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印南敦史印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

世界で働くために必要な9つの心構え

世界で働くために必要な9つの心構え

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90日間で世界のどこでも働ける人になる』(白藤香著、総合法令出版)の著者は、国内外双方の立場で多数の企業の変遷、時代の移り変わり間近に見続けてきた人物。そんななかで、グローバルなビジネス展開が当たり前の時代が近づいていることを実感するといいます。しかし一方、感じることもあるのだとか。

せっかく海外に出ても、中途半端なままでいる人たちがあまりにも多いということ。特に日本人は、考えすぎて動けずにいる人が少なくありません。海外に身を置いても、日本にいるときと同じ行動をくり返しているのです。(「はじめに」より)

しかしそれでは、動き続けるマーケットに対応できなくて当然。世界のどこでも働けるようになるためには、自分で考え、動く力が必要だといいます。そのひとつのカギが、世界の常識・非常識を知ること。世界のスタンダードな常識を身につけることで、苦難を乗り越える能力が身につき、成功をつかみ取れるようになれるというわけです。

そのような考え方に基づく本書のから、第2章「海外に行く前に習得しておきたい9つの習慣」を見てみましょう。


1.日本のやり方を捨てる


海外で働くことを考えるとき、語学力よりも先に身につけておいてほしい大事なことは、「柔軟に考える力」だと著者はいいます。日本の企業で働く人の大半は、ことばも文化も同じ日本人。一方、欧米企業では多様な民族が働いているのが大前提なので、人の数だけ仕事の進め方や方法があるということ。

だからこそ、相手の考え方にいったん合わせることが大切。日本で慣れたやり方、考え方を捨て、柔軟に相手の考え方や論理に沿うようにするわけです。なぜなら、どんな国のやり方や論理も受け入れ、そこに合わせることを重視すれば、コミュニケーションも成り立ってビジネスもうまくいくから。

そして彼らと話すときは、最初は片言でもいいので、とにかく話し、相手を理解する努力をすることが大切だといいます。(48ページより)


2.非常識なアイデアに新たなビジネスの種は宿る


和を大切にする日本人とは異なり、海外では「人にはそれぞれの価値観があり、ひとりひとり違った持ち味があるはず」という考え方が基本。そして独自のビジネスプランこそが収益を生み出すという信念があるため、常に自分の意見をいうことが求められるそうです。

また、会議の席で上司から意見を求められたら、自分の意見をいうことはマスト。もし意見が違っていたなら、たとえ相手が上司であってもはっきり発言することが大切だということです。つまり、自分の意見をいうことはビジネスの基本。海外では筋が通ってさえいれば、非常識であればあるほど、「そのアイデアはどんな着眼点から生まれたのか」と興味を持ってもらえるもの。そして、それが高い評価、厚い信用へとつながっていくわけです。(52ページより)


3.「なんとなく」ではなく「数字で」ものをいう


海外、特に欧米のビジネスは、すべてが論理的に組み上がっているといっても過言ではないのだとか。欧米諸国では、たしかな裏づけ、それもできるだけ数字で示せるデータをもとに結論を導き出すことが基本。それはMBAを取得しなければ身につかないようなものではなく、誰もが自然と身につけているスキルだといいます。

さまざまな裏づけから筋道を立てて結論を導き出すことはビジネスにおいて重要。たとえ違う考えを持っていても、論理がきちんと組み立てられていれば、その筋道を理解できるものだから。そしてそのために有効な手段は、できるだけ客観的に判断できるよう、数字に置き換えられるものは置き換えること。さらに「自分で考え、自分でやってみること」という実践を繰り返すことで、日本にいながら海外で通用するスキルを育てることができるといいます。(56ページより)


4.海外でムダな時間は1秒もない


海外の企業では「ジョブ・ディスクリプション」(職務明細)によってすべき仕事が定められているため、「本来すべき仕事」に神経を集中させる傾向にあるそうです。もちろんその背景にあるのは、「収益を上げる」という目標に基づくという考え方。日本のように、自分たちのセクションだけでなく、会社全体の業務の流れを読むという発想はまたくないといってもいいとか。

