• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

堀込泰三堀込泰三  - ,,,  09:00 PM

人付き合いが苦手な私の人生を変えた、たった1つのシンプルなルール

人付き合いが苦手な私の人生を変えた、たった1つのシンプルなルール

150624sayingyes.jpg


私は、社交的なお誘いにずっと「No」と言い続けてきた人間です。私のコンフォートゾーンの外には、できるだけ触れずに生きてきたのです。

でも、そのせいで問題が生じていました。新しいことを受け入れない限り、退屈な人生しか送れないのです。私の人生はひどく低迷し、「曜日ってなんだっけ?」の世界になっていました。

私は、衰弱してしまうほど人付き合いが苦手なわけではありません。でも、場や人に慣れるまでに、ある程度のウォームアップ時間が必要なタイプでした。内向的なことは悪いことだとは思いませんが、時にはチャレンジすることにも価値があります。ここ数年、私はずっと、安全な人付き合いしかしてきませんでした。友人と集まってお酒を飲む。バーベキューにはおやつを持って参加する。町を歩いて人と会う。でも、そんなときでも自分の殻に閉じこもったまま。自分を客観的に見たとき、私の生活はマンネリであることに気がつきました。クリエイティブにも身体的にも燃え尽きて、退屈していたのです。コンフォートゾーンからの脱出が必要なのは明らかです。


そこでふと、すべての質問に「Yes」と答えることを思いつきました。友人や家族からのリクエストには、賛同することにしたのです。おかげで、いくつもの新しい体験ができました。食べたことのないものを食べ、飲んだことのないお酒を飲み、知らない人と世界を旅しました。旅から戻った今、マンネリから脱したことを実感しています。旅に出る前よりもハッピーで、燃え尽きておらず、人生で初めて、冒険を心待ちにしている自分がいるのです。


誰も見ていないことを思い出させてくれた、カラオケナイト


多くの人と同じで、私は恥ずかしい思いをするのが嫌いです。同様に、他人が恥ずかしい部分を見るのも嫌いでした。そのため、その2つを楽しむ場である(と思っていた)カラオケとは、なるべく関わらないように生きてきました。歌わなくても、その場にいるだけで身が縮む思いをしていたのです。

でも、あろうことか私の誕生日に、ある友人がカラオケを提案しました。私は自分に課した約束を守るため、Yesと答えるしかありませんでした。それが、「すべてにYesルール」における最初のYesでしたが、入り口としては最適だと思ったのです。

カラオケには近寄りがたいイメージを持っていました。時々参加することはあっても、その場に進んで参加したことはありません。でも、「Yes」を言わなければならないので、思い切って飛び込んだのです。そして、2曲ほど歌ったところ、なんとカラオケを楽しんでいる自分がいました。他人から見たら小さなことですが、私にとっては驚きでした。

私はそれまで、できるだけ人前で恥をかかないように生きてきました。でも、ひとりで立ちあがって誰にともなくテイラー・スウィフトを歌っていると、いろいろなことをマジメに考えすぎていた自分に気がつきました。誰も自分のことなんか気にしていないと知っていたつもりが、ずいぶん長い間、そのことを忘れていたのです。多くの場合、周りの人は自分のことなど気にも留めていません。むしろ、存在にすら気づいていないかもしれません。

そんな私だから、社交的な状況を心地よく感じたことはありませんでした。それは、ライフハックを追求しすぎだったのかもしれません。あるいは、考えすぎだったのかもしれません。いずれにしても、外出が仕事のように感じられていたのです。そこに気づき、気にするのをやめてから、落ち着きを取り戻しただけでなく、多少とはいえ状況を楽しむことができるようになりました。


新しいことへの挑戦を思い出させてくれた、奇妙なカクテル


どんな飲み会に参加しても、とりあえずビールを頼むのがいつもの私でした。食べ物を頼むときも、メニューの中から知っているものを選ぶだけ。好き嫌いはそんなにないけれど、知っているものの安心感を選んでしまうのです。おかげでいつもと同じものを食べることになり、退屈な食事ばかりでした。

ある晩の飲み会で、友人がとても奇妙なウィスキーカクテルを見つけました。メニューには、こんな説明が書かれていました。


ミスミグサ、フレッシュライム、サンジェルマンを漬け込んだウィスキー。1日2杯を推奨(植物名「Yaanaichhuvadi」は、「ゾウの足跡のような植物」という意味。薬効が高く、毒を持つ生き物に咬まれたときの治療、抜け毛、心疾患、肝疾患、関節炎、熱、男性の健康促進に効きます)


