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itou  - ,  09:00 PM

1日の中で最も創造的な「スイートスポット」を見つける方法

1日の中で最も創造的な「スイートスポット」を見つける方法

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誰もが「創造性のスイートスポット」を持っています。1日のうちで、最も創造的になれる時間のことです。このことは数々の研究で証明されています。なので、残る質問は、自分にとってのその時間はいつか? になります。今回はそのヒントをご紹介します。

きっとあなたも、創造的なゾーンに入ったと自覚する瞬間があるはずです。その状態に入ると、問題を解決できる完璧なアイデアを思いついたり、先のことを心配せずにただちに行動に移せます。一見、こうした瞬間を再現することは不可能に思えます。しかし、科学は、1日の中で、他の時間よりも創造的になれる時間帯が誰にでもあることを示しています。問題は、自分の「創造性のスイートスポット」をどうやって見つけるかです。以下、まずは科学の成果を概観してから、スイートスポットを見つける方法を解説します。


創造性に関する科学


比較的最近まで、科学は創造性に関心を向けてきませんでした。アメリカ心理学会の演説で、心理学者のジョイ・ギルフォード氏が、創造性は研究に値すると宣言したのは1950年のことでした。つまり、創造性の研究はまだ始まったばかりなのです。そのため、人がいつ創造的になるかについては、複数の異なる理論が存在します。以下、そのいくつかを紹介します。

  • もっとも創造的になるのは、ぼんやりしているとき:これは、解決策を思いつきやすいのは、集中しておらず、脳をさまよわせているときだという考え方です。2011年に学術誌『Thinking and Reasoning(思考と推論)』に掲載された研究は、人は疲れているときに、創造的な解決策を思いつきやすいことを明らかにしました。それは朝かもしれないし、午後や夜間かもしれません。体質によって変わってくるはずです。
  • 酔っていると創造的になりやすい:イリノイ大学で最近行われた研究により、酔っていると創造的になりやすいことが明らかになりました。この考え方も上の例と同じです。つまり、脳をさまよわせているときのほうが、創造的な問題解決が起きやすいということです。
  • エクササイズが人を創造的にする:エクササイズが創造的なひらめきを起こすきっかけとなるという研究があります。体に負荷をかけると、集中がゆるみ、創造的なアイデアが浮かびやすくなるのです。
  • 眠っている間に創造的になる:『Nature』誌に掲載された2004年の研究によると、大きな問題に対する創造的な解決策を思いつきやすいのは、一晩眠って、朝一番で問題を見なおしたときなのだそうです。
  • 創造性はタイムマネジメントに関連がある:2010年に学術誌『Thinking Skills and Creativity(思考スキルと創造性)』に掲載されたある学説は、タイムマネジメントと創造性が互いに利益を与え合う関係にあると主張しています。時間を管理したり、ToDoリストをつくるのが上手な人ほど、創造的な時間を持ちやすいのだとか。つまり、スケジュールをうまく組み立てれば、より創造的になれるということ。これはまさに今私たちが探求しようとしていることです。

これらの研究の共通点に気づきましたか? 意外かもしれませんが、私たちは、「非最適なメンタル状態」のときに、最も創造的になるようなのです。いつそれがやってくるかは人それぞれですが、その時間を把握するのはそれほど難しいことではありません。こうした創造的な時間を活用することが、新鮮なアイデアを思いつく鍵となります。それでは以下、創造性のスイートスポットを見つける方法を見ていきます。


創造性のスイートスポットを把握する分析的アプローチ


上記の情報で、自分の創造性のスイートスポットが見つかる人もいるでしょう。例えば、疲れているときに最高のアイデアが浮かびやすいなら、それがあなたのスイートスポットかもしれません。もしそうなら、このセクションは飛ばして、「時間を賢く使うためにスケジュールを調整する」を読んでください。もう少し分析的にスイートスポットを調べたい人は、このセクションの続きを読んでください。

人はそれぞれ違います。あなた自身の創造性のスイートスポットを見つけるには少し手間をかけねばなりません。まずは、データを集めることから始めましょう。私も、一週間、自分がいつ創造的になるかを調べてみました。そして、そのデータを基に毎日の基本スケジュールを組み立てました。あなたの創造的な仕事は、私の仕事とは全然違うかもしれませんが、とりえず私がやった方法を紹介します。


