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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  12:00 PM

「創造性ある仕事」には、専門スキルだけでは不十分

「創造性ある仕事」には、専門スキルだけでは不十分

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クリエイティブな業種に従事する人の大半は、自分の実力を伸ばそうと思った時、まずは自分の専門的なコアスキルに着眼するものです。画家であれば、新しい画法を習得しようとするでしょう。デザイナーであれば、新しいレンダリングソフトの使い方を身につけようとするでしょう。私たちは、自分が従事する仕事に直接関係するスキルが高ければ高いほど、それだけ成功しやすくなると教わってきました。けれども実は、そうしたスキルが高いだけでは、キャリアで大きな成功を収めるには不充分なのです


もちろん、専門スキルはとても大切です。例えば、何か素晴らしいアイデアを思いついた時、その内容をスケッチして描き出し、他人に伝える能力がなければ、アイデアは失われてしまいます。けれども、スケッチがいくらうまくても、そもそも共有したいと思うすぐれたアイデアがないならば、そのスキルにどれほどの意味があるのでしょうか? 

米国のグラフィックデザイナー兼起業家で、IDEO社の共同出資者でもあるMichael Hendrix氏は、グラフィックデザイナー向け雑誌『How』の記事で、優れたアイデアを生むには思考力を養う必要があると説明しています。


新しいスキルを身に付けるための手段は非常に豊富です。ネット上には、新しいソフトを習得できる素晴らしいオンライン・トレーニング・サイトがあふれています。例えば、アニメーションを制作するために『Adobe Premiere』の使い方を学べるサイトもあります。けれども、そのようにして新しいスキルを身に付けたとしても、アイデアを生むための思考力は変化しません。思考力という複雑なスキルを身に付けるには、起業家のように物事を考え始めなければなりません。つまり、「ある物はどうしてこの世に存在するのか? それはどのように継続していくのか? 人々はそれとどう関わることができるのか?」といった具合にです。そう問いかけることで、新しい分野について学ぶ必要があることに気付くのです。内容は、心理学や、基本的な会計スキル、サプライチェーンの仕組みなどさまざまでしょう。


起業家たちは、あらゆる領域について大まかな知識を持つ必要があります。大企業の経営者とは異なり、彼らは、会社の業務をすべて自分で運営しており、業務をそれぞれの部署に割り当てるというような余裕はありません。起業家たちは、自分の専門領域についての高度なスキルに加えて、人材管理や資金繰り、マーケティングなどについての知識も持っています。IDEO社の共同出資者であるTom Kelley氏は、こうした総合的な仕事により、物事をより広い視点で考える力が養われていくことで、同氏が「T字型」タイプと呼ぶ人間に変化できると述べており、その仕組みについて以下のように説明しています。


IDEO社では、強力なコアスキルを持ち、専門外の分野に対しても純粋な敬意と興味を持ち、望ましくはそのような分野の経験も持っているような「T字型」人間が理想とされています。「T字型」人間とは例えば、空き時間には芸術に親しみ、人類学に興味を持ち、大学の学部生向けコースを受講したり、ほかにも複数のマニア的な関心を持っていたりするようなエンジニアたちです。「T字型」の人々は、多くの「接点」を持っています。彼らはチームにうまく貢献し、ほかの人々の考えの上にアイデアを築いていく傾向があります。


Kelley氏は、複数の「マニア的な」分野に興味を持つことを高く評価していますが、Hendrix氏も、専門領域とは異なる幅広いジャンルのデザインを手掛けた米国の建築家兼デザイナー、チャールズ・イームズとレイ・イームズ夫妻について言及しています。同夫妻は、建築を基礎としたコアスキルを持っていましたが、家具のデザインや、映画の制作、オモチャの発明、グラフィックデザインの制作などにも取り組んでいました。

Hendrix氏自身も、デザインや文化研究、言語学、心理学、認知科学など、多方面のスキルをバランス良く備えています。このように多様な分野を反映したデザインは、制作者がスペシャリストとゼネラリスト両方の性質を併せ持つ結果として生まれます。Kelley氏が述べているように、そのような人は「接点」をたくさん持っているために、思考の領域を拡大できるのです。ここで言う「接点」とは、異なる業種や考え方の間にある共通領域のことであり、そこから新しいアイデアが生まれてきます。そして、そういったアイデアを世の中に伝達するのが専門スキルなのです。


Expand Your Thinking, Not Just Your Skillset|99U

Stephanie Kaptein(原文/訳:丸山佳伸/ガリレオ)
Photo by Shutterstock.

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