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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  08:00 PM

前払いなら幸せ? バランスの良い支払い方法を考えよう

前払いなら幸せ? バランスの良い支払い方法を考えよう

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お金で幸せは買えませんが、「お金を何に使うか」が満足感を左右する場合があるのは確かです。これに加えて、「どのように支払うか」も幸福感に影響をおよぼしているのだそうです。何かにお金を使う場合、得られる喜びをできるだけ大きくしたいなら、支払いは事前に済ませてしまうのが良いのだとか。


消費行動と幸福がリアルに結びついていることは、皆さんおそらくすでにご存じでしょう。同じようにお金を使っても、とりわけ楽しいこともあれば、それほどでもないこともあります。お金をできるだけ有効に使いたいなら、自分にとって喜びをもたらしてくれることに使うに限ります。そこに異論はないですよね。でも、私たちの幸福感を左右するのは、「何を買うか」だけではありません。「どう買うか」も重要なのです。

パーソナルファイナンスの専門家の中には、使いすぎを防ぐために、何かを買う時は現金払いで、とすすめる人が少なくありません。現金払いの方が、お金を使った実感がしっかりあるから、というのがその理由です。そして、この方法は実際に効く、ということが、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究で確認されています。同じ商品をオークションで購入する際、クレジットカードで払うよう指示された被験者は、現金払いの被験者に比べて、2倍も高値をつけたのです。このような、支払いと消費行動との結びつきの度合いを、別のグループによる研究では「カップリング」という用語で説明しています。つまり、クレジットカードを使うとカップリングが弱くなるのに対し、現金払いでは強化される、と言い換えることができます。

さらに、心理学者のHal E. Hershfield氏が、この現象について興味深い指摘をしています。カップリングに強弱があるということは、裏を返せば、カップリングの強い買い方をした場合、その対象をじゅうぶんには楽しめない可能性がある、ということです。カップリングが強いと、支払いの苦痛が大きくなります。たとえば、ホテル代の150ドルを現金で支払うと、そのことを強く意識してしまい、旅行の楽しみが失われてしまうのです。そこで、Hershfield氏はこんな方法を提唱しています。


楽しくお金を使いたいなら(たとえば、休暇で旅行に行ったものの、あれこれお金がかかるのにストレスを感じてばかり...なんてイヤですよね)、費用をあらかじめ支払っておきましょう。そうしてしまえば、支払いの苦痛と、消費行動とのカップリングが切断されます。(「カップリング」の用語を提唱した)Prelec氏とLoewenstein氏も、独自の「見込みによる会計処理」(prospective accounting)という概念に触れ、あらかじめ支払いが済んでいれば、なにをしても、無料のように楽しめる、と書いています。つまり、ホテル宿泊費の支払いを事前に済ませておけば、部屋がタダになったつもりで楽しめる、ということです。


ホテルであれば、実際の宿泊より何週間も前に、オンラインなどで支払いを済ませておけば良いわけです。そうすると、支払いという行為とのカップリングが切れて、旅行をいっそう楽しめますね。

要するに、「支払いの苦痛」と「浪費のリスク」、これらのバランスをうまく取っていけば良いのです。節約したいときは、あえてカップリングを強くするのも有効ですが、お金を払ったぶん存分に楽しみたいというときは、事前に支払いを済ませてしまうのも手です。

どちらにするにせよ、「お金を使って良いのは自分の支払える範囲まで」と肝に銘じておくべきなのは、言うまでもありません。


Kristin Wong(原文/訳:江藤千夏/ガリレオ)
Photo by Shutterstock.

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