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matonomatono  - ,,,,  08:00 PM

あなたの集中力を乱すものの正体は、あなた自身だった

あなたの集中力を乱すものの正体は、あなた自身だった

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99u:誰にも邪魔されず集中したり、クリエイティブなことを考えたりする時間が必要な人は、今の時代は集中力を乱すものだらけだと知っていると思います。しかし、集中力を乱すものの正体について、ほとんどの人は誤解しているようです。集中力を長続きさせるには、その誤解を解かなければなりません。

無意識のうちに、私たちは集中力を乱すものを2つのカテゴリーにわけています。1つは「誘惑」です。クリエイティブで難しい挑戦が必要な仕事に取り組んでいるときは、ちょっとFacebookをしてリラックスしたり、友だちと飲んだりすることが、たまらなく魅力的に思えます。もう1つは「邪魔」です。しつこく質問してくる同僚、自分には関係のないメール、信じられないほど大きな騒音を出す職場や建設現場などです。

誘惑と邪魔は、どちらも外部からやってくる問題だと思われています。そのため、人々はウェブサイトブロッカーを使ったり、ノイズキャンセル機能のついたヘッドフォンを使ったり、うるさい同僚を追い払ったり、山小屋にこもったりして、外部の誘惑と邪魔をシャットアウトしようとするのです。

しかし、そこまでしても集中力が続かないことがあり、それにはもちろん理由があります。本当の犯人は外部の誘惑や邪魔ではなく、自分の内面にある、大事なことに集中したくないという衝動なのです。

原因は、自身からわき起こっているものだったのです。


19世紀のドイツ人哲学者フリードリヒ・ニーチェは、この問題をすばらしく明快に解説していました。著作『半時代的考察』の中で、人間は自分を精神的に忙しい状態におくために、無意識に集中力を乱すものを探すので、「自分の人生は本当に意味があるのだろうか?」というような壮大な疑問とは向き合わないほうがいいと書いています。

人は「1人でじっと黙っていると、何かが耳元でささやくような恐怖を感じる」からと、ツイートしたり、オンラインで怒りと批判に満ちた議論に参加したりします。さらに悪いことに、ずっと向き合うべきことに取り組まないでいると、生産的であるはずの仕事すら集中力を乱すものになります。ニーチェはこのように言っています。


日々の仕事を、必要以上に熱心に、あまりなにも考えずにやることは、じっと考える時間を無くすためにも必要なことです。誰もが、自分自身から逃れるために、忙しくしているのです。


なぜ人間は大事なことに集中しないために、そんなにも懸命に闘っているのでしょうか? 

心理学の研究によって裏付けられている説明としては、人間は、自分で自分を律している感覚を求めているからだと言われています。自分で自分を管理していると感じたいのです。その結果、たとえ自分自身が与えた命令だとしても、命令されたと感じたものに対して憤ったり、抗議したりするのです。

たとえば、水曜の午前中は仕事をしようとか、小説の次の章を書こうなどと前もって決めていても、水曜の朝になると、その命令を出した監督者に抗議したくなり、仕事や小説ではなくスマホをいじり始めたりします。おめでとう、あなたは反逆者です。しかし残念ながら、それは、自分の目標を自分で台無しにしているだけのことです。

また、集中を乱すものを探す、もっと深い理由もあります。私たちは、人生の壮大な疑問に向き合うのが怖いのです。集中を乱すものすべてを本気で排除すると、本当に向き合わなければならないものが見つかってしまいます。心が平穏な状態になった瞬間、立ち上げた会社に、これ以上いたくなくなってしまったらどうしますか? もしくは、自信を持ってリリースしたアプリが、ユーザーの人生を少し悪い方向に向けてしまうようなら? 仕事のキャリアパスが、大切に思っているものから遠く離れてしまっていたら? 人生は短いです。それらの疑問はおそろしく急を要します。SNSや自分の感覚をまひさせるものに、かまけている場合ではありません。自身の存在が危機的状況にあるとき、何を選ぶべきなのでしょう?

しかし、集中を乱すものが本当は何なのかを理解することで、いいこともあります。それに対して備えるのがうまくなるのです。

気をつけなければならないのは自分の内なる衝動です。集中したくないという衝動に駆られたら、無理やり抑えこもうとするのはやめましょう。じっと座って呼吸をし、その衝動をやり過ごします。

覚えておいてほしいのは、大事な仕事をするために「やる気を出す」必要はないということです。ほかのことがしたいという気持ちを受け入れつつ、ただ淡々と仕事をしましょう。パソコンを開いたり、電話をかけたり、文章を書き始めたりしましょう。

頻繁に日記をつける時間をとるようにしましょう。日記をつけるというのはとても強力で、それが、壮大な疑問に取り組む手段としてとても強力であることが研究でも裏付けられています。それらに定期的に風通しを与え(アウトプットし)ていれば、その疑問に対する"触れてはいけない"ような感覚が薄れていくのがわかるでしょう。そして、それと向き合いたくない衝動は、自然に消えていきます。

そして、疑問と向き合い始めると、最後には、何か重大な変化を起こす決断をすることもあるかもしれません。しかし、どんなことがあってもなくても、大きく道を外れるようなことはほとんどありません。また、この頃には、外部の誘惑や邪魔を感じにくくなっていることにも気付くでしょう。集中したくないと思っているのは自分自身ですが、それはむしろありがたいことです。大事なことに集中するために、外部のあらゆる雑音を排除する必要はないということだからです。


Why Are We so Distracted All the Time?|99u

Oliver Burkeman(訳:的野裕子)
Photo by Shutterstock.

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