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堀込泰三  - ,,,  09:00 PM

仕事で「本当の自分」を追求すると成長は望めない

仕事で「本当の自分」を追求すると成長は望めない

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大人になったら何になりたい?


子どものころ、何千回も聞かれた質問です。

若者は早いうちにキャリアを決め、それを追求すべきといった論調をよく耳にします。多くの人は、そんなアドバイスを何度もされるうちに、将来自分が働く姿をなんとなく想像するようになっているのではないでしょうか。

そして、長年夢見ていた憧れの人生を実現するために、がむしゃらに働く...。でも、そのようなプロセスがキャリアにおけるトラップになり、可能性を狭めてしまうかもしれないことはご存知でしょうか。

そこに気がついたなら、「将来どんな仕事をすべきか」とか、「どんな職業人になるか」なんて考えは、忘れてください。インターナショナルビジネススクール「INSEAD」でリーダーシップを専門とするHerminia Ibarra教授は、そのような考えはあなたの足かせになると述べています。


リーダーになるために何が必要かなんて、やってみないとわかりません。それなのに、多くの人が、理想の自分に縛られています。


Ibarra教授は、著書『Act Like a Leader, Think Like a Leader』にこう書いています。「人は、仕事での責任が重くなるほど、本当の自分でいなければと思うようになる。だけど、将来の自分がまだできていない場合、この考えには用心が必要である」と。以下に、同教授が経営者や管理職に行っているアドバイスを抜粋して紹介します。自分のリーダーシップスタイルを確立し、将来の"本当の自分"を見つけるための参考にしてください。



自分を定義するのはやめよう


本当の自分になろうとすると、(特にリーダーの場合)自分が知っていることばかりに時間とエネルギーを注いでしまう、「"本当の自分"トラップ」に陥ります。これは、あなたの進化をさまたげます。


これまでに、自らを不快で不自然なシチュエーションに追いやってしまうリーダーをたくさん見てきました。私たちはつい、居心地のよい位置にとどまるために、"本当の自分"に頼ってしまうのです。


この考えを続けていると、何年たっても仕事のやり方を変えられず、成長が望めません。自分を具体的に定義してしまうことで、違う角度から物事を見たり行動したりできなくなってしまうのです。


本当の自分はたくさんあります。役割や可能性もたくさん。複数の自分どうしの関係は、人によって強い場合も弱い場合もあります。本当の自分が、中核にある物を指す人もいます。中核にある物が抽象的であり、信念と関係している人もいれば、非常に巨大なものが中核となり、服装や歩き方、しゃべり方などを含む人もいます。


自分をどのように定義したとしても、定義すること自体が間違いです。真の成長の機会を得られないのであれば、"本当の自分"に執着する意味などありません。

健康で幸せになるには、何らかの形で自省しなければならないため、人は自己分析に没頭します。ここで問題になるのは、自分の感情や心理的プロセスの分析をずっと続けていると、(特に新しい職種に移ったばかりのときは)それが悪影響を及ぼす場合があることです。Ibarra教授がこれまでに調査した管理職の半数は、自分のリーダーシップのスタイルが成功を妨げていることを認めているそうです。


多くの場合、反省がもたらすものは、「私はこれが得意で、あれは苦手」といった、固定された自分です。そして、挑戦することをやめてしまうのです。


それよりも、自分とは誰かについて「もっと遊び心を持つ」ことを、同教授は勧めています。「外向的になる必要もなければ、第一印象をよくする必要もありません」。それよりも、いつもとは違うやり方でやってみることを良しとすべきなのです(特にリーダーの場合)。


今までと同じ方法で同じことを繰り返していても、違う結果は得られません。


内から外へではなく、外から内へ変わる


Ibarra教授によると、外で学ぶことは、内で学ぶことよりもずっと価値があります。直接的な経験から得られた視点がない限り、最高のリーダーとしての成長はありません。そのような視点を持つことで、他者の考え方を知り、多くの時間を費やすべき場所を知り、自分にとって重要な人間関係を知り、最終的には、目的を持った真のリーダーとして自分を意識できるようになります。

このタイプのリーダーになるには、新しい領域に身を投じる覚悟が必要です。タイプの異なる人たちと交流し、新しい仕事のやり方を実験するのです。そのような挑戦をすることで、あなたの可能性を狭めていた習慣を断ち切れるようになります。心の準備ができるまで、挑戦を続けてください。

最初のうちは本当の自分でないような気がして、自分を詐欺師のように感じるかもしれません。でも、しばらく続けていると、自分で自分を見る目が変わってきます。人は、他人との人間関係の中で進化を遂げます。その中で、自分なりのリーダーシップを習得できるのです。


周囲にいる、尊敬する人や称賛している人を見渡してください。自分が自発的にやらないようなことを強制するのです。


気持ちに変化を起こすには、自分がやらないことの経験が必要になるので、そう簡単に気持ちを変えることはできません。外から内のアプローチで変わることのメリットがなければ、自分の思い描く自己像と、習慣になっている思考や行動は、過去に縛られます。自分のことをいちばんうまく整理できるのは、他でもない自分自身。自分の考え方を変える唯一の方法は、習慣的思考が自らを遠ざけていることをする、いうのが変化のパラドックスなのです。


さらに、人を成長から遠ざけている最大の過ちのひとつが、「似通った人」とのネットワークだとIbarra教授は言います。もっと戦略的かつ多機能的に考えるための唯一の方法は、さまざまな人との間に、さまざまな人間関係を築くことです。


人はたいてい、同じ人と話し、同じ人とつるみます。多くの場合、それは意見が同じで、関心事も同じで、アイデアも同じ人です。つまり私たちは、違う考え方から遮断されているのです。これでは成長は望めません。なぜなら、人の成長に何よりも大きな影響を及ぼすのはネットワークであり、どれだけ多くのコミュニティに所属しているか、どれだけ多種多様な人と交流するかが重要だからです。


もちろん、自分が何になりたいかがはっきりしている人もいます。それを個人的な生活で追及することには価値がありますが、リーダーとしての高みを目指すなら、自分が将来どうなるかなんて、わかるはずがないのです。

最高のリーダーとは、与えられた役割を全うする方法がまだわからないという事実を認められる人。そして、探求や実験ができ、調整や反復を厭わない人。それこそが、未来の"本当の自分"を見つけるための秘訣なのです。


Why "Being Authentic" Is Holding You Back | Fast Company

Vivian Giang(原文/訳:堀込泰三)
Image by doppelganger4 (Shutterstock).

  • ,,,,, - By

    香川博人

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