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長谷川賢人  - ,,,,,,  09:00 AM

東京から75分、移住地としての軽井沢は「子育て環境と四季の濃さ」に魅力あり

東京から75分、移住地としての軽井沢は「子育て環境と四季の濃さ」に魅力あり

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2015年6月2日(火)、東京・渋谷の株式会社ヒトカラメディア本社オフィスにて行われたトークイベント「towner x towner」。オフィス移転や不動産仲介、移住支援を行うヒトカラメディアが、さまざまな街の暮らし方や働き方を語る会として、移住者促進イベントを開催しました。イベント初回となるこの日のテーマは「軽井沢の暮らし」です。

長野県軽井沢町といえば、別荘地や観光地としてのイメージが強いですが、実は近年、移住者が増えているのだといいます。今回は、自身も子育てを機に2007年に軽井沢へ移住し、現在は軽井沢で別荘管理、ケータリングなどさまざまなサービスを手がける株式会社ライフプラス代表の松平和久氏が登壇。モデレーターは、先ごろにサテライトオフィスを軽井沢にも開いたばかりというヒトカラメディアの田久保博樹氏が務めました。

軽井沢の新しい魅力を、リアル移住者の声から見ていきましょう。


軽井沢を移住先にしやすい人とは


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(左)ライフプラス・松平和久氏、(右)ヒトカラメディア・田久保博樹氏


「軽井沢は東京にも片足を突っ込みながら移住が選択できる珍しい場所」と田久保氏は言います。軽井沢の人口は2013年に2万人を超え、1995年比で124%増となりました。大きく貢献したのは東京と軽井沢間をわずか75分でつなぐ、1997年開通の長野新幹線。75分圏内で考えると、千葉ニュータウンから渋谷まで行くのとほぼ同じ時間のため、「東京勤務のベッドタウン」とも充分にいえるわけです。新幹線の定期代は月に11万円くらいとのこと。

自身も10年あまり東京の大手商社でサラリーマンを務めた松平氏は、2006年に脱サラして起業。きっかけは自身のライフスタイルの見直しだったと言います。松平氏は「パソコンや携帯電話を1人数台持つのが当たり前の時代で、10年後には『毎日会社に通う前提』がなくなるだろう。能動的に、自分の求めるライフスタイルに合わせて住処を求め、週に2回か3回は東京に行くようなライフスタイルになるかもしれないと思ったんです」と当時を振り返ります。その後、松平氏は縁のあった軽井沢での移住と起業を始めました。

松平氏、田久保氏の話をまとめれば、「子育て中の人で、特に子どもが未就学児」なら軽井沢移住はオススメだそう。具体的には「30代半ばから後半の子育て世代」はモデルになりうるようです。大きな理由は2つあります。


1.子どもを通じて現地コミュニティに入っていきやすい

軽井沢は富裕層向けのリゾート・別荘地として発展した背景もあり、自治体として移住支援を打ち出してはいません。現在は、移住者や現地民が主体となって、喫茶店やバーでのイベント、現地コミュニティの構築、FacebookなどのSNSを通じた活動を行っています。そこには学校のPTA活動など含まれるため、子どもを通じると現地のコミュニティに入っていきやすいわけです。田久保氏も、まずはそれらのコミュニティを足がかりに、移住前から関係を作っていくことを勧めていました。


2.環境の良さと、親子の接触時間が長く持てるメリットを得やすい

軽井沢町は別荘地として栄えたこともあり、そこから得られる多くの税収を中長期的な計画のもとに運用しているそう。現在は主として図書館やスポーツ施設などの環境面に投資。たとえば、小学校だけでなく幼稚園や保育園でも校庭に全面芝を採用したり、国内随一ともいわれる通年で楽しめるカーリング専用施設を設けたりしています。スキーやアイスホッケーといったウインタースポーツも盛んです。

