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堀込泰三  - ,,,,,  11:00 AM

私たちはGoogleを信用してもいいの?

私たちはGoogleを信用してもいいの?

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MakeUseOf:もう、私たちがGoogleから逃れる方法はなさそうです。

2人の学生が始めた研究プロジェクトは、いまや数十億ドルのマンモス企業に成長しました。提供するサービスは広範囲におよび、私たちの生活のほぼすべてに入り込もうとしています。

2015年現在、Googleはもはや単なる検索エンジンではありません。同社が提供するブラウザ「Chrome」のユーザーは10億人にも上り、世界でもっとも使われているブラウザとなりました。

メールクライアント「Gmail」も、主に大学生、社会人、フリーランサーの間で、不動の地位を確立しています。また、ワープロ、スライドショークリエイター、表計算プログラムなどをも提供しており、これではMicrosoft Officeも立つ瀬がありません。

そしてGoogleは現在、スマートフォン、クラウドストレージ、マッピングサービスを経て、自動運転車にまで手を広げようとしています。

インターネットを覗けば、Googleのサービスや商品を利用していないサイトを見つけることはほぼありません。それは、「Gmail」や「Google+」のアカウントがあればログインできるコンテンツだったり、Google Adsenseを利用した広告だったり、いまや、ウェブのほぼ全領域にGoogleの影があるのです。

ほかの会社が試みて達成できなかったことを、たくさん成し遂げてきたGoogleは、私たちの社会を未来へと導く素晴らしい会社と言えるでしょう。彼らはユーザーの需要に応えることで、多大なる信頼を築いてきたのです。

では、Googleを信頼しない理由はあるのでしょうか? 同社のサービス内容については、ほぼすべてのウェブサイトで確認することができます。説明責任を果たし、大衆に寄り添う企業を嫌う人はいないでしょう。Googleがユーザー層のことを考えており、絶対的な信頼を誇っているのは明らかです。

しかし、それは本当でしょうか?

Googleの自動システムはあなたのメールをスキャンし、Chromeの一部のクッキーは、あなたの閲覧データを追跡・収集しています。Googleはそれを隠そうとしていませんし、多くのユーザーが大した問題ではないと考えています。


閲覧データの収集ってどういう意味?


今の時代、オンライン企業を手放しに信用することはできません。彼らは営利企業であり、あなたの利益のためだけに存在するのではないのです。いえ、それ自体は決して間違ったことではありません。サービスや商品を提供する会社がその対価を得るのは当然であり、公平なことなのですから。

でもGoogleは、その対価をユーザーに求めません。Gmail、Chrome、Googleドライブなど、サービスの大半が無料で提供されています。

ではいったい、どうやって利益を得ているのでしょうか。寄付金で賄われているウェブサイトもありますが、そんなに多くはありません。ほとんどの会社は収入の大半を広告収入に頼っていますが、それよりもずっと利益を得られるのがユーザー情報の販売です。そして、Googleにはたくさんのユーザーがいます。

つまり、無料でサービスを利用しているあなたは、顧客というよりむしろ販売されている商品なのです。あなたの情報はどんどん蓄積され固有の「プロフィール」が作られていきます。Googleは、あなたのことを驚くほど知っています。そのようにして得られた情報と、ほかのデータベースに蓄積された情報を組み合わせることで、広告業者は、正確かつ詳細なあなたのプロフィールをつかむことができます。

インターネットの閲覧履歴ほど、あなたの興味や優先順位がわかる情報はありません。Googleはすでに、検索履歴や訪問履歴に基づいて、あなたに最適な広告をChromeに表示していることを認めています。

これは、個人向けにカスタマイズされた、広告の大量導入の第1歩にすぎません。Googleはこの計画をかなりのハイスピードで進めており、広告業者に情報を提供することで大量の利益を得ています。


シークレットモードを使えばいいのでは?


Chromeのシークレットモードは、実は1つの目的しか達成できません。シークレットモードとは、閲覧履歴とウェブサイトのクッキーを、あなたのコンピュータに保存させないためのモードですが、それが行われるのはウィンドウを閉じたときのみ。つまり、閲覧中のウェブサイトはIPの追跡ができるし、接続が暗号化されるわけでもありません。

そして、あなたの検索はGoogleに追跡されています。シークレットモードと言えども、それを防ぐことはできないのです。


そうは言っても、データが広告業者に売られるだけでしょ?


すべてがそうなるわけではありません。

ユーザーデータの一部は売られますが、大半は、Google独自の目的で利用されます。規約に同意していれば、Googleはあなたの利用状況の統計とクラッシュレポートを受け取ることができます。こちらの目的で収集された情報は個人を特定できないことになっていますが、システム情報やクラッシュのもととなったアクションが含まれてしまいます。

また、Googleが政府から情報を求められた場合、ちょっとした問題が起こります。閲覧履歴やアカウントに対する令状があれば、Googleはあなたの情報を保護することができないのです。

法的には、Googleがデータの提供を断ることはできません。米国には「Electronic Communications Privacy Act」という法律があり、たとえ令状がなくても、米国政府が対象者の閲覧履歴にアクセスできることになっています。

しかし、Googleは、情報閲覧のリクエストに応じるのは、一定の状況下に限ると主張しています。また、リクエストの範囲が広すぎる場合は、法的要件とGoogleのポリシーに基づいて、目的を絞りこむことを求めます。


Chromeは安全なブラウザなの?