1日のうちで、創造的な発見があった時間を記録する


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私は1日の大半をコンピューターの前で過ごしています。そこで、タイムトラッキング・ツールを使って、自分が何にどれだけ時間を費やしているかを調べました。さらに、ドキュメントの変更履歴やメモのタイムスタンプもチェックしました。以下、私が具体的にやったことを説明します。

  • スプレッドシートをつくる:上の画像のように、スプレッドシートを開いて、横軸に曜日を並べ、縦軸に時間を30分刻みで書き入れます。後ほどこのシートに、創造的になった瞬間、生産的になれた時間、基本的な日課などを記入します。
  • タイムトラッキング・ツール:タイムトラッキング・ツールを使って、一日のうちで最も生産的になる時間を調べます。私は、生産的になる時間と、創造性が高まる時間が一致するのかどうか知りたいと思っていました。結果はのちほど解説します。まず、『RescueTime』を使って、ソフトウェアの使用状況を調べてみました。このアプリは、私がどのソフトウェアを、どれくらい使用したかを、オンラインのウェブアプリで集計して見せてくれます。今のところは無料版をインストールして、バックグラウンドで実行しています。ここで集めたデータは、一週間の終わりに、スプレッドシートに入力し、集計します。
  • Google Docsの変更履歴:以前から、自分がいつどれだけキーボードをタイプしているか調べたいと思っていました。そして、Google Docsの変更履歴でそれができることを発見しました。あなたも執筆作業にGoogle Docsを使っているなら、メニューの「ファイル > 変更履歴を表示」をクリックしてみてください。画面の右側に、ファイルに大きな変更を加えた日時が表示されているのが見えるはず。1日の終わりに、この変更履歴をチェックして、ひらめきが訪れた瞬間を探してください。私の場合、最高の一文が書けた瞬間や、集中して編集作業を行った時間がそれにあたります。ひらめきの瞬間が何を意味するかは人それぞれですが、自分ですぐにわかるはずです。毎日、一日の終りに、ひらめきが訪れた瞬間を調べて、スプレッドシートの該当時間に「X」印をつけてください。
  • メモにアイデアとタイムスタンプを記録する:この作業は外出先でもできます。ポストイットやメモアプリ、財布の中にあるレシートでもかまわないので、アイデアを思いついたら、メモにとり、時刻も一緒に書き入れます。それが、あなたが問題の解決策や新しいアイデアを思いついた時間です。アイデアの内容はそれほど関係ありません。ただし、必ず新しいアイデアである必要はあります。スマートフォンなら、iOS、Android向けの『MomentDiary』が使えます。このアプリは、メモにタイムスタンプを自動追加してくれます。1週間、このアイデアメモをつけてみてください。ここで集めたデータも、後でスプレッドシートに記録します。


毎日のスケジュールをトラッキングして手がかりを探る

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創造性の高い時間を見つけるのも、この作業の一部です。自分の創造性のスケジュールを知るには、日々の基本スケジュールをよく理解しておかなければなりません。時間だけを基準にして、自分が最も創造的、生産的になる瞬間を見つけるのではありません。ほかの基本的な日課との前後関係にも注目してください。基本的な日課とは以下のようなものです。

  • 起床
  • 朝食
  • 昼食
  • エクササイズ
  • 夕食
  • 就寝

基本的な日課のほかに、影響がありそうな出来事は何でも書き留めておきます。例えば、体調が悪かった、朝の日課をとばしてしまった、用事をこなしたなど、なんでもかまいません。基本的に、普段とは変わったことをしたとき(あるいはしなかったとき)は、何でもメモしておきます。


データを分析し、創造性のスイートスポットを最大限活用するスケジュールを考える

1週間のデータを集めたら、分析できる形に変換します。以下のステップで、データを評価し、創造性のスイートスポットをスケジュールに組み込む方法を探ってください。


創造性に関するデータを集める

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それでは、収集したデータをスプレッドシートに記入していきましょう。創造性は、大きく2つの形で現れているはずです。ひらめきの瞬間と、生産的な瞬間です。この2つを知るために、集めた情報をどのように分析すればいいかを解説します。

