• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

印南敦史  - ,,,  06:30 AM

「∞プチプチ」は、なぜ大ヒット商品になったのか。通るプレゼンの裏側とは

「∞プチプチ」は、なぜ大ヒット商品になったのか。通るプレゼンの裏側とは

150625book_to_read.JPG


プレゼンをキメる30秒のつくり方』(高橋晋平著、日経BP社)の著者は、大手玩具メーカーに10年間勤務し、アイデア玩具の企画開発担当者として「∞(むげん)プチプチ」など数々のヒット商品開発に携わってきた実績の持ち主。

そう聞くといかにもコミュニケーションが得意であるように思えますが、そもそも幼いころから人前で話すのが不得意で、社会人になってからもプレゼンもが苦手だったのだとか。しかし、あるプレゼンが通ったことをきっかけにプレゼンが大好きになり、実績を積み上げた末に独立起業したというわけです。

でも、なぜそれほど変われたのでしょうか? そのことについては「次々と通せるきっかけになったプレゼンの中に30秒の『あるポイント』が入っており、それで自分のプレゼンの勝ちパターンをつかんだから」だと記しています。

第1章「プレゼンは『オチ』が9割」に、答えを探してみましょう。


プレゼンは「オチ」づくり


プレゼンが苦手だという人のなかには、話すことが苦手という以前に、提案を通すためのプレゼンをつくることを苦手に感じている人も多いはず。しかしプレゼンの内容づくりも、たったひとつのポイントを抑えることができれば9割は解決できると著者は断言しています。

そのポイントとは、プレゼンの「オチ」をつくること。「オチ」のひとことがしっかりとつくられていて、それさえプレゼンで伝えられれば、たとえデータが少なくてもしゃべりが下手でも「プレゼンがうまい」といわれ、提案がおもしろいように通るのだそうです。

しかし、そもそもプレゼンの「オチ」とは? このことについては、著者が生み出した大ヒット商品「∞プチプチ」のプレゼンを例として説明されています。ちなみにこの商品は、梱包材の気泡シート「プチプチ®」を再現し、好きなだけ指でプチプチとつぶして遊べる「ネタ玩具」。

この商品のプレゼンをつくったとき、著者が最重要ポイントとして考えたのは、「営業担当が注文を取りに行くときに、セールストークでなんといったらいいか」ということだったといいます。そして「∞プチプチ」のような、これまでにない新コンセプトの提案の場合に必要なのは、1.受け手が「そのとおりだね」と納得し、2.人にいいたくなる、3.セールストーク。つまり、これが著者のいう「オチ」だというわけです。なお、実際に「∞プチプチ」のプレゼンで「オチ」として使ったフレーズは次のようなものだったそうです。


心理学上、プチプチを見ると、本能的に誰もがつぶしたくなってしまいます。∞プチプチを触れない透明パッケージに入れて店頭に陳列したら、誰もが触りたくなって買ってしまうはずです。全国の店頭でそれを仕掛けませんか?(16ページより)


裏づけのデータはないけれど(ここが驚きです)、「プチプチを見ると本能的につぶしてしまう」といわれると、誰しも心当たりがあるから納得してしまうもの。また、「プチプチは本能でつぶしてしまうものらしい」と人に伝えたくなる。納得できるエピソードは、商談相手に商品を提案する際のきっかけや説得材料としても使える。結果として、オチがしっかりとしたプレゼンは、人から人へ自然に口コミで伝わり、人を勝手に巻き込んで、よいものづくりや販売の原動力にもなっていくというわけです。(9ページより)


オチづくりの基本1.「人はみな、◯◯したい」で納得させる


では、「オチ」をつくるにはどうしたらいいのでしょうか? そのことに関連し、プレゼンを受けた人がその提案を通すかどうか決めるポイントは、「そのひとことで納得できるか」だと著者はいいます。数字だろうとなんだろうと、「なるほど、そのとおりだね」と思わせることができれば、その提案は通るということ。「∞プチプチ」の場合の「本能的に誰もがつぶしたくなる」という「オチ」のように、「納得感」をつくることが大切だというわけです。

