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印南敦史  - ,,,  06:30 AM

ACミランで16年間トレーナーを務めてきた男が語る、一流と二流以下の違い

ACミランで16年間トレーナーを務めてきた男が語る、一流と二流以下の違い

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一流の逆境力 ACミラン・トレーナーが教える「考える」習慣』(遠藤友則著、SB新書)は、日本人でありながら16年もの長きにわたってACミランのメディカル・トレーナーを務めてきた著者が、独自の視点から「いまを生き抜くヒント」を説いた新書。


メディカル・トレーナーの仕事はひと言でいえば、選手が100%の力で試合に臨めるようコンディションを整えること。試合前後のケアだけでなく、怪我をしてしまった選手のリハビリも行います。(「はじめに」より)


つまり、そのような仕事を通じ、選手が試合やトレーニングに臨むときの姿勢や、怪我をしてしまったときの様子を見てきたということ。そしてレジェンドと呼ばれる選手たちを内部から観察した結果、「超一流とそうではない選手には違いがある」ことに気づいたのだそうです。

ただし、歴史に名を残す選手も、苦境に陥ったまま這い上がれずに終わってしまう選手も、才能の差はなかったとも感じるともいいます。つまり両者は、「考え方」が違っていただけにすぎないということ。違うのは、逆境をどう乗り越え、過ごしていたかの差だけだというわけです。

2章「本番に強い選手はココが違う 【必ず結果を出すメンタルの磨き方】」から、要点をいくつか拾ってみたいと思います。


プレッシャーをポジティブに変換する「我慢の力」


ワールドカップやチャンピオンズリーグのトーナメントといった大一番で、力を発揮できないまま敗れ去るチームは少なくありません。そんなとき世間では「プレッシャーに負けた」「彼らにはまだ本当の力がついていない」といった表現を用います。しかし、選手によってはプレッシャーが最大の敵になってしまうことがあるのだと著者はいいます。

でも職業としてサッカー選手をしているのなら、本番に強いか弱いかに関係なく、プレッシャーは感じるもの。重要なのは、その対応法だということです。つまり大きな意味を持つのは、選手自身がプレッシャーをどのように受け入れるか。いわば、プレッシャーをポジティブに受け入れることができるのが一流だという考え方。彼らは、プレッシャーを心地よい緊張程度にしか感じないということです。


ただ、それは決して簡単なことではないはず。では、一流の選手はどうしているのでしょうか? この疑問について著者は、一流は「どうすれば自分の得意なプレーを発揮できるか考え、過去に失敗したことは意識しながらも、ポジティブに対応策を考えます」と記しています。(70ページより)


失敗を忘れ去りたいならこう考える


サッカー選手であれば、失敗やミスはつきもの。トップ選手になればなるほど、大舞台での決定的な場面でミスしたりして、精神的にも肉体的にもかなりのダメージを受けることになるものです。だからこそ、ミスをどのように乗り越えていけるかが、一流への登竜門だということ。

そして著者は、「一流の選手は過去を振り返ったとしても、いつまでも悲しみに暮れることはない」と主張しています。思い出話はするけれど、失敗を悔やんでくよくよしない。その理由は明白で、つまり彼らはどんなときにも「次の試合」に備えているということ。一流であればあるほど、過去にこだわっている時間はないわけです。事実、ミランのアンチェロッティ監督も、「過去の分析は、後日するけれども、くよくよしてもしょうがない。次の試合を考えていこう」と、翌日の練習開始時に選手、スタッフに話したそうです。

大事な試合に負ければ、誰でも気落ちするのは当たり前。でも、そんなとき、「落ち込んでいる暇はない」ということばをかけても、それは次に向かう力にはならないと著者。たしかに「なぜ負けたのか」という原因を考えて分析するのは大切ですが、くよくよ考えていてはベストな状態で次の試合に臨めるはずもありません。「落ち込んでいる暇はないぞ」ではなく、心から次の試合を考えようと思うことで、本当の意味での「気持ちの切り替え」ができるというわけです。(75ページより)


意識を変えるだけで効果は変わる


一流が、プレッシャーのかかる大一番になればなるほど力を発揮するのなら、大切になってくるのは「本番に臨む態度」。つまり、日々の練習です。そこで著者が引き合いに出しているのは、「強いチームの条件はけが人が少ない」という事実。どれだけ才能あふれる選手であっても、怪我をしていたり、コンディションが悪かったりすると力を発揮できず、監督も理想のフォーメーションをつくることができません。そして、それがチームの成績として表れてしまう。


だとすれば、大切なことはなんでしょうか? 著者はそれを、「練習前後のからだのケア」だとしています。1日24時間を、サッカーのためにどれだけ費やせるのかという考え方。試合で良いプレーをしたければ、自分のからだを常にケアし、ベストの状態で練習に臨めるようにすることがなによりも大切。そのためには、「サッカー選手は、休むのも仕事、食べることも仕事、リラックスするのも仕事だと考えるべきだというわけです。

練習量が少なすぎては問題ですが、練習のしすぎもまた危険。なぜなら、疲れが溜まっていると怪我をしやすくなるから。つまり、そのバランスをほどよく調整できる選手こそが一流だということです。(78ページより)


イヤな仕事を任されたときのモチベーション


ここまで読むと、「プレッシャーやストレスに強くならなければいけない」と訴えているように聞こえるかもしれませんが、そのことに対して著者は「ピンチは、ときにチャンスの顔をしてやってくる」と書いています。

いうまでもなく、仕事には「難しい仕事」と「簡単な仕事」があります。でも、どうしても難しい仕事を選ばなければならなくなったとき、それを不運と思ったり、ピンチと考えるとお先真っ暗になってしまいます。しかしチャンスだと理解すれば、気分的にもプラス思考になるという発想。


最大のピンチに残されているのは、チャンスしかないのです。表面を覆っているピンチは、一皮むけば、チャンスとなるのです。ピンチとチャンスは同義語なのかもしれません。(84ページより)


このことばは、記憶にとどめておいて損はなさそうです。(83ページより)


❇︎


著者も書いているように、本書の最大の特徴は、「勝っても負けても、常に他人の評価にさらされ続けるサッカー選手の考え方は、激しいプレッシャーの中、『結果がすべて』の時代を生きるビジネスマンにとっても参考になる」ことにあります。

いわば、サッカー・ファン必読の一冊であるだけでなく、自身の状況に置き換えることが可能なビジネス書でもあるということ。そういう意味では、サッカ−に興味のない人でも納得できる内容であるといえます。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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