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matono  - ,  07:00 PM

「揉めたくないから黙っていよう」がダメな理由と、本心をうまく伝える方法

「揉めたくないから黙っていよう」がダメな理由と、本心をうまく伝える方法

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数年前、私は新しい仕事を始めたのですが、酷いものでした。本当の意味で仕事と呼べるようなことはなく、本業であるはずの文章を書かずに、コーヒーを飲んだりコピーを取ったりしていました。そのことで上司に何か言うこともなく、心の中で愚痴を言っていました。数週間後、上司は困惑したようにこう言いました。「どうして何も言わなかったの?


上司に、自分のためにもっとはっきり意見を言わなきゃダメだと指摘された時は、かなり気まずかったです。自分の意見を言ってストレスになった経験を思い出して萎縮してしまい、揉めるのが嫌だっただけなのです。

長い間(今でもそういうところはありますが)、問題がある時に他人に意見を言うのが怖かったのです。例えば、こういう時です。


  • 友だちが嫌なことをしても何も言わない。

  • 質問があっても聞かない。

  • 職場やあまり好きではない環境では、何も言わない。

  • 給与交渉をしたことがない。


揉めごとが怖かったので、都合のいい人を演じていました。しかし、ここ数年で、このような恐怖とうまく付き合う方法を学びました。うまく付き合えるようになったことで、恐怖もなくなっていきました。


都合のいい人でいるとエネルギーを消耗する


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思っていることを言わないでいると、自分を押し殺したり、常に心配したりしなければなりません。私は、心配をすることに要らぬエネルギーを大量に使い、それが段々怒りや恨みに変わり、そのせいでさらにエネルギーを消耗していました。そうしている間も、言いたいことがある相手は何が悪いのかまったく気付きません。明らかに、悪いのは自分です。

最近、コロンビア大学の研究者が、自分の意見を言わない押しの弱い人や、自己認識に欠ける人について研究をしました。被験者にニセの交渉をさせたあと、どれくらい自身がアグレッシブだったかを聴取したところ、以下のことがわかりました。


適度に意見を言っている人の多くが、自分は主張しすぎてしまったと認識していました。この新しく発見した作用を、食い違いの幻想と呼んでいます。


この研究では、自分は適度に意見を言っていると思っている人の57%が、他人からはそこまで意見を言っていないと思われていることがわかりました。つまり、自分の意見を言いすぎて攻撃的になっているのではないかと恐れている人は、実際には攻撃的だと思われていないことが多いのです。明らかに気にしすぎです。

またこのような人たちは、相手が気を悪くしたと思い込んで罪の意識を感じているということもわかりました。だから、仕事において条件の悪い交渉も受け入れてしまうのです。人間関係を保とうとしてやったことですが、そもそも何も悪いことはしていないのです。

私は、徐々に自分の考え方が間違っていることに気付きました。例えば、金銭面の交渉で最初から全額支払われないのは嫌だったので、私は提示された最初の金額に同意していました。しかし、自分だけが都合のいい人でいることに疲れてきた結果、思っていることを言うだけでも、かなりのエネルギーを節約できることに気付いたのです。


沈黙は相手に対して理不尽


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相手がどう思っているのか考えるのは体に良くありませんが、そうした方がいいと思って仕事をしていました。しかし、自分の意見をはっきりと言わないのは、自分だけでなく相手にも良くないということに気付きました。この気付きは、私の良心に訴えかけてきたのです。

私が質問をせずに仕事で失敗をしたとしたら、それは上司にとっても辛いことです。友だちとの間で気になっていることを黙っているせいで、自分が怒ったり、恨んだり、受動的で攻撃的な態度を取ったりしたら、友だちは理不尽だと思うでしょう。

率直に発言することは、長い目で見れば良いことなのです。思ったことをはっきりと言うことで、少し衝突はしても、言わないよりかはたいてい良い結果になります。


無理にでも質問をするようにする


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私は、もっと自分の意見を言った方がいいということに気付き、小さなことから始めました。質問をすることです。同僚の言ったことがよくわからなかったら「質問したら馬鹿だと思われるかもしれないけど、質問をしないせいで失敗したら、本当に馬鹿だと思われる」と自分に言い聞かせることにしています。これで質問ができるようになりました。

常に質問リストを作っておき、会議や人と会う時はそのリストの中から質問をするようにしました。質問をすると、てっとりばやく理解できることに気付きました。同僚は、私が何も知らないことを馬鹿にしたり、笑ったりしませんでした。

自分が恐れていたことには何の根拠もなかったことに気付くと、思っていることを言うのがかなり楽になりました。しかし、最初は恐怖心を乗り越えなければなりませんでした。乗り越えた後は、質問をすることで少しずつ勢いが生まれ、どんどん楽になっていきます。