なお、著者は納得感をつくりだすために、まず人間の普遍的欲求を持ち出すのだといいます。「認められたい」「健康になりたい」「知りたい」「おいしそうなものを食べたい」「人に自慢したい」「安眠したい」「モテたい」「ストレスをなくしたい」「得したい」など、人間の「普遍的欲求リスト」を常に追加変更しながら持っており、企画づくりやプレゼンのオチづくりに活用しているということ。なぜなら、データがなくても受け手の普遍的欲求を刺激することができれば、「ああ、確かにそうだなあ」と納得させることができるから。(19ページより)


オチづくりの基本2. 人にいいたくてたまらないネタを入れる


続く「オチ」のポイントは、人にいいたくなること。おもしろい話のオチがそうであるように、プレゼンのオチも、人にいいたくなるものでなければならないという考え方です。なぜならプレゼンにおいては、その内容がそののち自然に「伝搬」していくかが非常に重要だから。

だとすれば、どうやって「人にいいたくなる」内容をつくるべきなのか? その方法を著者は、オチに「トリビア(人にいいたくなる知識)」を入れることだと主張しています。トリビアとは、知ったときに「へえー、そうなんだ!」と驚く知識であり、最も手っ取り早い「人にいいたくなる情報」だということ。

そして意識すべきは、人にいいたくなるものにするために、「オチはなるべく短くまとめる」ことだとか。具体的にいうと、「オチ」は30秒以内で話せるものでなければならないといいます。なぜなら「オチ」は、長くなればなるほど他の人に伝えるのが難しくなり、理解することも難しくなるから。誰でも真似して話せる話は、30秒で話せる内容だということです。(23ページより)


オチづくりの基本3.「受け手」のメリットを必ず入れる


そして、忘れがちだけれども絶対に忘れてはいけないのは、最後の3つ目のこのポイント。つまり、オチは最終的に「セールストーク」になっていなければならないということです。

セールストークとは、「この提案が実現すれば、いままでになかったよりよい未来が見られますよ」ということを示し、誘ってあげること。つまり、プレゼンの受け手のメリットを考えることが重要だということです。そうすればセールストークは「殺し文句」となり、受け手の気持ちを動かすことができるようになるわけです。


このプレゼンで提案された未来を見てみたい。そしてそのことで自分や、その先の関係する人にもメリットがある。そう感じられたら、心が動き、行動につながります。(29ページより)


たとえば「∞プチプチ」の場合は、おもちゃを買ってくれる消費者の心を動かす以前に、玩具を売ってくれる「売り手」の心を動かせるかどうかが重要になってくるということ。それができることが、プレゼンの受け手にとってもメリットになる。いわば、このプレゼンの真の受け手は「売り手」なのです。だとすれば、


⚫︎売り手のメリット
=店頭に陳列しただけでどんどん売れていき、商品がヒットする。それを仕掛けてみませんか?(30ページより)


ということを提案、すなわち「お誘いする」というかたちでセールストークを組み立てていけばいいという考え方です。(28ページより)


❇︎


このように、解説はとても具体的。なにをプレゼンしたいとしても、本書に書かれている手法はきっと役に立つはずです。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

    LIKE

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    Sponsored

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    先日、政府は2017年度から公共料金や備品経費の支払いを全面的に電子決済にすることで、30億円の人件費削減が期待できるという発表をしました。 電子マネーやクレジットカード、ネットバンキングの普及により、私たちは現金だけではなく、時間と手間のかからない電子決済を活用する機会が増えていますが、それは企業や法人にとっても大きなメリットがあるようです。 そこで今回、現金決済から電子決済へとキャッシュレス  05:00 PM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

lifehacker

Recommended

© mediagene Inc.