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印南敦史印南敦史  - ,,,  06:30 AM

無理やガマンをすることなくお金を貯める方法

無理やガマンをすることなくお金を貯める方法

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ズボラでもお金がみるみる貯まる37の方法』(飯村久美著、アスコム)の著者は、これまで700世帯もの家計診断を行ってきたというファイナンシャルプランナー。さまざまな人と接してきた結果、「貯金ゼロ世帯」が増えていることを実感しているといいます。しかも収入の多さ、少なさと家計の健全さは必ずしも比例しないというのですから気になるところ。比較的収入が多かったとしても、貯められない人があとを絶たないというのです。

そこで本書では、「どうしていいかわからない」という人に向け、楽で無理のない貯金の方法を伝えているわけです。なお、ポイントは次のとおり。

・ストレスが少ない
・手間がかからない
・続けやすい
(「はじめに」より)

にわかには信じられないほど魅力的ですが、本書で紹介されている方法をひとつでも試し、お金との向き合い方を知れば、節約に対する見方がガラッと変わるのだとか。きょうは第2章「面倒なことはしない、ガマンはしない」から、いくつかを引き出してみます。


貯金はマラソンと同じ


こういうことを考える人は少ないでしょうが、節約もダイエットも、計算式は同じなのだそうです。

・節約【収入 ― 支出 = 黒字(赤字)】
・ダイエット【摂取カロリー ― 消費カロリー = 体重増(体重減)】
(47ページより)

どちらもそう簡単にはいかないものですが、とはいえ、この2つを解決する答えは「無理をしないこと」に尽きるそうです。ストイックにがんばらず、ストレスをためないようにすべきだということ。

そしてスポーツにたとえると、貯金はマラソンと同じだと著者はいいます。貯金生活を始めると「さあ、がんばるぞ」と短距離走のようなスタートダッシュをしてしまいがち。マラソンで同じことをすると途中で息切れしてしまいますが、貯金にもまた同じことがいえるというわけです。

「日用品を1円でも安く買うために、遠方のお店まで行く」というような人がいますが、それを続けられるのは根性のある人だけ。それ以外の人がやると、途中でリタイアするはめになると著者は指摘しています。そして、食事も買いものも切り詰めた結果、ストレスでリバウンドする。それが失敗のパターン。

けれど、途中で脱落してしまうくらいなら、手間がかからず、楽しくて疲れない方法を長く続けた方が確実に貯まるそうです。まず大切なのは、「これなら自分に合っている」「おもしろそう」と感じるものをひとつ始めること。そしてひとつずつクリアしていくと「貯めるエンジン」が回転数を上げ、ある一定のラインを超えると、マラソンランナーが走行中に快感をおぼえるランナーズハイのような現象が起こるといいます。つまりは、お金が貯まって気分がよくなっていくということ。お金を貯める際にもっとも大切なのは、気持ちに働きかけることだという考え方です。(46ページより)


「1円でも安く買う」という発想を捨てる


「同じ商品なら、少しでも安く買いたい」。それは当然の発想ですが、この方法は少しだけ気をつけた方がいいと著者はいいます。たとえば100円のものを80円で買えたとして、その差額が積もり積もっても、労力の割に手元にはそれほどお金が残らないということが実際にあるから。また、安い商品を買いすぎた結果、食材を腐らせて無駄にしてしまったというようなケースも少なくはないはずです。

たとえば年収400万円の人は、時給に換算すると約1500円。一方、片道15分かけて遠くのお店に行くことを考えると、高くても近くのお店を選ぶ方が往復30分の時間の節約になります。そして30分を時給換算すると750円。そう考えると、遠くへ買いものに行き、もとをとるためにたくさん買いものをしてしまうのは本末転倒だということがわかるはずです。

また、バーゲンやセール、アウトレットでも同じことがいえるとか。なぜなら安さのインパクトには、一時的に人間の思考を麻痺させる力があるから。でもテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの電化製品や海外旅行など、もとの金額が大きいものが安くなるなら、それはかなりの節約に。要は使った労力に対し、どれだけの金額が節約できるかという視点を持つことが重要だということです。(54ページより)


食費を削ると失敗する


家計のなかで真っ先に削減しやすいのが食費ですが、それはもっとも削ってはいけないものだと著者は断言しています。たしかに朝、昼、晩、おやつなどを少しずつ切り詰めると、お金を捻出できる感じがするもの。しかし切り詰めようとするあまり、必要なものまでカットしてしまうと、家族の幸せに影響を及ぼすわけです。

事実、お金のために無理して食事を減らしている人ほど、お菓子などの間食をしてしまっているもの。食事の量や回数を減らしている人は、無意識にその穴埋めをどこかでしようとしてしまうからです。その結果、栄養バランスの偏ったお菓子などで無駄な間食をし、体調を崩すことになってしまうことに。しかし3食しっかり食べれば、必要な栄養がきちんととれて間食はなくなり、心も満たされるというわけです。

無関係なことのようにも思えますが、ここで引き合いに出されているのが、江戸時代の観相家、水野南北のことば。

「食を慎む人が、財をなす」
(61ページより)

腹八分目にして食べすぎないことで、お金が舞い込むというわけですが、あながち迷信ではないかもしれないと著者はまとめています。(58ページより)


給料が減っても「小遣い」は減らさない


お金を貯める際、食費を削ることと同様に、筆者は「小遣いを減らす」ことは避けるべきだと伝えているそうです。では、そのためにはどうすればいいのでしょうか? 答えは、小遣いを定額制にすること。手取り20万円なら貯金2万円、残りが生活費と小遣いで、それぞれ15万円と3万円にするという考え方。

ストレスから離れられないビジネスパーソンにとって、小遣いはストレス解消のために大切なもの。だから、そこを削ってしまうのは、ガソリンが給油されない車のようなものだと著者はいいます。ただし大前提は、あくまでも予算の範囲内できっちり収めること。

そして先にも触れたように、いきなり全力疾走して、なんでもかんでもやめてしまうとすぐに壁にぶつかって当然。だからこそ、「できるところからやる」「楽なことからやる」のがオススメだと著者。極端な話、家族から禁止されているパチンコに内緒で1日何万も浪費するくらいなら、家族公認で小遣いのなかから堂々と楽しむ方がずっと健全だという考え方です。

それにお金がだんだん溜まってくると、自分にとって本当に大切なものはなんなのかがはっきりしてくるもの。そこまで到達すると、ストレスにまかせてだらだらと使っていたような浪費もなくなり、好循環でお金が貯まっていくといいます。

ちなみに著者に対し、「自分には小遣いがない」と訴える専業主婦は少なくないそうです。ところが話を聞いてみると、毎月のように美容院に行ったり、友だちとランチしたり、主人以上に使っているように見える人も多いといいます。また独身のOLやサラリーマンはお金を自由に使えるため、小遣いの枠を決めていない人がたくさんいるとか。しかしお金を貯めたいのなら、まずは小遣いを月いくらまでと決め、その範囲内でやりくりすることが大切だといいます。(62ページより)




他にも「貯まる仕組みのつくり方」から「ものの捨て方」まで、バラエティに富んだ内容。しかもソフトなアプローチなので、無理なく読み進めることができるでしょう。


(印南敦史)

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