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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,,,,,  06:00 PM

Chromebookは学生向けのPCとして使えるの?

Chromebookは学生向けのPCとして使えるの?


Chromebookには長所がたくさんあります。価格はお財布に優しく、選択肢もよりどりみどり、パワーも十分なので作業もテキパキ進むでしょう。学校で使うラップトップをお探しの学生さんには、きっと魅力的に感じられるでしょう。

ただ、一部の人にはChromebookは良い買い物になるでしょうが、多くの人にとっては、悪夢のような代物になりかねません。では、どんなことでつまずくのかを見ていきましょう。


まずはChrome OSがどんなものなのかを理解する



Chromebookは、おおむねはごく普通のノートPCですが、Intel製チップを搭載した市販の従来型ノートブックとはスペックが多少異なります。でも、Chromebookの大きな違いは何といっても、Chrome OSです。

Chrome OSは本質的には、オペレーティングシステムのかたちをしたChromeブラウザです。Googleアカウントを使って作業をできるだけ集約化し、すべてをクラウドに保存するようデザインされています。Chromebookで使うアプリケーションのほとんどはウェブベースで、そのほぼすべてがデータをオンラインに保存します。それこそがChrome OSの良いところ。ノートPCに何かが起こっても、ウェブにバックアップがあるので、ほかのコンピュータからGoogleにログインすれば、すぐに作業に戻れるはずです。

このことは、バックアップと安全性に関しては、完全なる長所といえますが、裏を返せば、Chromebookには大きな制限が伴う、ということでもあります。メインのコンピュータとしてというよりは、むしろ「端末のひとつ」になるようデザインされていますから、パワーのあるグラフィックチップは搭載されていませんし、一般的にはストレージ容量も少なめです。それに、プロセッサも貧弱な場合が多いでしょう。

ハイエンドなスクリーンやキーボードが搭載されたモデルもあることはありますが、従来型のラップトップと比べれば難点があります。Chromebookの比較サイト(英語)をご覧になってスペックを検討し、ほかのラップトップと比べたうえで、「標準的な」Chromebookとはどういうものかを確認してください。

それでも学校が推奨するスペックを満たしているかもしれませんが、学校用ラップトップの選び方を解説したガイドでもお話ししたとおり、それはあくまでも最低のラインです。Chromebookでは大半の機能がウェブベースである点を考慮して、もう少しスペックの高いものを選んでおく必要があります。また、オンライン上の「クラウド」ですべて作業することに抵抗のある人には使えません。Googleに全幅の信頼を寄せなくてはならないのです(それは無理だと思う人は多いでしょうね)。それでも構わないのなら、Chromebookは小さくて便利なマシンになりうるでしょう。


Chromebookが向いている人



上で述べたことをクリアすれば、Chromebookは、意外にも多くの学生にとって理想的なマシンです。総じて価格はお手頃ですし。Chrome OSは、柔軟性に優れたオペレーティングシステムとまでは言えないにしても、十分にこなれていて堅牢なので、やるべきことはほぼすべて片づけられるでしょう。ウェブを中心にした生活を送っている人なら、とりわけ問題ないはずです。Chromebookを十分に活用できるのは次のような学生です。

