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小川麻奈

小川麻奈

 - ,,,,,,  12:00 PM

「海外で働く」を実現する!その前に考えたい5つのポイント

「海外で働く」を実現する!その前に考えたい5つのポイント

150527singapore1-2.jpgPhotographed by Yuuki Jessica


母国を離れて、日本以外の環境で生活し、仕事をすること。以前であれば海外で働くためには、日本の会社に就職したのち、駐在員として海外の拠点に派遣されるポストを目指し、仕事をするというパターンがほとんどでした。しかしここ最近は、駐在という道に限らず、現地の日本企業や海外の企業に直接就職をする敷居が低くなってきています。

これまで「現地採用」というと日本での雇用よりも待遇が悪くなる、というイメージが一般的でしたが、為替の関係や、東南アジアを中心とした経済の急速な発展などの事情により、必ずしも現地採用が待遇が悪いということはなく、逆に日本でのキャリアを評価され日本にいたときよりも良い待遇で現地採用されたり、より自分にあったライフスタイルが送れるようになったりという話も聞きます。

そんな私も、今回シンガポールに拠点を移すにあたり、米国企業のシンガポール法人で仕事をすることを選びました。仕事をはじめてまだ1ヶ月ちょっとですが、日本で働き続けていたら得られなかったであろう情報が日々入ってきたり、さまざまな国籍の仲間と一緒に仕事をしたりする中で、ぜひ多くの日本の若手社会人にもこのような経験をしてもらいたいなと改めて感じています。

とはいえ、生まれ育った、そして住み慣れた日本を離れ、海外に引っ越すということは多くの人の人生にとって非常に大きなチャレンジ。いきなり現地採用といっても何から考えたらいいのかわからない人も多いはずです。今回は私自身が海外現地採用の選択をする際に気をつけたポイント、考えたポイントを、私自身が転職エージェントとして仕事をしていた経験も踏まえてご紹介します。


仕事の内容について考える


日本での就職活動や転職活動で自分が「どんな仕事」をしていくのかを考えるのは当然ですが、海外で就職するにあたってはそれがより重要です。なぜなら、基本的に海外就職の場合、入社するタイミングで役割が決まっていることが多く、日本のように"総合職"のような形式で入社をして会社が配属を決めたり、勝手に人事異動で配置転換されるということは多くありません。"なんとなく"で就職先を選んでしまうと、その先の仕事の方向性が自分が望んでいるものとはまったく違う方向にいってしまうということにもなりかねません。日本での就職・転職であればまだしも、国を越えての引越しとなると、簡単に次の仕事を見つける、もしくは日本に戻ってくるというわけにもいかないかもしれません。

自分の人生の手綱をしっかりと自分自身で握って、「どんな仕事をしていくのか」、そしてその仕事を通じて「どんな経験を積み、どのような分野のプロフェッショナルになっていくのか」。そうした点についてしっかり考えて判断していくことが必要だと考えています。


職場の環境について考える


どんな「仕事」をするのかと同じぐらい大事なのが、どんな「環境」で働くのか、特にどんな「人」たちと働くのかは自分の人生に大きな影響を与える要素です。日本国内同様、海外でも職場の環境はさまざま。特に私たち日本人が現地採用で海外に行く場合は、「日系企業の現地採用」なのか「外資系またはローカル企業の現地採用」なのかという大きく2つのパターンが考えられます。


150527singapore2-1.jpg


一般的なこととして考えられるのは、日系企業の場合は社内の日本人の割合が多かったり、社内のカルチャーも日本とあまり変わらないというケースも考えられます。いっぽう外資系またはローカル企業の場合、日本人の割合は多くなく、会社の社風も日系の企業とは大きく異なるというのが一般的です。わかりやすく説明するために大きく2つのパターンに分けましたが、実際の状況は個別の企業によってそれぞれ異なります。

私自身は前述のように米国資本の会社のシンガポール法人を選びました。私が現在所属する会社はニューヨークを本社にグローバルで300名ほど、そのうちシンガポールオフィスは20名で日本を含めたアジアパシフィックのビジネスすべてをマネジメントしています。私が今回この環境を選んだ理由、1つ目はシンガポールオフィスのメンバーの国籍がさまざまだったことです(シンガポール人はもちろん、中国人、韓国人、ベトナム人、インドネシア人、そして日本人がいます)。2つ目は、この会社のシンガポールオフィスにいることで、日本はもちろんのこと、シンガポールオフィスでマネジメントしている周辺諸国(中国、韓国、インドネシア、ベトナム、インドなど)のビジネスの情報が日々入ってくるだろうと考えたこと。そして3つ目は米国本社の会社で、ロンドンにも拠点がある会社であるということは欧米のビジネスの情報もシンガポールにいながらして把握できるだろうと考えたこと。このあたりが、私自身の今回の選択の決め手になりました。

