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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  11:00 AM

世界初のマラリアワクチンで感染予防に1歩前進

世界初のマラリアワクチンで感染予防に1歩前進

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Popular Science:世界初のマラリアワクチンに対し、欧州製薬業界の規制当局であるEuropean Medicines Agency(以下EMA)が好意的な意見を寄せました。これはFDA(アメリカ食品医薬品局)とは対照的な動きであることが、製薬メーカーグラクソ・スミスクライン株式会社により発表されています。

ただ、好意的な意見は出されたものの、実用化が承認されたわけではありません。とはいえ、WHOが推奨意見を出す際に今回の意見も参考にされます。ワクチンがWHOにより認可されると、グラクソ・スミスクライン株式会社はアフリカ諸国にこの薬を販売していくことになります。


EMAによると、「Mosquirix」というワクチンは生後6週間~17カ月の乳幼児に有効であるとのことです。開発中である「PfSPZ」というワクチンでも有効性が確認されましたが、こちらはまだ承認手続きできる段階には至っていません。

「Mosquirix (別名RTS,S)」はPlasmodiumという熱帯熱寄生虫(マラリア原虫)による感染から身体を防御する効果があります。この寄生虫は、人間に感染しマラリアを引き起こす4種の寄生虫の中でもっともたちが悪いものです。今回のワクチンは寄生虫を撃退する免疫システムの向上を図るものですが、特に肝臓への感染を防ぎます。寄生虫のヒトへの感染は通常まず肝臓で起こり、そこで増殖して血流に再び侵入し、赤血球に感染して症状を引き起こすのです。

今回の成功にはいくつか制限があります。治験の最終段階で、ワクチン4回の摂取、4年間のフォローアップ期間がある生後5~17カ月の子どものマラリア発生率は39%減少しましたが、3年のフォローアップ期間での減少率は27%でした。「RTS,Sそれ自体がマラリアへ直接効果があるわけではありません。ベッドにネットを張ったり、殺虫剤を使用したりなど、現在利用できる手段と併用することで、1番対応が求められているアフリカ諸国の子どもたちに対して、意味のある貢献ができるでしょう」と、グラクソ・スミスクライン株式会社のCEOであるAndrew Witty氏は述べています。

「これは私たちが切望していた特効薬というわけではありません」と、国境なき医師団のマラリア専門家・Martin De Smet氏はAP通信に語っています。マラリアは今でも、特にアフリカではもっとも深刻な健康被害をもたらす病気の1つです。CDC(アメリカ疾病管理予防センター)によると、2012年にマラリアで亡くなった人は62万7000人、2010年にマラリアで亡くなった人の91%はアフリカ地域にいる人であったといいます。De Smet氏はそれでも希望を持ち続けています。「このワクチンは世界を救える特効薬とはなりませんでしたが、感染を防ぐための重要な1歩だと思っています」

WHOは今年11月までにこのワクチンの実用化に関する評価を行う予定です。


WORLD'S FIRST MALARIA VACCINE TAKES ANOTHER STEP FORWARD|Popular Science

Claire Maldarelli(訳:コニャック
Photo by Shutterstock.

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