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印南敦史印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

1日15分だけでも自分と向き合えば、人は成長できる

1日15分だけでも自分と向き合えば、人は成長できる

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自分のやりたいことができない。自分に自信が持てない。対人関係もうまくいかない...。そんな思いを抱いている人は、決して少なくないはず。それは、『毎日15分自分と向き合えば、「欲しい結果」がついてくる』(池田潤著、KADOKAWA/中経出版)の著者も同じだったようです。でも、あることがきっかけで、変わることができたのだとか。


私自身の実感として、自分が一番変わったなと思えたのは、深く自分自身と向き合うことができたときでした。外からの学びよりも、自分自身の中にある「怖れ」と向き合い、自分を許し認め、受け入れることができたときに、私は変わることができました。(「はじめに」より)


とはいっても、自分と向き合うという作業は決して簡単なものではありません。だとすれば、どうすればいいのでしょうか? Chapter4「『怖れ』を捨てるために、毎日15分自分と向き合う」から答えを探してみたいと思います。


向き合うことで、人は成長できる


たったひとつの出来事からでも、それに向き合っていくことで、多くのことを学べる。自身の経験を起点としたうえで、著者はそう主張しています。逆から考えれば、もしも自分と向き合うことをしなければ、なんの学びも得ることができないまま終わってしまうことになるということ。すると結果的には、過去の失敗と似たような状況下で、また同じことを繰り返すことになる。それは、まったく建設的なスタンスではありません。

大事なのは、その出来事に対して生まれた自分の感情を観察すること。そして、自分のなかでなにが起こっているのかを理解すること。もっと詳しくいえば、「なにが原因でその感情が生まれたのか?」、その原因に気づき、理解すること。

なにかネガティブな感情が生まれるとき、そこにはなんらかの固定観念が存在するものです。ネガティブな固定観念があるからこそ、ネガティブな感情が生まれるという流れ。だとすれば、その固定観念の正体に気づき、固定観念を拭い去れば、ネガティブな感情も消えていくことになるというのが著者の考え方なのです。そこで自分と向き合い、自分を知っていく。自分に気づいていく。それだけで、私たちは変わっていくことができるといいます。(160ページより)


たった15分でも、自分と向き合えば人は変われる


でも、自分と向き合うことに慣れているとか、あるいはそれが習慣化できている人の方が現実的には少ないでしょう。そんなこと、考えたことすらないという人もいるかもしれません。しかし、それを理解したうえで著者は、「できれば1日15分、自分と向き合う時間を確保してほしい」と記しています。それだけで、大きく人生が変わっていくはずだとも。

なお、自分と向き合っていくなかで大事なことは、「自分への質問」だといいます。自分に質問し、自分で答えを出すということ。なぜなら自分自身に質問することで、自分と向き合うことが可能になり、いままで見えなかったものが見えるようになってくるから。ちなみに著者がよく使うのは、次のような質問だそうです。


「自分にとって本当に大事なことはなんなのか?」(166ページより)


ノイズにあふれた社会のなかでは、本当に大事なことを見落とし、おろそかにしてしまいがち。そんななか、ものごとの本質や、自分の人生で大事にしたいことを忘れないように、自分に対して1日に何度もこの質問を投げかけているのだそうです。そうすることによって、結果的には自分が望む毎日を送れるようになるといいます。そして、次にオススメの質問は、


「この出来事が完璧だとして、自分はここからなにを学ぶことができるか?」(168ページより)


というもの。

私たちはよく、出来事に不満を持ってしまいます。目の前の現実に不満を抱え、「いま」にOKを出すことができなくなってしまう。そしてその結果、鬱々とした気持ちを抱え、イライラし、状態を悪化させてしまうことに。そこで、質問によって発想を転換するというわけです。つまり、いま目の前で起こっていることが「完璧」だということにする。

そして、「だとすれば、自分はそこになにを学ぶべきか、なにに気づけばいいか、この出来事はなにを教えてくれているのか」と考える。たとえば、「対人関係がうまくいかない」「仕事がうまくいかない」「いつも体調が悪い」など、そういった出来事がすべて完璧で、自分になにかを伝えようとしているのだとしたら...。その前提でものごとを考えてみると、新しい視点が生まれるということです。

私たちが、ある出来事を「いつもどおり」にしか捉えられないのは、固定観念を持っているから。だからこそ、いままで「悪い」と思っていたものを「よい」で捉えなおしてみることで、自分の状態がよくなり、よくなった状態のまま物事に取り組むことで、結果が変わってくるものだと著者は主張しています。


「自分はすでに価値があり、やりたいことをしていいとしたら、どうするか?」(170ページより)


これもまた、著者にとって大事な質問なのだそう。

「自分には価値がない」という思いは、やりたいことをするのを許可しなかったり、自分が自分であることを否定してしまう根源的な部分。でも、価値があると心底思うことができなかったとしても、「価値があるのだとしたら、自分はどういう気持ちで、態度で、生きていくのか」と仮定してみることはできるはず。そして、その仮定のなかで自分はどうあるのかをイメージすれば、固定観念にとらわれていた状況から離れ、本来の自分に戻っていくことができるはずだといいます。


なお、これら3つの質問は、あくまでも例なので、これらにとらわれる必要はないと著者はいいます。なぜなら、「向き合う」ことに唯一絶対の方法があるわけではないから。基本的には自分の好きなようにやればいいわけで、やり方にこだわる必要はないということです。とはいえ、これらの質問には普遍的な部分が多いので、誰にでも応用しやすいとは感じます。(165ページより)


自分を深く理解し、よい関係をつくれる


自分と向き合うとは、自分を知ること。「自分はなにが好きで、なにが嫌いで」というような単純なところから、「なにに強く反応してしまうのか」「なにに対する欲求が強いのか」「なにに向いているのか」「なにに喜びを感じるのか」などに至るまで、向き合うことによって自分の考えを確認できるわけです。そして結果が出ないときは、「なぜ結果が出ないのか」というところから問いを進めていけばいい。そうすれば、その問いに答えていくなかで、自分を知っていくことになるから。

たとえば仕事で結果が出ないとして、そのとき「人とうまくコミュニケーションがとれないから、うまくいかないのかもしれない」と考える。では、なぜうまくコミュニケーションがとれないのか? 必要以上に気を遣ってしまうからなのか? 遠慮してしまうからなのか? 人に負担をかけたくないからか? 人に頼るのが苦手だからか? そうやって自分に問いかけ、自分の心と向き合うわけです。

そうすることで自分に気づき、固定観念に気づくことになる。その結果、現実のなかで新しいアプローチを取ることができたり、気づくことで自分の状態がよくなり、本来の自分の道を生きることができるようになっていくということです。(171ページより)



著者のメッセージは難しいものではなく、むしろ非常にシンプル。しかしそれは、多くの人がいつしか忘れてしまったことでもあります。だからこそ、自分の原点に立ち戻るためにも手に取ってみる価値はありそうです。


(印南敦史)

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