  • 何もかもウェブでやる学生:私たちの大半は、ウェブ上のツールやサービスを使っています。プログラムをローカルにインストールしなくても、その代わりになる優れもののウェブアプリを使っていることが多いものです。誰もがGoogleアカウントを持ち、Gmailを使い、写真はウェブサービスに保存しています(Google PhotosやFlickrなど)。Googleドキュメントなどの無料のOffice互換ソフトで作業をし、FacebookやTwitterを使い、SpotifyやGoogle Play ミュージックで音楽を聴いています。映画もNetflixやHuluの映像ストリーミングで観ていますよね。自分の好きなアプリにはChrome版やウェブ版がないのを確認済みだという場合でも、同じ役目を果たすものはきっとあるはずです。たいていのことをオンラインで済ませているなら(もしくはそれが可能なら)、Chromebookでほぼ事足りるでしょう。
  • 確実にインターネットにアクセスできる環境の学生:Chrome OSには、オフラインで使える機能やアプリケーションも多少ありますが、Chromebookは常時ネットに接続していてこそ、有効活用できます。データを変更すれば、すべて自動的にGoogleアカウントに保存、バックアップされます。というわけで、Chromebookを最大限に活用するには、信頼できるネット環境が欠かせないのです。あなたの学校が高速Wi-Fiとイーサネットを完備した抜群の環境であれば、心配は無用でしょう。
  • 外出用と自宅用のコンピュータがそれぞれほしい学生:Chromebookの嬉しいところは、無理なく買えるその価格です。性能の良いものでも数百ドル。一方、一般的な高性能ラップトップは数千ドルします。ということは、「持ち運びも可能な高性能のラップトップを自宅でも使う」のに比べたら、外出用にChromebookを1台、自宅用にごく普通のデスクトップを1台、と2台買ったほうが安上がりになるのでは? 「ゲームや動画編集用にカスタマイズしたデスクトップがほしいけれど、教室でノートを取ったり、図書館に持って行って論文を書いたりするためのデバイスもあったら良いな。できればタブレットよりは使いやすいもので」と思うなら、Chromebookを1台買うのが手堅い選択です。それなら、破産せずに済みます(自作PCの予算を削る必要もありません)。おまけに、ネット接続もバックアップ体制も常時万全ですから、Chromebookで書いたノートや論文に、必要に応じてほかのコンピュータからアクセスすることも可能です。
  • ビデオゲームをしない(または、Chromebookではゲームをしない)学生:Chromebookは、ゲーム用としてはあまり使い物になりません(プレイするのがブラウザのゲームばかり、という人なら話は別ですが)。すでにお話ししたように、Chromebookにハイエンドなグラフィックを求めないでください。『Steam』のようなゲーム用プラットフォームも、Linuxをインストールしない限り使えません。とはいえ、PCゲーマーでも、作業用に割り切ってChromebookを使うという選択肢はあります。ゲームは、ゲーム用コンピュータや専用のゲームコンソールでプレイするのです。上にも書いたように、Chromebookは、外出先や移動中でも作業をして生産性を維持するのに役に立つでしょう。家にいる時は、ほかのマシンの前に勝ち目はないかもしれませんが。

意外にも、たくさんの人が以上の条件に当てはまります。なにしろ、毎年多くの学生が何千ドルも出してラップトップを買っているのに、やることといったらFacebookやGoogleドキュメント、Netflix、Spotifyだけなのです。そういった学生たちなら、もっと手頃なChromebookで、同じか、より良いサービスを楽しめます。おまけに、バックアップや、マルウェアやアドウェアといったセキュリティ上の問題に、さほど頭を悩ませずに済みます。


従来型のWindowsやMacを搭載したラップトップを買ったほうが良い人



Chromebookは多くの人に向いているとはいえ、もちろん、あまり良い選択肢とはいえない場合もあります。人によっては、もっとパワーがほしいとか、ラップトップに何か特定の機能が必要だとかいうことがあります。Chromebook以外のラップトップを買うべき人は、次のようなタイプです。