つまり海外での仕事の進め方は非常にシステマティックなので、なにかを教わる際にも、はっきりと的を絞って質問することが大切。すると相手も期待していた答えを返してくれるもので、そこにムダ話や雑談を挟み込む余地はないといいます。「上司や同僚の時間を1秒たりともムダにさせない」という気持ちで働くことが大切だということ。(60ページより)


5.常に「生きた情報」にアンテナを張れ


どこに行っても、誰とでも気さくに話せることは大きな武器。そうすることで、メディアから仕入れるのとは違った生の情報を仕入れることができるからです。著者自身、海外の空港のイミグレーション(出入国審査カウンター)の待合室で見ず知らずの人と情報交換をしているのだとか。イミグレーションは現地で暮らす人も多く集まるので、「生きた情報」を多く仕入れられるわけです。

ちなみに万国共通で盛り上がる話題は「家族」。相手に子どもがいるなら、それは会話のいいきっかけになるそうです。ただしその一方、個人にかかわる話を不用意にしない方がいい場合も。特に中東や中南米などでタクシーに乗るときは要注意。(64ページより)


6.信頼できるオリジナルソースを持つ


市場を正確に捉えるためには、その国が世界経済に与えている影響をマクロレベルで知ることが不可欠。そこで大切なのが情報収集力ですが、信頼できる情報を集めるには自らの情報ソースを確保することが重要。複数のメディアのみならず、情報ソースとなる「人」を確保しておくことが欠かせないそうです。

また組織のリーダーとして仕事をする場合も、同じく情報収集力が大事。部下から上がってくる情報をただ待つだけではなく、自分から情報を取りにいく姿勢を持ち、得た情報をプランニングに結びつけていくことが大切だということ。(68ページより)


7.「YES」「NO」をいわない人間はプロではない


海外では、いくら自分の考えを持っていても、発言しない限りその人の能力に問題があるとみなされてしまうもの。たとえば仕事中、「Do you~?」と質問されたら、「Yes」か「No」の答えを要求されていると受け取って間違いないそうです。意思表示を明確にしなければならないわけで、「沈黙は金」などとんでもないことだとか。海外で働くにあたっては、「沈黙は悪」。黙ることで相手に信頼されないばかりか、怒らせたり呆れさせたする恐れがあるといいます。

しかしそんなとき、場をうまく切り抜けるフレーズが「I'm thinking」や「Let me think of it」。即答できなくてもちゃんと考えているということを表現すれば、その場は相手も納得してくれるというわけです。(72ページより)


8.「何歳で」「なにをしたいのか」キャリアプランを描く


海外では望む仕事を手に入れるために自分をアピールし、チャンスをつかむことも能力のひとつとみなされるもの。自分の能力を積極的にアピールする必要があるのです。

そこで、「自分が何歳になにをしていたいのか」をキャリアプランに落とし込むべき。キャリアプランを描くことが、なりたい自分を実現する第一歩になるということですが、あまり緻密すぎるプランを描く必要はないとか。病気にかかったり、仕事で挫折したり、思い通りにいかないことも出てくるものなので、ラフスケッチを描く程度がちょうどいいそうです。(76ページより)


9.自分が心地よくいられる環境をつくる


母国語を使わない環境にい続けると、疲れることがあるもの。多くの疲れやストレスに負けないためには、上手に気分転換することも大切。有効なのは、寝ることと食べることだと著者はいいます。また、本当にストレスに打ちのめされたら、思い切って冷却期間を置くという方法も。ネガティブなように見えて、これは効果があるそうです。海外では、日本にいるときの3倍もの強さでストレスを感じるといわれているのだとか。ストレスを感じたら、どうにもならなくなる前にリセットし、また新たな気持ちで挑戦すればいいということです。(80ページより)



約30年間にわたり、アメリカ、欧州、アジア、インド、アラブ諸国などさまざまな国々をフィールドに数々のグローバル企業でビジネスに携わり続けているというだけあって、著者のことばはストレート。そのぶん、海外で生き抜いてきた人ならではの強さを感じ取ることができます。


(印南敦史)

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