こういうバカバカしい飲み物は、それまでずっと避けてきました。でも、「Yes」を言わなければならない私は、友人と2人で1杯ずつ頼んでみることにしたのです。実際、それはひどい味でした。

でも、このシンプルな方法が、食事へのまったく新しいアプローチをもたらしたのです。私は、どこに行っても奇妙な食べ物や飲み物を探すようになりました。中華料理屋では、友人を説得して、豚の脳を頼みました。ネーミングのバカらしさだけでカクテルを選ぶこともありました。

同じことをやってくれる人が一緒だと、コンフォートゾーンから飛び出しやすくなります。少しずつ新しい食べ物に挑戦したことで、人生のその他の分野においても、たくさんの実験ができるようになりました。それまで避けてきたエリアに、足を踏み入れるようになったのです。新しいことに挑戦するたびに、また新しいことに挑戦する気力がわいてきます。さらに、それを誰かと一緒にすれば、仲間意識が高まります。

新しい体験の共有によって絆が深まることについては、たくさんの研究がなされています。ある研究によると、体験の良し悪しは関係ないそうです。それよりも大事なのは、体験を共有することで、仲間との距離が縮まること。さらに、以前も書いたように、新しい体験は、時間の感じ方をポジティブに変えてくれます。慣れない情報を処理しているときは、時の流れが遅く感じられます。つまり、見慣れないメニューを注文するというシンプルな方法は、友情と時間の感じ方に、驚くほどの好影響を与えていたのです。


おおらかでいることの大切さを教えてくれた、知らない人との旅


今年の3月、Instagramで、友人の友人とつながりました。お互いの存在は知っていたものの、直接会ったことはありませんでした。私たちは、ネット上で話しているうちに、20代にもっと旅をしていればよかったねという話で盛り上がりました。すると彼女は、冗談めかして、「一緒にヨーロッパにいかないか」と私を誘ったのです。私も冗談めかして「もちろん」と答えました。

それから1週間後、私たちはデンマーク、オランダ、ドイツに行く航空券を手に入れました。友人や家族にその話をしたら、当然ながら「あんたなに考えてんの」オーラが漂ったものです。でも、ひとりだけ、こんなアドバイスをくれた友人がいたのです。「お互いを嫌いかどうかは関係ない。だって、世界でも有数の都市で、バケーションを過ごせるんだから」

私はおおらかではありません。どちらかというと真逆で、几帳面すぎて失敗するタイプです。考えすぎ、分析しすぎで、何事も行動に移せないのです。おかげで、バンクーバーより遠くに出かけたことはありませんでした。そんな私がヨーロッパに行くのは、とても無謀に感じられました。

でも、そのときの私は、それまで気がつかなかった自分の一面を感じていました。なんと私は、その旅の計画にワクワクし、驚くほど落ち着いていたのです。航空券を買った時点で、不安は吹き飛びました。出発するまでの間に、この旅がおおらかな決断で始まったことすら忘れていました。旅はとても素晴らしく、戻ってきた今となっては、私がどうやって自分の脳をだましていたのか不思議でなりません。


このような経験から、「Yes」と言うことの意味は、コンフォートゾーンを飛び出すだけでないことを知りました。それは、恐怖に立ち向かうことなのだと。「No」ばかり言っていたころの私は、不安になることが怖くて、新しい経験を避けてばかりいました。コンフォートゾーンに馴染みすぎて、臆病になっていたのです。そんな私でも、何か月か「Yes」と言い続けた結果、こんな旅に出られるほど、心の準備ができるようになりました。それは、自分にとって心地いいことでした。それに、ようやく私は、燃え尽き症候群を乗り越えるために休暇を取るという、図々しさを身につけることができたのです。

いえ、道端で知らない人に声をかけて、一緒に旅に行く提案をしろと言っているわけではありません。そうではなく、普段と違うという理由だけでチャンスから逃げてしまわずに、時間をかけて自分のやりたいことを見つめなおす必要があると思うのです。

あまり考えずに「Yes」と言ってしまえば、詳細はあとからついてきます。そうでもしなければ、私は何か月も決断を下せずにいたでしょう。そんな私にとって、何にでも「Yes」というルールは、あれこれ悩まずに新しいことに挑戦する最高の方法でした。単に意識を変えるだけで、驚くほどたくさんの新しい体験が、世の中にあふれているのです。


Thorin Klosowski(原文/訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.