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松尾仁  - ,,,,,,,  11:00 AM

起業の相談ができるコンシェルジュを配置。福岡市とTSUTAYAが手がける、福岡市スタートアップカフェの魅力。ワークデザイン!福岡

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起業の相談ができるコンシェルジュを配置。福岡市とTSUTAYAが手がける、福岡市スタートアップカフェの魅力。ワークデザイン!福岡

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福岡での仕事や働き方、起業にフォーカスして、優秀な人材獲得の機会を提供するビズリーチとのコラボ連載「ワークデザイン!福岡」。日本の地方創生を牽引する存在として注目を集めている髙島宗一郎・福岡市長へのインタビューに続き、今回は、福岡での起業支援の拠点として開設された「福岡市スタートアップカフェ」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ 九州カンパニー代表の鎌浦慎一郎さんにお話を伺いました。


ワークスタイルを選ぶ、その延長線上に起業がある。


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鎌浦慎一郎(かまうら・しんいちろう)
1976年生まれ、熊本県出身。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社九州カンパニー社長。2013年、佐賀県武雄市にある武雄図書館のリニューアルに携わる。2014年10月、福岡市と共に、福岡市スタートアップカフェを開設。


高島市長が掲げる「スタートアップ都市づくり」の拠点として、2014年10月に生まれたのが「福岡市スタートアップカフェ」。誰もが気軽に起業の相談ができるようにと、TSUTAYA BOOKSTORE TENJINの3階、ビジネス書が並ぶフロアに併設された空間です。この場所の運営を担うのが、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)の九州カンパニー。本の購入やCD・DVDの有料レンタルができる図書館として話題を集めた武雄図書館(佐賀県武雄市)に続き、行政と連携するのは、今回のプロジェクトで2例目になります。


150731fukuoka_bizreach_33.jpg▲無料Wi-Fiや電源、コピー機が備えられたスタートアップカフェは、セカンドオフィスとしても使える空間。店内にあるすべての蔵書を、購入前に持ち込んで読むことも可能。


鎌浦慎一郎さん(以下、鎌浦)今、毎日1軒の書店が潰れていると言われるほど書店業界の状況は厳しいものがあります。しかし、あらゆる業態の中で、本屋というのは来店者数はいまだにトップクラスなんです。これを生かして、私たちCCCグループは、ただ本を売るだけではなく、本を通じてライフスタイルの提案をしたいと考えています。


「本屋という業界をイノベーションしたい」という想いを持って福岡市の公募に応募し、スタートアップカフェのプロジェクトを提案した鎌浦さん。


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▲福岡市の中心街・天神にある「TSUTAYA BOOKSTORE TENJIN」


鎌浦:福岡のTSUTAYA BOOKSTORE TENJINは、ビジネス書の売上がTSUTAYA全店の中で4位なんです。ビジネスで自己実現しようとする志のある方々が多いこの街で、本屋に併設されたこの場所を提供することは我々の持つリソースの新しい生かし方。ワークスタイルを選ぶ延長線上に起業があるというコンセプトのもと、本屋から徒歩2歩で入れる場所にスタートアップカフェを開設しました。本屋に立ち寄るような感覚で、誰もが気軽に起業の相談ができるという敷居の低さが、この場所の一番の魅力だと考えています。


"攻撃"と"守備"の両面から起業をサポートする仕組みづくり


fukuoka_bizreach_15.jpg▲コンシェルジュたちは相談者と共に起業の構想を具現化するためのブレストを行う。朝10時から夜22時までオープンしているので、ビジネスマンが仕事帰りに立ち寄るケースも多いそう。


スタートアップカフェには、「コンシェルジュ」と呼ばれる起業支援のプロの相談員が常駐し、起業に関するあらゆる相談を無料で受け付けています。コンシェルジュのメンバーは、地元で中小企業支援を行う金融コンサルティング会社・DOGANと、CCC社員の計4名。

加えて、地元のITベンチャー企業役員や福岡での人脈が広いアンバサダー・コンシェルジュも必要に応じてカフェにやってきます。彼らが担うのは、起業のアイデアを具現化するまでのサポート。相談者からヒアリングしながら、開発したサービスをもとにどう会社を起こしていくのか、どうパートナーを見つけていくのかという起業の手法を伝えます。さらに、ほぼ毎日、専門家や経営者による無料セミナーを開催。学びを得られると同時に、セミナー後の交流会を通じて、同じ志を持つ仲間の出会いの場としても機能しています。


150731fukuoka_bizreach_55.jpg▲スタートアップカフェ内のテーブルに設置されたロールペーパー。生まれたアイデアやプランをすぐに記すことができる。


特筆すべきは、国が運営主体となって、弁護士・社会保険労務士などの専門家が雇用や労務管理等について無料で相談に応じてくれる「雇用労働相談センター」が併設されていることです。


鎌浦:起業には、コンシェルジュがお手伝いする「事業構想の具現化」に加えて、「資金調達」「収益化」という"攻撃"の部分、そして会社登記に関する基礎知識、雇用に関する契約書の作成など、いわば"守備"の部分が必要です。この守りを固めてくれるのが雇用労働相談センターで、高島市長の提案でスタートアップカフェに併設されることになりました。従来の役所の相談窓口のイメージとは違ったスタイルで敷居が低くなったからか利用者が倍増して、高い評価をいただいています。

そして、"攻撃"と"守備"の両面から起業をサポートするスタートアップカフェが、今後、協力会社とともにより充実させたいというのが"攻撃"の「資金調達」と「収益化」というフェーズ。起業家と投資家とのマッチングや、人材紹介事業も始動しました。そして、「パートナー」とよばれる協力会社を増やしていくことで、起業の初期投資を抑え、「収益化」をサポートする仕組みもさらに広げていく予定です。