求める環境、自分に合う環境は人ぞれぞれです。海外で就職するにあたっては、「どんな仕事をするか」と同様に「どんな環境で仕事をするか」「どんな人と仕事をするか」についてもしっかり考えましょう。


雇用条件について考える


言うまでもなく、仕事をするにあたって雇用条件はとても重要なポイント。基本給やボーナスといった条件はもちろんのこと、病気になった時の保険、年金制度、税金などは就職する国によってまたは企業によって、制度や条件がまったく異なります。このあたりについても、ある程度事前に調べた上で、現実的に生活ができるかどうかをあらかじめシュミレーションしてみることが重要です。


生活環境について考える


衣・食・住は人が生活をする上で一番のベース。その中でも特に「食事」と「住む場所」は日々の生活の中で非常に大きな要素であると感じています。「食事」はローカルフードが自分の舌に合うかどうか、また日本食などが時々でも食べられる環境にあるかどうか。「住む場所」は、自分が払える家賃の範囲で自分が住むにあたって心地よい環境を手に入れられるかどうか。世界でも有数の美味しいものがある国、そしてキレイで快適な住環境に慣れている私たち日本人にとってはこのあたりポイントが日々生活のストレスになる可能性もあります。就職しようとしている国の環境がどのような状況なのか、事前にある程度の情報収集をすることをオススメします。


海外就職を経験したあとのキャリアを考える


いままで取り上げた4つのポイントは「目先」の視点です。最後に考えたいのは「少し先」のキャリアのこと、そして人生のことです。3年後、5年後、想像できるのであれば10年後、どんな自分自身になっていたいでしょうか? それをかなえるにあたって、「目先」の選択として「海外での就職」を経験することはプラスになるでしょうか。またはそれを経験することで将来の自分自身の"なりたい"イメージに近づけそうでしょうか。

日本を離れるとなると自分を取り巻く環境が大きく変わります。仕事がどうなっていくかはもちろん、結婚や、女性であれば出産など、プライベートのライフイベントについてもなかなか計画が立てにくくなるかもしれません。でもそんなことも含めて、海外就職をすることで、将来"なりたい"自分に近づけるかどうか。もし答えが「イエス」であればぜひ真剣に海外就職を次のステップとして具体的に考えることをオススメします。逆に「イエス」と即答できなかった方はもう少し自分自身がどういう方向に進みたいのか、考えることが必要であるかもしれません。


以前と比べて海外就職はとても身近になりました。一方、海外にいったから何でも日本よりよくなるとか、ラクになるとかいうことはありません。むしろ日本という住み慣れた、そして何も困ることのない環境から出るからこそ、より長期的な視野で自分の仕事、そして人生について考えた上で、本当に海外で生活・仕事をするかどうかを考え、自分なりの答えを出すことが必要だと考えています。

日本を離れて新たな環境で仕事もプライベートもゼロから構築していく経験は、自分自身の中で大きな自信となります。また日本以外のさまざまな国籍の人たちと仕事をするという経験は、将来どこで生活をするにあたっても役に立ちます。さらに、今後外国人等を含めたさまざまな個性を持った人材活用、多様性のマネジメントが求められることになるだろう日本の労働市場においても評価される経験となるはずです。

これらの要素を踏まえた上で海外就職を前向きに考えられる場合は、ぜひ現実的に海外就職に向けての準備を進めることをオススメします!


著者プロフィール

小川麻奈(おがわ・まな)
人材コンサルタント/ Girls Bee ファウンダー&代表/ ライフスタイルデザイナー

2007年国際基督教大学社会科学科卒業。人の可能性を引き出すことをビジネスとすることに強い興味を持ち、新卒で人材総合サービスの株式会社インテリジェンスに入社、中途採用・転職支援の事業に従事。その後、金融業界専門のエグゼクティブサーチファームへ参画し、ヘッドハンターとして主にアセットマネジメント業界のサーチを行う。その傍ら、「転職」だけではなく、よりさまざまなアプローチで人の可能性の支援をしたいという思いから、2011年9月にGirls Beeを立ち上げ、さまざまな女性の「なりたい」をかなえるべく、代表として運営中。2015年4月からは生活と仕事の拠点をシンガポールに移し、世界規模の新たな人材関連ビジネスに参画。海外、シンガポールでの生活を軸にした生き方、働き方、ライフスタイルに関する情報発信や活動にも力を入れ始め、Webメディアでの執筆もスタート。ひとりでも多くの人が自分の可能性に気がつき、自信を持って、それぞれの人生を最大限に生きられるようにすることがテーマ。

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