  • 学校でスペックを指定されていたり、特定のアプリが必要だったりする学生:学校や研究室によっては、特定のツールを使う必要があったり、授業に使うOSを指定されたりする場合があります。そんな場合にChromebookを使っていると、教授に良い顔をしてもらえません。それどころか、Chromebookは克服すべき障害になりかねません。同級生全員が特定のCADソフトを使っている場合や、デザインの授業で『Photoshop』の使い方を教わっている場面で、自分だけ『Pixlr』を使うのでは、あなたの立場は不利です。あなたが逆境を乗り越えられるよう助けてあげよう、などと考えてくれる人は、絶対に誰も現れないので、覚悟しておきましょう。
  • 特定のポートや強力なプロセッサが必要な学生、または普段使っているアプリのウェブ版が見つからないという学生:同様に、お気に入りのデスクトップ用プログラムを代替するウェブアプリがない、日頃からやっている作業がローカルでの膨大な処理能力を必要とする(ゲーム、動画編集、オーディオエンコードなど)、といった方にも、Chromebookはおそらく向いていません。多数のデバイスを接続しなければならないとか、Thunderbolt端子のような特別なポートが必要だとかいった場合も難しいでしょう。こうした人たちも、上述の「2台のコンピュータを買うのがベターな人」のグループに当てはまりそうです。どうしても1台のマシンですべてを済ませたいなら、Chromebookは選択肢には入りません。
  • 定期的に最新モデルに買い替えたい学生:この場合は、何を買うかにもよるのですが、大半のChromebookの実勢価格を考えると、あとで売る時には大した値がつきそうにありません。毎年のように最新モデルに買い替えるわけではないと思いますが、もしそのつもりなら、出費は予想以上に大きくなる可能性があります。Chromebookにも、最新のChromebook Pixelのようなハイエンドモデルはありますが、それでも最高とは言いかねます。ましてこれまでのChromebookのモデルには、スペックの割には価格が高すぎるとレビューされたものもあります。ということは、中古市場ではおそらく大幅な値崩れが起こるでしょうから、売ろうとすれば、低価格競争に巻き込まれるでしょう。とはいえ、低価格で手に入るものなので、長期的に使用すれば、長い目で見てコストパフォーマンスは高くなります。デバイスをできるだけ長く使用し、あとは簡単な作業用のマシンとして再利用しても良いですし、誰かに譲るとしても、大枚はたいて買ったものではないので、そんなにもったいなく思わずに済みます。
  • WindowsやOS Xにすっかり慣れていて、それなしでは困ってしまう学生:Chrome OSは万人向けではありません。誤解しないでほしいのですが、Chrome OSは無駄がなく合理的で、良くデザインされています。それは否定しませんが、万人向けというわけではないのです。とりわけ、Chrome OSを良く知らずに買ってしまうと、.exeファイルやアプリをダウンロードして、「どうして使えないのだろう」と頭を抱える人が出てくるでしょう。そういった人たちは間違いなく、大学のITサポートセンターに電話をしては「Chromebookなんですか? それならどうしようもありません」と言われ、お金の無駄だったと悔しがるのがオチです。こうした人たちは、「みんなが使っているアプリケーションをどうしてダウンロードできないのだろう」と悩み、Chromebookと自分のスマートフォンの接続もできず、最新アプリの情報を目にするたびに「どうせインストールできないから」と思うハメになります。iOS搭載のiPhoneがOS X搭載のApple製コンピュータと連携するのを横目で見てはうらやましくなったり、慣れ親しんだWindowsを懐かしがったりすることになるでしょう。どのみち、Chrome OSはほぼLinuxと同じものです。Linuxを使って、それに伴うトラブルをあれこれ解決するという挑戦に乗り気でなければ、Chromebookを買ってもがっかりするのではないでしょうか。とはいえ、Chrome OSではコマンドラインはほとんど必要ありません。その点は心配ご無用です。

以上にご紹介した条件に当てはまるなら、一般的なウルトラブックやMacbookのほうが向いているかもしれません。とはいえ、Chromebookという選択肢が絶対にあり得ないというわけでもありません。すでに書いたように、Chromebookを外出用のコンピュータにして、自宅では慣れ親しんだOS XやWindowsを使う方法もあります。中古での売却に関心がないなら、Chromebook Pixelにアフターマーケットがあるかどうかも気にならないはずです。けれども、「1台のマシンで必要なことすべてを済ませたくて、すでに勝手のわかったものが良い」なら、Chromebookは最良の選択肢ではないかもしれません。

とりあえず様子をうかがっているところなら、手持ちのラップトップでChrome OSを「試乗」できることをお忘れなく。ほんの少しの労力で、前もってChrome OSを試し、自分が望むような使い心地なのか、使いこなせそうかを検討し、買うか買わないか、賢く決断を下せます。それに、自分でChrome OSをインストールしてみて結果に納得がいったなら、その時には、上の箇条書きの最後に挙げたような「WindowsやOS Xしか知らない」状態を卒業できているはずです。

いずれにせよ、この記事を読んでChromebookは自分向きではないように感じても、あきらめないでください。Chromebookは、使ってみる気がない人にもおすすめの選択肢です。お金が節約でき、コンピュータによる作業が一元化されます。バックアップも取れるし、違うコンピュータを使ってもスムーズにデータをやり取りできます。それに、一度慣れれば、使いやすさは抜群です。

Chromebookが誰にでも合うわけではありませんが、今度ラップトップを買おうと思った時は、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてくださいね。


Alan Henry(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)
Title photo made using tuulijumala (Shutterstock). Additional photos by Kevin Jarrett and Matthew Cote.

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