それでもまだ恐怖心が無くならなくて、特定の質問や意見を言うのが怖い時は、私はメールで送るようにしました。メールを送るのはかなり気が楽なので、確実に前に進めるはずです。これで、どんな質問でも意見でも言うことができます。


拒否や失敗は進歩の過程と考える


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衝突するのを恐れていたのは、拒否されたり失敗したりするのが怖かったからでもあります。上司や同僚が私のアイデアを馬鹿みたいだと思ったら、それはまるで悪夢のようなことです。拒否と失敗をどちらも感じていました。

しかし、しばらくして拒否や失敗も有益なものだと思うようになりました。自分の中で失敗の定義が変わったのです。失敗は成功の反対ではなく、成功に欠かせないものだとわかりました。自分を表に出さず、すべてを自分の中に留めたままでは何も成し遂げられるわけがありませんよね?

失敗したことを弁護するのではなく、失敗を受け入れるようにしました。何かアイデアが浮かんだら、人に言うようにしました。昇給して欲しいと思ったら、時間をつくり、根拠をまとめ、お願いするようにしました。何も起こらなくても、それはそれでいいのです。「自分の思っていることをはっきり言う」というのが私の大きな目標なので、必ずしもアイデアが実現したり、昇給したりしなくてもいいのです。私は、思っていることをはっきり言えていれば、そのこと自体が成功です。


失敗したときにすべきこと


失敗を受け入れると書きましたが、失敗した時に心に留めておきたい大事なことを、いくつかあげておきましょう。


  • 失敗を省みる:失敗を受け流さないようにしましょう。失敗や自分のミスについてじっくりと考えます。そうしなければ進歩しません。

  • 適切に自分の責任を認識する:自分が間違ったところを適切に理解し、自分の能力を認識しましょう。

  • 受け入れて、見直す:前進するために、今度はどうすれば違うやり方でできるかを考えましょう。


私は間違ったり失敗したりすることよりも、その後に起こることを恐れていました。だから、ずっと黙ったままで前に進めていなかったのです。結局、間違えることは生産性を向上することにもつながります。


社交術を学ぶ


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私が恐れていたのは、拒否や失敗だけではありませんでした。人と衝突するのが怖いのは、相手に失望されたくないからでもあります。相手が聞きたくないことを言うのが嫌でした。それに、自分の意見を押し付けたくもありませんでした。自分の意見は言いたかったけれど、失礼で嫌なやつにはなりたくなかったのです。この恐怖に打ち克つために、私は以下のような社交性を学びました。

  • 会話の中で意見を伝える:特定の方法で会話を進めるだけで、口調が大きく変わります。米Lifehackerで以前紹介したのと同じやり方ですが、好戦的な態度ではなく、相手の問題を解決しようという態度で臨むのです。友だちの迷惑なところを伝えるにしろ、仕事上の意見を言うにしろ、衝突しようとせずに、意見を伝えることに重きを置きましょう。
  • 親切にする:当たり前のことだと思われるかもしれませんが、意見を言うことに集中するあまり、感じを良くすることを忘れてしまうことがあります。私は、カスタマーサービスの仕事でこのことに気付きました。問題について意見を言うのが嫌だったので、すぐに冷たく愛想のない対応をしてしまっていました(気がついてからもそうしていたので、嫌なやつですね...)。他の人に「もっと感じ良くできるのに」と言われるまで、自分を守るような態度を取っていました。もっと親切にしようという心がけは、とても効果的で、あらゆることが楽になりました。攻撃的になっているんじゃないかと心配する必要もなくなり、楽に意見を言えて、親切になることができました。
  • 言うべきことを選ぶ:私は、まったく何も言わないことと、言い過ぎてしまうことのバランスを見つけなければなりませんでした。思っていることを言うべきだと学んだのは、とても大きな一歩でした。それで、うれしくてあらゆることを口に出すようになったのです。誰かが私の駐車スペースに車を停めていたら「なんで?」と聞き、友だちが少しでも嫌なことをしたらそれを伝え、自分ではすぐにわからなかったら、簡単な質問でも上司に聞いていました。友だちを傷つけ、上司には面倒がられました。そこで、何でもかんでも言うのではなく、言うべきことを選ぶことにしました。何か言いたくなった時は「この状況で言わなければならないほどのことか?」と自問自答するといいです。別の方法や選択肢があり、そこまで重要ではなかった場合は、そのことは忘れてもっと大事なことのためにエネルギーを取っておきましょう。


ここまで来ても、私はまだ本心では人と衝突したくないと思っています。しかし、自分の性格を認め、なぜ人と衝突するのが怖いのかを理解したことで、もっとうまくやる方法を見つけることができました。簡単なことではないかもしれませんが、今回紹介したポイントを押さえていれば、色々なことがかなり楽になると思います。


Kristin Wong(原文/訳:的野裕子)

Images by Brian Hagan, Donnie Ray Jones, Jim Larrison, US Department of Education, majorvols, and Aidan Jones.

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