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印南敦史  - ,,,  06:30 AM

上司の本音とタテマエの見極め方

上司の本音とタテマエの見極め方

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上司のタテマエと本音 なぜ、あなたは評価されないのか?』(濱田秀彦著、SBクリエイティブ)の著者は、これまで1万7千人以上のビジネスパーソンを指導してきた実績を持つビジネス・コミュニケーションのセミナー講師。そのようなキャリアに基づき、本書「はじめに」では次のように主張しています。

上司のタテマエと本音にギャップがあることは、部下にマイナスの影響を及ぼします。部下は、上司のタテマエから本音を読み取れなければ、上司の真意がつかめません。真意がつかめなければ、上司の意に沿った行動ができず(中略)、その結果、低い評価をつけられてしまいます。こうして、上司のタテマエと本音のギャップが部下にマイナスの影響を及ぼすのです。

だとすれば部下は、日常会話のなかで上司から発信されていることばの真意を正確に受信できるようになることが重要。本書もそのために書かれたものだといいますが、ポイントは、「管理職の使うことばは、人が違っても会社が違っても共通していて、ことばに込められた想いも同様」だということなのだとか。

Chapter 1「仕事力編」から、いくつかをピックアップしてみましょう。


協調性はあるんだけどな


現代の管理職は、部下に協調性よりも主体性を求めているものだと著者はいいます。つまり協調性優位の部下に対して上司が感じているのは、「周囲と問題を起こすことはないが、受け身で物足りない」ということ。「協調性はある」ということばを、ほめことばと受け取ることはできないわけです。

では、上司が求める「主体性のある部下」とはどんなタイプなのでしょうか? この疑問に対して著者は、「自分の意思で、自ら考えて行動でき、成果をあげられる人」だとしています。いまは、ひとりの上司が持つ部下の数が多いだけでなく、管理職もプレイングマネージャー化しているため、部下に細かい指示をするのは困難。だからこそ、いちいちいわなくても成果をあげてくれる部下がありがたいということ。しかも、成果を上げるためには周囲との摩擦も恐れないという、力強い部下を求めているのだそうです。

ところが実態は、部下には協調性の高いタイプの人が増えているのだと著者。特に若手・中堅社員には、いわれたことを素直に受け止め、指示どおりに行動する人が多いのだといいます。しかしそれは上司の目には、「いわれたことはやるんだけど受け身で、いわれたことしかやらない」と映っているもの。

いわば「協調性はある」は、決してほめことばではないということ。それどころか「主体性が足りない」という指摘、そして「主体性を高めよ」という指示と受け取った方がよいといいます。

そして、主体性を高めるためのポイントは2点。ひとつは、「私」を主語にして話すこと。「私はこう思います」というように話せば、上司が期待する自らの意思や考えを表明する機会を増やしていけるそうです。そしてもうひとつは、上司に報告や相談をする際、必ず提案をプラスすること。たとえば「今月の集計が終わりました」という報告に、「来月は、1日早く締められるよう、こういう手を打とうと思います」という提案をプラスする。こういうことを習慣化すれば、上司に主体性を感じさせることができるというわけです。(11ページより)


君は惜しいんだよな


スポーツで「惜しい」といわれるのは、ナイスプレーをしたにもかかわらず、僅差で結果が出なかった場合。ポジティブな意味で使われることが多いですが、ビジネスでは違うと著者は断言しています。なぜなら、達成率99%はあくまで未達成だから。100%達成してこそ初めて「期待どおり」となるわけで、ビジネスで「惜しい」といわれることは、期待を下回っているということ。ポジティブな評価ではないということです。

とはいえ、「惜しい」という紛らわしい表現を用い、「悪くはない」と取れるように伝えてしまっているのは上司。困難な環境のなかで、やっと90%まで来た部下に対し、そこまで厳しいことはいいにくいもの。そこで、つい「惜しいんだよな」というタテマエ的ないい方をしてしまうということです。