  • ステップ1:1週間記録したアイデアメモをすべて集めます。メモのタイムスタンプを見ながら、スプレッドシートの該当する場所に「X」印を書き込んでいきます。このX印が、ひらめきの瞬間を表しています。また、Google Docsの変更履歴で見つけた「ひらめきの瞬間」も、同じように記入します。
  • ステップ2:RescueTimeで、ソフトウェアの使用状況をチェックします。ダッシュボードを開き、グラフを調整して、日別、時間別のソフトウェア使用状況が確認できるようにします。そして、「創造的な仕事に使う」ソフトウェアの使用量が最も多い時間帯を見つけてください。それが、あなたが最も生産的になっている時間帯です。スプレッドシートに戻り、該当する時間帯のセルに色を付けます(上図参照)。あなたが生産的、あるいは創造的になっている瞬間がこの部分に含まれているはずです。
  • ステップ3:スプレッドシートに記入した、生産的な時間、ひらめきの瞬間、それから、日々の基本的な日課、書き留めておいた出来事を概観して、何らかの傾向が見られないか調べてください。例えば、ひらめきの瞬間が、生産的な時間のすぐ後(かすぐ前)に来ているかもしれません。あるいは、昼食の直後に生産性のピークが来ていたり、朝起きてすぐが最も創造的な時間になっているかもしれません。同じく、普段と違った出来事と、創造性、生産性の関係も調べてください。いつもより遅く起きた日は、アイデアがひらめく時間も違っているでしょうか? 体調の悪さは影響を及ぼしていましたか? もしそうなら、そういう日は無視して、体調が良かった日だけを見てください。全体を眺めても何の傾向も見られないなら、もう1週間、データを集めてみます。

私の場合、生産的な時間とひらめきの瞬間は、それほど重なっていないことがわかりました。ひらめきの瞬間は、たいていエクササイズの前後に訪れています。15回中、6回がエクササイズの後にやってきました。7回は、朝9時から昼12時の間で、その多くは午前11時〜11時半に集中していました。では、こうした情報をどう利用すればいいでしょうか? 


時間を賢く使うためにスケジュールを調整する


以前、「考える時間」を確保する重要性についてお話ししましたが、私たちが今やろうとしていることもそれに似ています。つまり、賢く時間を使って、継続的に創造的なアウトプットを出せる環境をつくるということです。例えばそれは、ひらめきを待つために、まとまった時間を確保することかもしれません。あるいは、自分が最も創造的になれる時間に合わせて問題解決に取り組むことかもしれません。私も、ひらめきの瞬間を最大限活用するためにスケジュールを調整しました。まず、基本的にエクササイズを朝10時半に始めるようにしました。エクササイズの後は、近所を散歩して、頭をすっきりさせて、新しいアイデアが浮かびやすいようにしています。

それから、昼食までの間に、基本的なアイデアを考えておき、昼食後にじっくりと取り組みます。その時間帯に最も生産性が高くなるからです。また、Google Docsの編集作業が捗るのは、1日の後半の疲れているときと、朝早くまだ本格的に仕事を始める前であることがわかりました。ですので、編集作業用に2つの大きなブロックを確保しました。午後4時と、朝起きてすぐの時間帯です。

スケジュールは人によって異なりますが、ポイントは、アイデアがたくさん浮かんだ時間だけではなく、そのきっかけとなった出来事にも注目することです。例えば、会議の後で創造性が高まることに気づいたら、すべての会議の後に創造の時間をスケジュールします。疲れていたり、朝のぼんやりしている時間に創造的になれるなら、朝のシャワーの時間を増やしてみます。スケジュールを維持していれば、創造的な瞬間もある程度決まった時間にやってくるようになるでしょう。その時間を有効活用できるよう、準備を整えておきましょう。

創造性は捉えにくいものです。しかし、誰にでもひらめきの瞬間が訪れやすい時間というものがあります。突然やってくるように見えるそうした瞬間が、いつ、どのような条件でやってくるかを理解することが、創造性を活用する第一歩となります。朝のぼんやりしている時間、午後のジョギングの最中、ビールを2、3杯飲んだ後、それがいつかはわかりませんが、創造性のスイートスポットを把握し、毎日のスケジュールにうまく組み込んでください。


Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)

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