150731fukuoka_bizreach_66.jpg▲クラウド型のバックオフィスサービスを展開するBiserや、スマートフォン向けアプリの作成ツールを展開するGMO App Capsuleなど、現在20社のパートナーがスタートアップカフェに協力している。


鎌浦スタートアップは、起業時にどれだけ低投資で開業できるかが重要なポイントです。そのため、スタートアップカフェの会員になっていただいた方には、たとえばカード会社の月額費用が無料になったり、印刷会社の割引クーポンが付いてくるなど、パートナー企業のサポートを受けられる仕組みを作っています。このパートナーを増やすことで、収益化への近道を提案できれば嬉しいですね。また、CCCグループとしても、「Tベンチャープログラム」というピッチコンテストへの参加企業を福岡で募集し、優勝企業には出資させていただいています。


福岡市が目指すのは、サステナブルな起業支援


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▲専門家や起業家を招いたセミナーはほぼ毎日開催されている。


スタートアップカフェが開設されて9カ月を過ぎました。セミナー参加者は6000人を越え、900件以上の相談があり、20社以上が実際に起業しました。最近では女性向け商材の広告・マーケティング会社が立ち上がったばかり。起業した女性はスタートアップカフェをセカンドオフィスとして使用し、サービスを受けながら、セミナーにも積極的に参加。現在は交流会で出会ったエンジニアたちと情報交換しながら、化粧品のキュレーションアプリの開発に励んでいるのだそうです。


鎌浦:高島市長のシリコンバレー視察にも、スタートアップカフェを利用している起業家たちが同行しました。現地では世界的な投資家にプレゼンする機会があって、実際、投資に向けた契約の提案を受けることになったんです。行政の視察に同行できる機会は滅多にないと思うのですが、それも行政とスタートアップ企業の連携が深い福岡市だからこそ実現できたことではないでしょうか。

今回は参加者それぞれが自費で同行しましたが、福岡市が素晴らしいのは場や機会を提供することでサステナブルな起業支援をしようとしていること。助成金を出せばその場はうまくまわるかもしれませんが、持続には繋がらない。スタートアップカフェもその1つなんです。


ヒューマンスケールで物事が動く、福岡の魅力。


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スタートアップカフェという新規事業の立ち上げを担当した鎌浦さんは、その経験を通して自分自身も起業したような感覚を持ったと言います。そのなかで、福岡の魅力の一部を体感したそう。


鎌浦:実は福岡市への企画が通ってスタートアップカフェをオープンするまでに、たったの2カ月しかありませんでしたが、その際に、「街がコンパクトで人と人との距離感が近い」という福岡市ならではの特色に助けられました。たとえば、施工の際、時間がなかったものですから、イメージを実現してくれそうな内装会社を市内で探して、飛び込みで相談に行ったんです。でも、店員の方に相談したらすぐに社長が来てくださって、初めての取引で時間もないのに、その場で施工を引き受けていただけました。それで仕上げてもらったのが今のスタートアップカフェの空間です。起業時は、自分たちの持っていないリソースを社外に求めることで成功の確立が高まると思うんです。人と人とがつながりやすい福岡は、そういう出会いが生まれやすい場所だと思います。

また、力強いリーダーシップで街を牽引し、それについて来る人には任せてくれるのも、福岡市の魅力です。今回のプロジェクトも、スタートアップを増やすという構想を高島市長自らが積極的に後押しし、実現したモデルです。そして、若い世代が夢をもたなくなった、と言われる時代を変えるために、市長がこの場所に何度も足を運んで情報発信してくれるのも、素晴らしいリーダーシップだと思います。人と人との距離、そして行政と民間の距離が近いのが、福岡の強みではないでしょうか。


150731fukuoka_bizreach13.jpg▲TSUTAYA BOOKSTORE TENJINの3階、ビジネス書が並ぶフロアの一角にあるスタートアップカフェ。スタートアップカフェに置かれたビジネスや暮らし方に関する書籍もTSUTAYAらしい、最先端かつユニークなセレクションとなっている。


2012年9月の「スタートアップ都市づくり」宣言当時の開業率6.2%から、2014年度には7.0%と、福岡での開業率は着実に上がっています。その一端を担うのが、市民が気軽に訪れることができ、起業のフェーズに合わせたサポート体制を持つスタートアップカフェという存在です。スピーディーに事例を生み出しながら、協力会社の体勢を整えているこの場所から、新たな起業家が生まれて世界に羽ばたいていく、そんな未来に期待が高まります。



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ビズリーチは、平均年収910万円、約49万人のビジネスパーソンが登録する、日本最大級の管理職・スペシャリスト向け転職サイトです。ビズリーチ会員の転職意向に関するアンケートでは、7割が「やりがいがあれば転居して別の地域に勤務することに前向き」と回答しています。うち6割が「やりがいがあれば年収が下がっても構わない」と回答しています。 ビズリーチでは年収や企業規模を問わない転職を「やりがい重視型転職」と呼び、さまざまな自治体や地方企業とのコラボレーションを通じて、地方に貢献する求人・キャリア情報を提供しています。

また、福岡市は、IT・デジタルコンテンツの開発経験者の転職・移住を応援するプロジェクト「福岡クリエイティブキャンプ」を中心に、移住も視野にいれた転職を支援しています。


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(聞き手・構成/松尾仁、文/宗円明子、写真/有高唯之)

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