の伯母一家から虐待を受けている、抑圧された少年でした。ある日、自分が魔法使いであることを知らされます。魔法学校に入学し、才能を伸ばしながら、多くの思春期少年と同じような障壁にぶち当たるハリー。その中で、世界征服をもくろむ凶悪な魔法使い、ヴォルデモート卿と対峙するようになります。ハリーは、数々のメンター、ガイド、友人らの助けを受けて、強力な魔法使いに成長します。そして、シリーズ終わりには、ヴォルデモートをはじめとする敵対者たちを打ち破るのです。

とても素晴らしいストーリーですが、私は次のような疑問を抱きました。


ハリー・ポッターは、ヴォルデモートがいなくてもハリー・ポッターになれたのか?


でも、悪者がいなかったら、ハリーは英雄になることができたでしょうか? ハリーが史上最強の魔法使いになり、ホグワーツを救うには、やっつけられる悪者たちが必要だったのではないでしょうか。


英雄の旅


ジョーゼフ・キャンベルは、著書である『千の顔を持つ英雄』において、「英雄の旅」と呼ばれる単一神話論を説きました。キャンベル氏は、生涯にわたり、さまざまな宗教、民族、王家、帝国の歴史的神話を読み、研究し、それらをテーマに執筆をつづけました。そして、無数の神話の中に、共通するストーリーの枠組みを見つけたのです。それを彼は、「英雄の旅」と名付けました。

キャンベルによると、英雄は12のステージからなる旅を経験します。その中ほどに、次の3つのステージがあります。

ステージ6:試練、仲間、敵対者
ステージ7:接近
ステージ8:最大の試練

この3ステージは、英雄が逆境を乗り越える、重要な場面です。

ステージ6では、英雄はより大きな障壁に対峙する準備を進めます。障害を乗り越えるための準備は、「かっこいい」という感覚を得るために重要な要素であり、逆境を強みに変えるという手堅いアプローチにつなぐための伏線でもあります。

ステージ7では、挫折が始まります。英雄は、その挫折から学び、障壁に立ち向かう戦略を編み出していきます。プロセスと経験が自信につながり、自己への理解が深まります。このステージでは、英雄は失敗をします。挫折と障壁に突き当たり、英雄は「もうやめたい」と思うのです。これも、重要な伏線になります。

ステージ8では、最大の敵との戦いに直面します。しかし、ここですべての伏線がつながり、英雄は過去最大の障壁に立ち向かう理由ができるのです。

ここに、共通のテーマが見えてきます。

キャンベルの「英雄の旅」という枠組みは、英雄が障壁に直面しないかぎり、成立しないのです。逆境や失敗、最大の敵が存在してこそ、英雄は英雄になれるのです。


英雄になろう


逆境という脅威(試練、敵対者、挫折、最大の試練)なくして、英雄は生まれません。才能、闘志、メンター、ガイド、友人、機会に恵まれているだけでは、英雄にはなれないのです。ヴォルデモートがいなければ、ハリー・ポッターは平凡な少年として一生を終えたことでしょう。

あなたも、自分の「英雄の旅」について考えてみてください。

あなたには、ヴォルデモートがいますか?

障害や脅威は、人間でなくとも構いません。ビジネスやプロジェクトでもいいし、あなた自身でもいいのです。自分の中にある習慣が、あなたの目標に向けた最大の障壁かもしれません。

さあ、そいつをやっつけましょう。そうすれば、あなたも英雄になれるはずです。


Why Harry Potter is Nothing Without Voldemort | Dumb Little Man

Domenic DiNardo(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

  • ,,,,, - By

    香川博人

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