ある程度は安全です。少なくとも、インターネットエクスプローラーよりは大丈夫でしょう。

セキュリティ侵害の事例が増えているため、オンラインサービスを提供する企業はセキュリティ強化が必至となっています。それでも、ウェブサイトからの個人情報(住所やクレジットカード番号など)流出は後を絶たず、毎日のように数百万人の個人情報がリスクにさらされています。

感染したウェブサイトにアクセスするだけで、あなたのコンピュータにハッカーがアクセスできるようになることもあります。Googleは、サンドボックスのタブ使用に対する防護機能を提供しています。簡単に言えば、ブラウザタブ上において、重要なメモリ機能に影響を与えるようなプロセスは阻止されるようになっているのです。

Chromeに実装されているSPDYのような一部のプロトコルは、サイトにさらなる防護を提供します。SPDYはSSLを要求するので、このプロトコルを使用したサイトは、HTTPのみを使用したサイトよりも安全です。SPDYが実装されているのはインターネット全体のわずか2.8%であり、あまりほかのサービスとの違いはわからないかもしれませんが、Googleのサービスは通常より良いセキュリティを提供していると言っていいでしょう。


長い目で見て、Googleを信用してもいいの?


2004年に受けた、経済の授業を今でも思い出します。講師は、愚かにもGoogleに投資しなかった理由について語ってくれました。金融アドバイザーが強くすすめたにもかかわらず、それを拒否したそうです。当時は、数々のインターネット企業が生まれては消えていたので、無理からぬことでしょう。

当初の株式は85ドルで販売されましたが、すぐに価値が急騰しました。一部の人間は、一晩にして億万長者になりました。講師は、投資しなかったことをずっと悔やんでいると言っていました。

現在、Googleの価値はおよそ3500億ドル(約41兆円)です。この記事を書いている時点での株価はおよそ660ドル(約7万円)です。多少の上下はあるものの、Googleの価値はもう何年もずっと上がり続けています。この7月、株価は史上最高の699.62ドル(約8万円)に達しました。

S&PによるGoogleの信用格付けはAAです。比較のため書いておきますと、米国の格付けはAA+です。つまり、Googleは非常に高いレベルの経済的信用を誇っているということになります。これは、2009年以降の堅調な成功と成長を見れば驚くことではないでしょう。

Googleは2008年の金融危機を乗り越え、以前よりも強くなりました。戦わずして消えることのない企業の1つとして、信用できると言っていいと思います。


Googleは悪徳なの?


何が悪かを決めるのはあなた次第です。Googleは資本主義と自由市場システムの究極の形であると言えるでしょう。なにしろ、2人の博士課程学生の研究プロジェクトとしてスタートしたのに、数年で数十億ドルを稼ぐ国際的企業にのし上がり、消費者のニーズを満たし続けているのですから。

あるいは、Googleはユーザーのプライバシーよりも利益を重視する、悪い会社とも言うこともできるかもしれません。

しかし、今後のオンライン企業は、同じような形態をとることになるでしょう。インターネットが私たちにもたらした匿名性は、急速に消えていく運命なのです。

この変化には、最新技術に追いつこうと奮闘している法律も重要な役割を担っています。でも、何よりも影響力が大きいのは、Googleのようにユーザーに名前とプロフィールを与えることが収入源であると考えている大企業です。私たちのデータにお金を払う価値がある限り、企業はそれを狙い続けます。


結局のところ、Googleは信頼できるの?


手放しで信頼していい企業など存在しません。Googleだって例外ではありません。とは言え、GoogleはChromeを安全な状態に保ち、よくメンテナンスしているという点において、しばらくは信頼していても良いでしょう。

ただし、「個人データのプライバシーを守ることができる」という点においては信頼できません。メールが他者にスキャンされない、クラウド上のドキュメントが消えない保証はないのです。さらに、Googleが私たちのアカウントを意図的に無効にしてしまわないとは言えません。

インターネットでの存在感が増すにつれ、多くのユーザーにとって、Googleを避けるのは現実的ではなくなりました。ChromeではないブラウザとGoogleではない検索エンジンを使えば、Googleに送られるデータをできるだけ減らすという努力はできます。それでも、インターネットの匿名性が消えていくのを止めることはできません。そして、Googleはそれを進める方向にしか向かわないでしょう。

Chromeの使用によりGoogleがあなたの情報を集めているという事実に対して不安を覚えるなら、オープンソースのFirefoxに切り替えるといいでしょう。もちろん、あなたの閲覧履歴に関してGoogleがアクセスできる情報を減らす方法は、ほかにも存在します。

果たして、Googleは悪徳なのか、信頼できるのか? ぜひ、あなたの考えをお聞かせください。


Using Chrome: Can We Really Trust Google?|MakeUseOf

Taylor Bolduc(訳:堀込泰三)
Twin Design / Shutterstock.com

  • ,,,,, - By

    香川博人

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