松平氏によれば「軽井沢には東、中、南、西の4つの保育園があるけれど、待機児童なんていないと思いますよ。面白いのが、軽井沢は一人っ子が圧倒的に少ないんです。生活費が東京と比べて安く、子育てしやすいおかげでしょうか、3人兄弟なんて普通くらい」とのこと。毎年、小学校にも多くの転校生がやってくるといいます。 他にも、2014年にはインターナショナルスクール「ISAK」が開設。日本ではまだ珍しい全寮制の寄宿学校(ボーディングスクール)で、「アジアのリーダーを育てる」ことを目標に国内外から生徒を募り、新たな教育をスタートさせ、成果に期待が集まっています。

また、松平氏は自身の体験から、子どもとの濃い時間を持ちながら仕事もできることを大きな魅力に挙げます。

「やっぱり車がないと移動ができないので、必然的に子どもとの時間が密になりますよね。僕の幼い息子はアイスホッケーを習っているけれど靴の紐もうまく結べないから一緒に行きますし、中学や高校生になっても子どもの送り迎えをしないと彼らはどこにもいけない。これを面倒と捉えるか、良い時間と捉えるかですね。人生の中で、子どもと過ごせる時間には限りがあります。子どもと過ごさないといけない時期に、仕事が忙しくて時間が持てないなんてことは大いにあり得るでしょう。逆に僕が商社の部長クラスになって自分でコントロールできる時間が出来てきて、さぁ、子どもと過ごそうと思っても、もう彼らは高校生になっていて家にいないみたいなギャップが出てしまうこともありますよね。軽井沢移住は、そのギャップを埋めて、子どもとの濃い時間を持ちながら、新しい仕事にチャレンジする舞台としては、今のところ良い選択肢であったと思っています」


実際に、仕事と通勤はできるのか?


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イベントでは、軽井沢のレストランによるケータリングも振る舞われた。
Meli Meloの「バーニャカウダ 軽井沢の野菜添え」は野菜の歯ごたえと甘みがはじける。


軽井沢が子育て移住にとって魅力ある土地としても、実際に暮らすとなれば、仕事のことも考えなくてはなりません。松平氏は「移住者はリタイヤ層のセカンドライフと、フリーのクリエイター層が多い。現状は、軽井沢に引っ越してきてからの職探しはまだ難しい」と言います。グラフィックや映像の技術者、ウェブクリエイター、ライターといった「東京に常にいる必要性のない職種」である人たちから、まずは移住が始まっているのだそう。

軽井沢の主な産業は、観光業、飲食店、ホテル、アウトレットモール、不動産業、ウェディングなどのため、就ける人数も限られているわけです。ただ、富裕層がくる観光地としてのブランドゆえに飲食店のオープンはコンスタントにあり、軽井沢でチャレンジしたいと考える人は多く、競争も激化しているとか。利用者からすれば、質の高い飲食店が生き残っているとも取れるため、魅力といえるでしょう。


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34年前に夫婦でカマンベールチーズづくりからスタートし、渡仏を経て、
1982年より日本初の「生チーズ」の製造を手がけるAtlier de Fromageのチーズ。
軽井沢に根ざし、濃厚な味わいとチーズの奥深さを届け続けている。


方や、東京などの企業に新幹線で通勤する人も一定数いるようですが、それも慣れと覚悟がやはり必要。松平氏は「夏季は別荘族が軽井沢に滞在し新幹線通勤を始めることもあって、駐車場も満車続き。アウトレットに入る車で渋滞にもなりやすい。それに、季節による寒暖の差も大きいです。冬だと雪が降っているので、スノーブーツを車におき、革靴に履き替え、軽井沢でまたスノーブーツになって帰る生活になる。通勤ラッシュは無縁ですけど、行きづらさ、気圧の差、あとは人間の疲れは距離で決まるとも言われているので、新幹線通勤は正直大変だと思います」と厳しい表情。