だからこそ部下は、「惜しい」というセリフは「未達成である」「詰めが甘い」「肝心のところがダメ」といわれていると解釈すべき。そして、あっちもこっちも「90%」というアウトプットではなく、こっちは「100%」、あっちは「80%」でもかまわないというようにメリハリをつける。大切なのは、100%の感覚を自分が実感するとともに、上司に対して100%できることを認めさせることだと著者はいいます。(15ページより)


期待しているよ


「期待している」は、上司が使うことばのなかで、部下がもっとも解釈に悩むものかもしれないと著者は記しています。理由は、使われ方のバリエーションが数多くあるから。もっと難度の高い仕事に取り組む際、「いまの君ならできる」と励ます際に使うこともあれば、叱ったあとで話を前向きに終えるために使うケースも。さらには、「もう少しがんばってよ」という意味が込められている場合、「やってくれるんだろうな」という念押し、「しっかりやってよ」という意味で使われる場合もあるといいます。

ただしいずれの場合も、上司は「自分を喜ばせてほしい」という動機から、「期待している」ということばを使うのだとか。だとすれば、解釈に悩んだときは「オレを喜ばせてね」「迷惑をかけないでね」といっているのだと思っておけばよいといいます。

なお「期待している」といわれて喜ぶ人と嫌がる人がいますが、両者それぞれの対処法も本書には記されています。いわれるとうれしいタイプの人は、それがモチベーションの向上につながるだけに、ことばどおりに解釈してOK。一方、嫌がるタイプの人は、「もっとやってくれ」という依頼や、「やってくれるんだろうな」という念押し、「見てるよ」という監視予告のように受け取り、プレッシャーを感じてしまうもの。しかし、プレッシャーを感じたからよい仕事ができるわけではないので、「どういう意味でいっているのかわからないけど、『期待してないよ』といわれるよりはマシだ」と受け取る程度でいいそうです。(19ページより)


なるべく早めにやってくれ


上司と部下の時間感覚は違うので、「なるべく早く」ということばを測るものさしの目盛りも違うのだと著者。しかし、その目盛りのズレが、上司の「まだできないのか」というイライラを呼ぶなど、トラブルにつながりかねないもの。そこで、「なるべく早く」といわれたらそのままにせず、正確な納期を確認することが大切。また、その際にも聞き方に気を配る必要があるとか。「なるべく早く」と抽象的ながらも納期を告げられているだけに、「いつまでですか?」と聞くのは不自然。そこで、こちらから「このあたりではどうか」と投げかけをするのがいいそうです。

その際の目安として、上司の「なるべく早く」は原則として今日中、リミットは遅くとも明日と想定するのがベスト。そこで、「明日中で大丈夫ですか?」といった聞き方をするのがいいわけです。気をつけるべきは、ここで「明後日中で大丈夫ですか?」という聞き方をしないこと。それだと「なにを悠長なことをいっているんだ」と思われてしまうからだといいます。

明日と明後日はわずか1日の違いですが、「明後日」ということばを持ち出す部下に対し、上司が「仕事が遅い」という印象を持ってしまうもの。また、このことは「どのくらいでできそう?」「いつまでならできる?」と聞かれたときも同様。どう考えてもフルに3日かかる仕事なら別ですが、半日程度でできる仕事なら、原則として今日中、リミットは明日中と考えるべきだと著者は主張しています。

なお、「なるべく早く」といわれた仕事を急いでその日のうちに仕上げて提出したにもかかわらず、それが上司の机のうえに2~3日放置されていたというようなこともあるもの。しかしそういう場合は、「急いでやって損した」と思うのではなく、目をつぶるべきだと著者はいいます。「どうせ早く提出しても、放置されるんだったら急ぐ必要はない」と考え、ゆっくり出したなら、間違いなく印象が悪くなるからです。(27ページより)




上司のことばの裏側に秘められたものがわかりやすく解説されているため、とても実践的な内容。上司とのコミュニケーションを円滑にしたい人は、読んでおくべきかもしれません。


(印南敦史)

  • ,,,, - By

    友清哲

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