• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

堀込泰三堀込泰三  - ,,,  06:00 PM

幸運のチャンスは自分で作るもの:メモアプリ『Simplenote』誕生秘話

幸運のチャンスは自分で作るもの:メモアプリ『Simplenote』誕生秘話

150517simplenote001.jpg


何かをメモしたい時、余計な機能がたくさんある複雑なアプリだと、助けになるどころか、むしろ作業の邪魔になることがあります。ミニマリスト向けなメモアプリ/サイトの『Simplenote』は、そんなあなたのために作られました。余分な機能を削ぎ落したその姿は、そっけないのにエレガント。そんな言葉がぴったりなアプリです。

Simplenoteは、「Simperium」(のちに「Automattic」に吸収)の共同創設者であるクリエイターのフレッド・チェン氏とマイケル・ジョンストン氏の学習のためにスタートしました。

アプリの作り方を学ぶ必要があった2人は、自分たちの日常に役立つアプリを作ることにしたのです。完成したSimplenoteは、一夜にして有名になることはなかったものの、少しずつ人気を集め、今や、さまざまなプラットフォームで利用できるようになりました。

有名アプリの誕生にまつわる逸話を紹介する「Behind the App」シリーズ、今回は、Simperiumの共同創設者であるチェン氏とジョンストン氏に、Simplenoteの誕生秘話を聞きました。


── 『Simplenote』のアイデアは何がきっかけで生まれたのでしょうか? あなた自身が直面していた問題の解決策としてなのか、それとも別のきっかけがあったのですか?

2人:2008年、初代iPhoneとAndroidフォンが出たばかりのころ、私たち3人(ジョンストン、エリック・チュー、チェン)はブエノスアイレスに引っ越して、会社を立ち上げました。当時の主な関心事はスマートフォン。Simplenoteを作ることに決めたのは、iPhoneアプリの作り方を学ぶためです。それに、初代iPhoneには検索機能がまったくなかったというのもあって。のちに住所と道案内をパソコンからスマホにインポートする必要が出てきたので、同期機能を追加しました。


── アイデアを思いついたあと、次にした行動は何ですか?


150517simplenote002.jpg


最初はあまり期待していませんでした。複数のプロジェクトに取り組みながら、自分たちのニーズとユーザーからのフィードバックに応じて反復をしていました。やがて、ユーザー数もフィードバックも増えて、これは面白いのではないかと思うようになりました。そこで、ほかのプロジェクトを止めてSimplenoteに集中することにしたんです。


── ターゲットとするプラットフォームはどのように決定しましたか?

Simplenoteは、iPhoneアプリの作り方を学ぶためのプロジェクトとしてスタートしました。それまでは、非常に初期のAndroidデバイス向けのビッグプロジェクトに取り組んでいました。リリース前に自分たちで使ってみたところ、それほどいいものではなくて。小さなチームだったので、iPhone開発に完全に乗り換えてしまうのがいいのではないかと考えたんです。


── もっとも大変だった点は? それをどのようにして乗り越えましたか?

最初の頃は、ユーザー数を増やすのに苦戦しました。1カ月だけPR会社を試してみましましたが、それもうまく行かず。けっきょく、フォーラムに投稿したり、積極的にカスタマーサービスに取り組んだりといった、地道な行動が一番でした。


── ローンチした時はどのような感じでしたか?

最初のローンチの際には、それほどの反響はありませんでした。ダウンロード数は、1日に数十件程度だったかな。そこで、ジョン・グルーバー氏(著名なテック系のブロガー)にメールして、アプリの機能リクエストとフィードバックを求めたんです。やがてグルーバー氏が、ブログ「Daring Fireball」に記事を書いてくれたおかげで、初めての大量ダウンロードを経験しました。そこから急激にヒットしたわけではありませんが、徐々にユーザー数が増えるとともに、少しずつ紹介記事も増えました(ライフハッカーにも載せてもらいました!)。


150517simplenote003.jpg


── ユーザーの要求や批判にはどのように対応していますか?

ユーザーからのフィードバックは常に大切にしてきました。バグに対しては厳しいフィードバックもありますが、それはつまり彼らの生活にとって、メモが重要な役割を占めていることを意味します。つまり、気にかけてくれているからこそ、わざわざフィードバックを送ってくれるのだと自分たちに言い聞かせています。


── 現在は「新機能」と「既存機能」の開発に割く時間の比率はどれくらいですか?

SimplenoteはAutomatticに吸収されたので、今は他のプロジェクトとの優先順位を見ながら進めています。主に取り組んでいるのは既存機能のメンテナンスですが、今後の大きなリリースに向けて余裕を作ろうとしています。たとえば、先日ついに、ずっと出したかったAndroidアプリデスクトップMacアプリをリリースできました。


150517simplenote004.jpg


── Simplenoteの魅力はシンプルさ、スピード、ムダのなさだと思いますが、不要な機能を追加することなく、どうやって「新しさ」を維持していますか?

新しさの維持には大きな困難を伴います。今計画しているのは、コラボレーションに関係する新機能です。でも、今言われたようにSimplenoteの魅力はシンプルさにあるので、そのオリジナルスピリットから離れてしまわないよう十分に気をつけています。また、1年または2年に1回ぐらいのペースでビジュアルデザインのオーバーホールを行うことで、フレッシュさを保つ努力もしています。


── 同じような試みをしようとしている人に、どのようなアドバイスを送りますか?

チェン:Simplenoteはサイドプロジェクトとして始まり、それ以上のものに成長しました。ですから、物事の行方に対しては、常にオープンマインドでいることが大切だと思います。

ジョンストン:これから言うことは、再び新しいプロジェクトに取り組もうと決めた時から、ずっと心に留めてきたことです。定石なんてありません。でも、人と情熱、粘り強さを、自分なりにベストな方法で組み合わせる必要があると思います。あとはやるだけ。途中で幸運に恵まれると助かりますが、その幸運を得るためのチャンスは自分で作り出すもの。いつ訪れてもいいように、常に準備をしておくことが大切です。


Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

    楽しみながら・まるごと撮って・切り出して見る。アクションカメラの新スタイルをスポーツクライミングで試してみた

    Sponsored

    楽しみながら・まるごと撮って・切り出して見る。アクションカメラの新スタイルをスポーツクライミングで試してみた

    楽しみながら・まるごと撮って・切り出して見る。アクションカメラの新スタイルをスポーツクライミングで試してみた

    秋の行楽シーズンがスタート。最近ではアクションカメラでスポーツやアクティビティの臨場感のあるシーンを撮影して、SNSなどで見て・楽しむことが珍しくなくなりました。しかし、試してみたいけど自分でも使いこなせるのか、なかなか1歩踏み出せない人もいるのではないでしょうか? そこで今回、アクションカメラの使い勝手を実際に確かめてみようと、カシオの最新モデル「EXILIM EX-FR200」をポケットに入  11:00 AM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.