しかしながら、その苦労をしてでも引っ越してくる人が多いのも事実とのこと。大きな理由は、四季を色濃く感じられる軽井沢の環境にありました。厳しい表情から一転、松平氏は「軽井沢に着いた瞬間にすべてがオフになる。切り替えがハッキリできるのでしょう。駅のホームで吸う空気が全然違いますからね」と笑顔を見せます。


軽井沢ならではの魅力は「四季の濃さ」


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冬は一面の雪景色となる軽井沢。
中には「朝食専門」営業するカフェもあるのだとか。


軽井沢は標高1000mにあり、夏は涼しい反面、冬はマイナス15度ほどにまで気温が下がります。日中の最高気温がプラスにいかない日も多いそうで、雪かきや水道管のケアなど「雪国」としてのシビアな生活があります。しかし、松平氏は「日本ならではの四季を感じられる」と、あえてその点を魅力に捉えています。

「軽井沢には四季のメリハリがありますね。春なら三寒四温とか、秋になって浅間山に3回雪が振ったら軽井沢にも雪が降る...というような言い伝えとか、日本人の感覚はすごいなとあらためて思えます。サラリーマン時代、シンガポールに駐在していた時には、四季のなさに虚しさを覚えたこともありました。シンガポールだと年中一緒だから季節にちなんだ会話がないんです(笑)。そうすると、感覚が浅くなる...と言いますか。人間の記憶というのは季節とも連動しているところもあるのだと思いますね。いまでは軽井沢で、四季を感じて、空気を感じて、23時くらいには寝て、朝起きてする雪かきも手間だけれど、キーンとした空気の中で体を動かすのも気持ちいいものです。子どもと四季を感じられることは良いですね」

田久保氏も、「氷点下ともなると湿度が下がり、カラッとしている。寒くはありますが、まとわりつくような寒さではありません。雪が音を吸い、木々は雪の重みで静かに佇み、まさに静寂の世界」という冬の軽井沢を気に入っているそう。また、同じく東京からの長距離通勤で人気のある鎌倉や逗子と異なり、「東京と地続きの二拠点生活でなく、はっきりと空気や季節が切り替わるのが面白い」と時間だけで測れないポイントを挙げ、夏の観光ハイシーズンだけでない軽井沢にも足を運んでみてほしいと言います。

季節の他に、不動産仲介を手掛けるヒトカラメディアの田久保氏らしく、軽井沢の景観条例にも触れました。「たとえば、別荘地としても人気の葉山は、ほぼ住宅地みたいになっちゃっていて、"リゾートっぽさ"が失われつつあるんですよ。軽井沢は、一部の地域を除いて、建物の高さ規制をはじめ、建ぺい率20%以下じゃないといけない、隣の土地からの距離も3mないといけないなどの条例が厳しく、景観も守られていますね」

住居としては戸建て購入が基本となり、賃貸物件の数は少ないのだとか。土地として注目したいのは、軽井沢の中心地から見て西側にある、かつて宿場町として栄えた「追分宿」。景観に優れ人気もありますが、中心地に近く"ブランド"のある「旧軽井沢」エリアに比べ、ものによっては十分の一ほども土地価格が異なるそうです。



松平氏の言葉を借りれば、「能動的に自分の住処を求めて」いく時代にあって、軽井沢はあなたにとってどのような価値を感じられそうでしょうか。もし、軽井沢移住への思いが沸いてきたら、四季に触れて足を運び、現地コミュニティから「どのような場所を選ぶべきか」の情報を集め、自らのライフスタイルや予算と照らし合わせていく...そうやって歩を進めてみるのが、もっとも良い近道になりそうだとお二人のトークから感じました。


Life Plus Inc.
別荘、定住、軽井沢の暮らしのことなら『towner不動産』
「軽井沢に移住」のホンネが聞ける!『towner x towner 軽井沢トークvol.1』|towner

(長谷川賢人)
Index Photo by PIXTA.

  • ,,,, - By

    友清哲

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